La Tasse (The Cup)
Montreal市のVilleray地区のÉco-Quartierと地域のカフェのネットワークが導入した、使い回しできるコーヒーカップシステム、La Tasseが八月三十日から開始されるそうです。
どういうシステムかというと、お客さんはネットワークに参加しているカフェやÉco-Quartier Villerayにて5ドルのデポジットを払って使い捨てではないカフェ用のカップを入手でき、これを持ってカフェで持ち帰りのコーヒーを買えるのです。
そこまではよくある、カフェで売ってる再利用可能なカップと同じなのですが、違うのは、このカップ、ネットワークに参加しているどこのカフェでも
- 持参したカップをそのまま使ってコーヒーを買える
- 持参したカップを返却してデポジットを返してもらえる
- 持参したカップをきれいに洗ったものに交換してもらえる(カフェはそれを食洗機で洗って次のお客さんに使う)
誰かが使ったカップを洗ったやつが自分に回ってくるのはちょっと気持ち悪いわ、、と思ったそこのあなた、ちょっと立ち止まって考えて見ましょう。笑
使い捨てカップなどなかった時代は、どこのお店に行ってもお店で飲むコーヒーや食事は普通の食器やカップに入っていて、お店がそれを洗って次のお客に使うのは当たり前でしたね。
持ち帰りのコーヒーでもそれをやるというだけです。
ただ、お客さんが持って帰っちゃうわけなので、デポジットをもらうと。
同じお店のみで使えるというのではなく、ネットワーク内ならどこでも使えて、中を洗う暇がなかった場合は洗ったカップに変えてもらえる。
忙しい消費者の生活に合わせてくれてますね。
このネットワークが広がれば、住んでいる地区のカフェでコーヒーを入れてもらって出勤し、仕事の休憩中に職場付近にある別のカフェにカップ持参で赴き、新しいカップにコーヒーを入れてもらって持参したカップは返却する、、、なんていうこともできます。
Villerayは北はハイウェイ#40から南はJean-Talon E. まで、西はAve. Casgrainから東はGarnier(1ブロックだけFabreまで)まで。モントリオールは右上がりにぐいっと傾いている島ですが、島の中の地図は実際の方位ではなくて川に平行に走る通りを東西、島内部へ向かって川から離れていく通りを南北に走る通りと見立てて使う習慣なので、住んでいない方にとってはおかしな表記ですけれど、頭を左に四十五度ほど傾けてこの地図をご覧になればわかりやすいかと。笑
小さな範囲なのですが、Jean-Talon Marketにも程近いので、近い将来範囲を拡大してもらえたら、利用者もグンと増えそうです。
詳しくはこちらの記事でどうぞ。(英文記事は見つけられませんでした。)
Miyoko Schinnerのニート・ボール!
アメリカのVegan料理人で有名な人は色々といらっしゃいますが、この方はかなり昔から活躍していらっしゃいますね。
PBSで番組も持っていらっしゃるそうだし。
私はYoutubeで見ただけですが。
彼女のチーズ製品、アメリカに住んで入ればお店で買うこともできるみたいです。
このミヨコさんの本を図書館で見かけたので、借りてきまして、夕方「ご飯どうする〜?」という会話になったので、冷蔵庫にあるもので作れそうな、このニート・ボールを作って、トマトソースに入れてミートソースパスタのヴィーガン版にして見ましたよ。
冷蔵庫に残っていたエノキも刻んでいれて見ました。
ご飯とレンティル、オートミールとマッシュルームがどどんと入ったニートボールは、つなぎにパン粉を入れるか粉砕したクルミを入れるかお好みで、、とあり、私はクルミを入れて見ました。
クルミじゃつなぎにはならないから、大丈夫かな、と思いましたが、ミートボール状にしてオーブンで焼いたものなので、崩れることはなく、トマトソースに入れてかき混ぜる時にちょっと崩れたものもあったみたいですが、盛り付けてからも一応「ミートボール」の形状を維持。
別にミートボール型に成形しなくても、ベジバーガーとしてグリルしても大丈夫かと思います。
ちなみに36個ぶんというこの分量ですが、ゴルフボールくらいかなあ、と適当に丸めていったら29個しか作れませんでした。
これより小さいボールにするとちょっと崩れやすいというか、扱ってるうちにボロボロっと溢れてきて無駄になるぶんが増えるような気がするのですが、、、。
ミヨコさんのチーズにも挑戦してみようと思います。ワクワク