食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

仕事中や公共の場でのマナー、マナーって何?

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週末はなるべくなーんにもしないで庭でのんびりBBQとか、日向ぼっことか、そう言う時間の過ごし方を楽しみたい、、、、と切に願います。

 

今週末は両日とも朝は15度くらいと涼しくて庭掃除日和、午後は気温が上がってBBQ・日向ぼっこ日和でした。

 

本当は朝の涼しい時間にバイクライドとか入れたいんですけれど、メープルの木々がタネをばらまく時期だし、畑の支度も進めたいし、、今週は庭仕事優先。

 

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道路側のうちの敷地には、メープルの大木が一本あり、春と秋には掃除をしてもしても次から次へと落ちてくるものあり。

カナダの通貨をメープルの種に変更してくれたら我が家は大金持ちになるのになあ。

 

土曜の朝 張り切って溜まっていたタネと花びら?を掃除すること2時間ちょっと。

両隣が庭仕事を極めるタイプなので、うちだけいい加減で放置状態だと、タネが隣にも飛んで行って迷惑かなと、頑張って両隣の前の道も掃除しましたよ。ああ疲れた。

 

で、日曜の朝表に出てみると

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土曜日のあの2時間ちょっとは何だったのか、と天に怒りを投げかけたい。

木の枝を見たらまだちょっとタネが残ってますからね、今日は、これ無視して畑の草むしりに時間を使いましたよ。

 

今これを書いている時点で、右隣さんがブロウワー取り出してきて掃除始めてます。

うるさいなあ、、、(週末はこう言うモーター系を取り出して庭仕事をする人たちがあちこちにいて、結構うるさい)とも思いますが、このタネの掃除、箒でマニュアル・レイバーで処理する大変さもわかりますから、我慢してあげましょう。笑

 

モーター系の道具、夏場はやっぱり草刈機やヘッジ・トリマーとブロウワー、そして大工仕事で使うサーキュラーソーなどが多いでしょうか。

うちは草刈機は手で押して回転式の歯で刈るやつなのですが、エッジを処理する奴は去年電動のを買ってしまいました。 

ヘッジ・トリマーというのは 家の敷地の境界線に植えてある植え込みというやつを綺麗にトリムする機械です。私は今の所バカボンのパパの気持ちになって大きなハサミみたいなのを使って切っているせいか、うちの植え込みはかなりラフなのです。

 

週末になると、これらを使って各々庭のメンテナンスを始めるご近所さんたちですが、こういうモーター音を響かせてメンテナンスをしても良い時間帯は自治体で取り決められており、うちの界隈は多分朝7時から夕方6時とか、そういう感じ。

上司が住んでいる地区では最近週末は夕方4時までになったとか。

休みの日くらい静かに過ごしたい派と休みの日にしかメンテナンスできないんだよ派が熱く議論した結果の夕方4時だそうです。笑

 

 
マナー感覚という感覚

職場には学生がインターンとして常に一人か二人通ってきています。

若くて学ぶことに燃えてて、経験を積むことに喜びを感じている素直な人たちは、一緒にいても爽やかで頼もしく、たまに世代の差を感じるのもまた楽しくて。

日本で成長し、日本で「責任感」とか「公共のマナー」を躾けられた私。

北米に住んでかなり日本的な基準とずれてきていますけれど、やっぱり若い子の感覚と違うなあと感じるときは「これは世代の違いか、文化の違いか、どっちかな」と決めかねることもあります。

移民の多いところだけに、出身地の感覚をそのまま持ち込んできてしまって周囲と軋轢の絶えない方とか、移住先の感覚が理解できなくて悩んでる方とか、いろんな方がいますので、自分の感覚が正しい!と思い込むことも危険だし、自分の感覚はこの土地では否定されてしまう!と思うのもちょっと違うと思うので、このあたりは柔軟に折り合いをつけていくしかないのだと思います。

 

仕事上、あらゆる理由で社会性に欠ける方とか生活力や仕事を保持するスキルに欠ける方などに「良いお手本」を見せたり、社会的に受け入れられるアプローチを提案したりもしなければいけないので、上司や同僚だけではなくて夫や夫の同僚、友人や知人などとも「何が受け入れられるのか、何が求められるのか」はよく話題になります。

 

スマートフォン

北米では学校でも職場でも日本のマナーのレベルよりもかなり許容されていると言って間違いないでしょう。

 

電車の中で携帯でおしゃべりしちゃいけない、っていうこと自体理解できない、そういう環境です。

日本では今でも電車の中で携帯でおしゃべりはマナー違反ですか?

 

職場でのミーティングなどの時に携帯がなると、「邪魔が入った」という印象はあるのですが、その電話に出ること自体はマナー違反ではないと思います。

ただ、ミーティングで大勢いる最中通話をするのは邪魔なので普通の人は大概その場を離れます。

電話が緊急でなければ出ないというのはありますね。

 

かける側は相手の状況がわからず、電話に出られない状況かもしれないから、と電話を避けてテキストメッセージで済ませる、という選択をする人は大勢います。

会話中、ミーティング中、授業中などに、メッセージの着信音があちこちでなっても、スマフォの持ち主は特に恥ずかしそうにしたり申し訳ないと感じたりはしないよう。

メッセージ着信自体をマナー違反だ、と思う風潮はないと思います。

 

病欠などを職場に知らせる時、私はいつも上司の携帯に電話、もしくは上司が仕事じゃない日には同じ日に出勤予定の同僚の携帯に電話して欠勤を知らせていましたが、先日上司から「テキストメッセージで知らせてくれ」と言われました。

 

 

仕事場での私用電話

延々と喋ってて仕事をしない、というなら問題になるんでしょうけれど、職場で家族などと私用電話をすること自体がいけない、という感覚はないと思います。

 

私は電話で喋ること自体があんまり好きではないので、夫から「今日の夕方**にディナーに招待されたんだけど、いく?じゃあ、*時に現地で待ち合わせでいい?」などという電話が来ることはありますが、そこで何か相談して決めなければいけないことがある場合などは電話で延々とああでもないこうでもないと喋るのが嫌なので「じゃあそっちで決めて適当にやってよ」と長電話を避ける傾向にあります。

 

でも上司は堂々と「あら、**へのギフトまだ用意してなかったかしら、それなら***のお店のギフトカードでも買ってあげたらいいんじゃない?**はあそこでよく買い物するし。え?ああ、そうねえ、、、うんうん、、そうねえ、それもいいわねえ、、」などと延々会話してたりします。

でも彼女がどれほど私用電話してようと私には関係ないというか、彼女の業務責任を果たしてくれていればそれだけで十分です。

 

もちろん業種にもよるし、忙しい時期には電話してる暇なんかないでしょうから、そこらへんは自然にコントロールが効くのではないかと。

 
仕事場での無駄話

うちの職場では、上司が一番無駄話好きな人です。

職場での人間関係がギスギスするよりは、ちょっとしたおしゃべりをして仲良く楽しくやってる方がいいですし、まあ仕事してるなら問題ないかと。

そう思うと、買い物に行ってレジでスタッフが無駄話してるところに遭遇しても「客を無視してダラダラと無駄話しやがって」的な発想にはならず、まあ仲良く働いてるんだなと思う程度。

お客のことを覚えていてくれて、顔を見るとよもやま話を始める店員なんかも結構多いです。

急いでる場合などは早めに切り上げなきゃ、と思うので面倒臭いですけど、こういうのはマナーじゃなくて、人それぞれの性格というか、「今日はこれから出かけるので」などと言うとパッと気がついてくれて話を切り上げてくれる人か、「あら、いいわね、どこへ?あら〜私もねえ、、」なんて次の話題が始まってしまう人(こう言うタイプの人の方が多い気がしますが)か、、、。

 

お喋り好きな人って結構多いなあと感じますね。

 

マナーってなんだろう

こうやって書いていると、私が住んでいる世界はダラダラ適当にやっててもいいような、マナー無しなところみたいですけれど。

でも実際に、「こう言うことは禁止」と言う禁止事項はあんまり感じられない。

 職場だったら、業務をこなす、という前提があって、それができているならあとはそれぞれの人の判断に任されている部分が大きいような。

 

マナーと言えるのかどうかわかりませんが、仕事かプライベートかに関わらず、上司か部下かに関わらず、他人には丁寧に、フレンドリーに、敬意を持って接することが求められているというのは、実は日本での社会よりもずっと強く感じます。

 

カナダの人たちにとっては「良い人」であることがかなり重要。


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