食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

カナダの携帯はどうなのかという話

去年コンクリートの床に落として画面がバリバリに割れ、機械自体も反応が鈍くなってきていた携帯電話をついに買い換えました。

 

最近こういう買い替えが続いててゲンナリですが、画面の真ん中に黒いシミが広がってて文字も番号も見辛い携帯を持ってて日本で途方にくれるのは嫌だなあと。笑

 

新しい携帯はケースと画面の保護シートをつけて、こんなことにならないように気をつけましょう。

 

携帯電話のゴミって本当に気になります。

エレクトロニクスって大事にしてても、落として半分壊れたのを何年か使っても、やっぱり回転が早い。

 

しかも今までの携帯に入っていたSIMカードを取り出そうしたら、うんともすんとも出てきません。

 

このSIMはこれの前の代の携帯に入っていた若干大きめなミニSIM を自分でナイフで切ってマイクロのサイズにしたもの。

 

なのでどうしても端がまっすぐではなくて、ちょっとギザギザっとしていたのです。

定規を当てて頑張りましたけどね。笑

 

アイルランドで3のSIMを買った時も、この自分でサイズ調整したSIMを取り出せる自信が無かったので、お店のお兄さんに「買ったら入れ替えもやってもらえるよね?」と支払う前に言質をとって押し付け、お兄さん汗かきながら「出てこない〜、どうなってるんだ〜」なんて頑張ってくれたのでした。

 

3で入れてもらった既製品の、機械でスパッと切り取られたSIMを取り出すのは一発でしたからね、やっぱり自分で切ったのは切り目が歪んでたりしたのでしょう。 

 

そんな次第で今回は仕方がないので新たにSIM買ってきました。

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Micro SIM買わなきゃと売り場に行ったら Multi SIMしか売ってなかった。笑

 

10ドル(+税15%)でございましたよ。

 

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クレジットカードサイズの昔のSIMサイズ、ミニ、マイクロ、ナノ、に対応するからMulti なんですね

お金も無駄ですが、こんなでっかいプラスティックゴミを買うのはやっぱり抵抗ありました。

 

携帯のサービス会社に電話しまして、アクティベイトの手続き開始。

 

古いほうの携帯で電話してPCモバイルのお兄さんの指示通りにあれこれ番号を読み上げたりしていたのですが、新しいSIMと携帯の情報を入力された時点で、前のSIMは使えなくなるのは知っていましたが、会話の途中でブチっと切れてしまったのでビックリでしたよ。

 

通話中に自分の頬骨で変なところを触ったのか?とも思いましたが、通話に使っていた携帯の画面を見ると、「ネットワークにつながっていません」の表示が。

 

会話の途中なのに切り替えたんですかお兄さん?

 

ブチっときれた直前の会話は

「新しいSIMは新しい電話に装着してある?それともまだ?」

「まだなんですよ、これ切り取るのにナイフが必要なのか、どうすべきなのか聞いてからにしようと、、ブチッ!

という感じでした。笑

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裏側を見ると、ミニ、マイクロ、ナノ、自分の携帯に対応するサイズに合った大きさのカードを切り離せば良いのですが

 

ひょっとしたら手で押すだけで外れるかもしれない、とマイクロSIMのサイズの部分に親指当てたら、拍子抜けするほど簡単に小さなSIMがボロッと外れ、その上勢い余ってナノのサイズの部分(SIMの一番中心がナノで、その周囲にもうちょっと大きめなマイクロのサイズの黒い部分がありますが、ここが外れる設計)まで外れそうになったのでかなり焦りました。

 

 

今回の機種はSIMカードを入れるスロットが見えるような作りかと思ってましたら、やっぱりスライドして入れるタイプ。

これ、今回入れたのを取り出して外国のSIMを入れたりなんややってると、マイクロとナノの差異分がボロッと外れてしまいそうな予感です。

 

 

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電話が切れた後、自力で旧携帯から新携帯へ乗り換え作業。画面には購入時の保護シートがまだついてます。笑

 

カナダに短期滞在の方に便利なのは? 

前回 日本の携帯電話や通信サービスの悪口を書きましたが、じゃあカナダに短期で遊びに来る旅行者はどう感じるかしら、と。

 

アイルランドの3みたいなサービスは聞いたことありませんから、多分ないんじゃないでしょうかね。

 

こちらのサイトで旅行者にオススメ、とあるのがPCモバイルなんですが、これ、私が使ってるサービスです。

 

toomanyadapters.com

 

携帯電話で通話、ほとんど使わないので、本格的なサービスはお金とサービスの無駄。

 

じゃあなんで携帯持ってるの、って思いますが、「電車が止まったからちょっと遅れる」とか「今日は休む」とか、そういう連絡を上司や同僚が携帯に送ってくるんですよね。

 

たっぷり使わないけど無いと困る、程度。

 

 

故に 月極めの契約はせず、Pay as you go、 Prepaidサービス です。

 

PCモバイルの場合は15ドルで30日、25ドルで 60日クレジットが有効です。

Top Up - Prepaid | PC mobile

一回の通話料金は25セントか35セントだか。私は通話頻度が低いのでここら辺はどうでもいいのです。笑

クレジットの有効期限を過ぎてしまうと残高は0になるので、期限内にクレジットを追加しなければいけません。

旅行者で30日以内にカナダを去るような場合は放置すればいいだけですけれど、住んでてずっと使い続けてる場合は、クレジットが残ってるのに期日を過ぎて0になってしまう、というのはやっぱり嫌なもの。

なので私は100ドル払えばクレジット期限が 365日というのを使って、年に一度忘れないようにお金を追加しています。

12月初旬現在のクレジット残高は135ドルちょっとで、クレジットが切れるのは来年の2月初旬です。ね、あんまりつかってないでしょう。

 

旅行者がこのサービスを使うとしたら、SIMカードの購入に10ドルプラス購入した州で適応される消費税が加わった金額、そして滞在日数に応じた期間有効なクレジットを買えば良いので、例えば30日滞在予定の方なら25ドル+消費税ですね。

 

ただ、ネットも使いたい、電話も頻繁に使う、という場合は通話ごとの料金とデータ通信のサイズと金額を考え合わせると、結構高くなるのかもしれません。

 

PCモバイルはカナダの大手の一社であるBell Canadaのネットワークを使っているので、カナダ全土で普通に携帯が使えるところならだいたい使えるはずですし、LTEとか4gとかなんやかんや色々大丈夫です。(まあ詳しいことはご自分でお調べあれ)

 

ゴミの量としては携帯を一切所有しないで生存している夫に比べたら、現在までに何台か携帯ゴミを出している私、偉そうなことはあまり言えませんが、携帯という代物への投資の総額で言えば、実際2003年からずーっとPay as you go、最初の一年こそ30日周期でたまにトップアップし忘れてクレジットを無くしてしまったりしましたが、そのあと会社を変えて今のPCモバイルになって、仮に10年としても、年間100ドルですから、出費は1000ドルです。(でも電話代だと思うとやっぱり勿体無いなー)

 

 

上にリンクした記事にもあるのですが、巨大な土地に少人数の国民な国カナダですので、こういうサービスは生き残るのも大変で、存在する少数の会社が独占状態。値段は決して消費者にお得ではありません。

 

カナダにおいでの方々はどうなさってるんでしょうね。 

 
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