食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

オレンジ酢と北米のお酢

ちょっと前にゼロ・ウェイストブログのぽこ33さんのところでお見受けした、オレンジを水につけて一晩置いておいた水でのお掃除に影響を受けて、ちょこちょことオレンジの皮を水につけておくように。

 

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でもズボラな私、ある時、つけておいたままうっかり忘れて1週間以上。笑

爽やかなはずのオレンジ水の香りが、腐臭に、、、、。

 

皮を取り出して瓶に入れておけばいいかな、と思いましたが、それもやはり時間が経つと腐臭が、、、、。

 

有機物が入ってる水ですからね、そりゃあ腐りますね。笑

 

煮てしまえばいいだろうと思ってオレンジを入れたままで煮出したものから皮を取り出してプラスティック容器に入れておいたら、それもしばらくしたら蓋が盛り上がってきたので、腐ってガスが出てきたのかなと、トイレに流しました。

 

オレンジの皮から出したエキスを入れた水、、、長期保存はできないのか。

長期っていうより、1週間以上は無理?

 

という次第で、お酢につけて見ました。(しつこい)

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酢自体も掃除に使えるヤツなので、実際にこれはオレンジパワーなのか酢パワーなのか決めかねるところですが、色々掃除に使ってやろうと思います。

 

いや、実際は普段そんなにしっかりゴシゴシと磨いたり掃除したりしないズボラな生活なので、パワフルなオレンジ酢、この1瓶を使い切るのに時間がかかるだろうから、長持ちしておくれよ、、、、という話なんですが。笑

 

洗濯にも使えますね。

うちは洗濯機の仕上げの柔軟剤(体に悪いですからね、使わない方がいいんです)の代わりに酢を使っていますが、これにも使えそう。

乾燥機を使うときには乾燥機用のシート(これも体に悪いですからね、使わない方がいいんです)の代わりに酢を染み込ませた古い靴下を放り込んで静電気を防いでいます。

これにも使えますね。

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いつも家に常備してあるホワイトヴィネガー4リットルボトル。

一本は地下の洗濯部屋に置いてあります。

掃除洗濯に使いがちなホワイトヴィネガーは、どなたかのブログで「海外に売ってる食用じゃないお酢」と書いてあったのを見たことがあるのですが、ちゃんと食用です。

ワインヴィネガーやバルサミコ酢みたいに風味や色がついてなくて格安なので掃除洗濯にも使いやすいというだけです。

 

お酢といえば

北米ってどこもまあ、似たようなもの、、と思っていませんか?

まあそれはそうなんですけれど、やっぱり土地とちで若干の文化の違いというのがあります。

 

移民でできた国々が並ぶ北米ですが、ヨーロッパからの入植者がどどっと押し寄せた当時から、何度も移民の波が押し寄せては引いていき、また押し寄せては、、、という次第で、どどっと押し寄せた人たちの出身地の文化の影響が混ざり合っていて、別の土地へ行くと何気に面白いのです。

 

もちろん、現代では進学や就職などを機に東海岸出身者が西へ、北部出身者が南部へ、親が中西部出身だけど東部へ移住した後生まれたと言う人が西海岸へ、、、、と、あちこち人々が移動しまくっていて、そういう意味での混ざり合いも面白く。

 

お酢といえば(今日のテーマはそこなので)前々から面白いなあと思っていたのは、ちょっと足を伸ばしたよその街(ケベックを出るのを前提に)へ行って、ファーストフードでホットドッグとかフィッシュ&チップスとか売ってるようなところへ行ってフレンチフライズを注文すると、お酢をつけてくれない所が結構あるのです。

 

カナダはどちらかといえばどこでもお酢は出てくるかな、、、、

 

国境を越えてニューヨーク北部とかヴァーモントとかへ行くと、お酢が出てないところって多いように思います。

 

しかもケチャップしか付いてこない時に「ヴィネガーある?」と聞いたら、そのお店の人たちは「え?なに?」「ヴィネガー?何言い出すの?」という反応があります。笑

ヴィネガーを知らないレストランなんか考えられませんから、なぜそこまで不思議がられるのか、と思いますけれど、フライズにはケチャップなんだよ、と言う文化圏なんでしょう。

 

揚げ物にはお酢をかけるのが一番理にかなってると思うんですけれどね、ケチャップって、、、気持ち悪いですよ、、、、慣れの問題か。笑

 

いつも揚げた芋にかけるのはモルトヴィネガーですが、道端のカスクルート程度のところで出てくるのはホワイトヴィネガーでも大丈夫。ないところもあると思えばあるだけマシ。

 

ホワイトヴィネガーは風味がついてないぶん、何にでも使えて便利といえば便利ですね。

掃除に使うとお酢臭くなりますけれど。笑

 

日本なら米酢が主というか、最近でこそいろんな外国の酢が入っているようですが、ボトルのサイズや値段から言っても在来種で一番普通に買えるものは米か穀物酢だと思います。

 

米酢は昔は中華街で怪しい日本ぽい(でも日本では見たことのない)ブランドのものを買うことができただけでしたが、最近ではどこでも日本の有名ブランドのものが割と簡単に見つかるし、北米のお酢会社が作ってるライス・ヴィネガーも割と手軽な値段で買えます。

ただ、「スシ」が一般化した現在、お酢だと思って手にとって確認せずにカゴに入れて支払って持って帰ってきたものが「スシ酢」だったりする可能性がありますので、くれぐれもご確認のほどを。

 

庭やドライブウェイの端っこのコンクリートタイルの隙間から出てくる雑草類にはお酢をかけると除草剤になります。なんて便利なんでしょう。 


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