食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

春の予感を感じる散歩とEarth Day 2018

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Montreal市と Lava市を隔てる川。この時期、凍っていた川も徐々に溶け始め、雪解け水で川の流れも速くなります。

今日からまた、サマーセイヴィングス・タイムが始まりました。

春は時計を1時間遅くするわけなので、目覚まし時計で目が覚めたら昨日まで6時だった時間が7時になってますので、1時間損するのです。

 

うちの時計は、台所の時計とクロックラジオ、車の時計、電子レンジ、などは手動で1時間遅らせます。

携帯電話やコンピュータなどはそのまんまで勝手に時間を調整してくれています。

月曜に出勤したらすぐに受付のところに置いてある時計を調整しなければいけません。

 

そんな次第で、時計を1時間ずらした今日から、多分夕方も7時過ぎまでかなり明るいはず。

春です。ワクワクします。

 

ワクワクしつつ春の散歩に出かけてまいりました。

 

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Laval市の公園に行ったら、鳥に餌やる夫婦が。

この公園の、このあたりには水鳥に餌をやる親子連れがよく来ているんですけれど、今日はいい年したおばちゃんがコーンを鳥にやってましたよ。

 

袋に入れたコーンを投げ終わって両手を広げて「もうないよ〜」なんて鳥たちに語りかけてるのを見ていると、多分この人たちはこうやって鳥や動物に餌をやって撫でたり話しかけたりするのが趣味なんだろうなあと。

 

文盲率も高いケベック州ですが、こういう点でも教育が今一歩きちんとなされていない土地なのか。

いくら教育されてもそんなことは知らないよ、と好き勝手する人々の心意気そのものは好きなんですけれど、目先のことしか考えられない視野の狭さは時にがっかりしてしまいます。

 

マイケル・ポランでしたっけ、アメリカ人は今やメキシコ人よりももっともっとコーンを消費していて、コーンが光を発するとしたら、アメリカ人の体はメキシコ人の何倍も光っているだろう、、、というような。

こんなところでコーンを鳥にやって、この辺の鳥の体もきっと光り輝いてるだろうな、、なんて思ってしまいました。

 

橋を渡ってMontrealに戻りました。

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並んでるベンチのすぐ先は土手になっていて、土手を降りると水面なんですが、今はまだ凍っています。ベンチの向こうの白い部分は川の表面の氷です。

 

夏になるとベンチに座って川を眺めながらのんびりと、、、、と思いますけれど、実際夏になると、このベンチに座ると目の前は低木の茂みで川の眺めはあまり良くないのがちょっと笑えるところです。

 

もう少しするとどんどん景色から雪がなくなり、雪の下から人々があちこちで捨てたゴミが出て来ます。

キャンディーの包み紙とか、カフェの使い捨てカップとか、タバコの箱とか、犬のフンとか。

日本では年末に大掃除をしますが、この辺では、Spring cleaningと言って、春、窓を開け放っていても凍えないような暖かさとともに大掃除をします。

 

Earth Day 2018のテーマはEnd Plastic Pollution!

Earth Dayは四月二十二日ですが、そろそろ今年もその準備をしなくては。

 

最近やたらとプラスティックゴミに関するプロパガンダヴィデオを職場で見せたりなんだりしていたこともあり、上司が「今年のEarth Dayも何かやる?」と声をかけてくれましたので、じゃ、何かやってみようか、と。

 

具体的にはまだ決めていませんが、Earth Day のサイトを見たら、プラスティック公害を終わらせよう!というテーマで、いろいろなリソースが公開されています。

 

www.earthday.org

 

サイトを見て見ますと、個人として参加したい人、団体として取り組みたい人、教育者として参加したい人、とまず選択肢があります。

私は個人としてもですが、職場での参加を考えているので団体として、を選択しますし、職場での立場は教育者の関わりとオーバーラップするので、教育者としての、という部分も中を見て見たい。

 

とりあえず個人としての参加を選択すると、次のページでは

ステップ1:学ぶ

ステップ2:行動に移す

ステップ3:周りを巻き込む

とあります。

要するに、全世界でのプラスティックの生産量(9.1 billion US tons)と廃棄されている量(6.9  billion US tons)について、プラスティックが健康に及ぼす害(発がん物質やホルモンの働きを乱す物質など)について、プラスティックによる環境汚染(ゴミになって埋め立てられたり海洋に流れて言ったプラスティックが細かく粉砕されて及ぼす環境への害だけでなく、プラスティック生産の際に排出される有毒ガスなども)について学び、この有害な物質への依存をどうにかしてやめましょうと行動へ移し、あなた個人だけでなく、あなたが住んでいる地域や友人、家族にもそれを広めていきましょう、と。

 

ツールキットに列挙されてるリソース・リンクをこちらにもごく一部ご紹介します。

www.nytimes.com

 

youtu.be

個人向けのツールキットの24ページには、あなた個人が日常でどれくらいプラスティック製品を消費しているかを計算するチャートがありますので、自分に当てはまる部分に数字を入れて見て、年間どれくらいプラスティックゴミを出しているのだろうか、と見てみるのも興味深いと思います。

 

アクションが大事なのです

www.treehugger.com

こちらのリンクもツールキットに列挙してある中の一部です。

ゼロ・ウェイストを目指している人々の間ではもちろん実行されている事ばかりですが、考えてみれば、一番楽に始められる事柄ですから、ちょっとだけでもやってみようかな、と思った人なら誰でもできることばかりです。

それにしても、マイクロプラスティックの原因の一つに、洗顔料や歯磨き粉に含まれているツブツブの物質というのが存在するとは、考えたこともありませんでした!

洗顔料にプラスティックのつぶつぶが入っているなんて、、、ねえ?

研磨剤の代わりになるということなんでしょうかね。

スクラブ洗顔料とか、そういう製品に多く使われているようなのですが、そんなの使って肌に本当にいいのか、それもきになるところですね。

原材料のリストをじっと読んでも中身がなんだかよくわからない、という加工製品は買わないのが一番だなあと再確認した気持ちです。

 

Beat the microbead という団体があるようで(ツールキットにリンクがありました)

http://www.beatthemicrobead.org/ProductTable.php?colour=2&country=CA&language=EN

上のリンクを見ると、カナダで販売されている洗顔剤などの製品でマイクロプラスティックが入っているものがリストされています。

カナダ以外の国の製品も閲覧できます。(賛同しているNGOが拠点としている国のリストに日本が載っていないので、日本の製品はこちらでは確認できないと思われます。)

 

あと1ヶ月でEarth Dayです。母の日と同じで、その日だけ愛情を示せばいいってものでは当然ありませんけれど、人々に訴えかけるいい機会です。


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