ヴィーガン外食、第2弾はラーメン。
場所は銀座。
この界隈なら東京駅などに有名なヴィーガンのラーメン屋さんがあるので、そちらに入る事になるだろうと思っていましたが、飯時前後の行動予定のため、便利なこちらのお店へ。
九州じゃんがらラーメンというお店。
ラーメンは、ヴィーガンメニューが一つあり、他は豚骨で肉好きな同行者も喜ぶ便利な展開です。
私が頼んだのはヴィーガンラーメン。
お店の雰囲気もお店の方の接客も出てくるタイミングも全てよくある感じのラーメン屋さんという感じで、久々のラーメン屋さん、ワクワクしました。
出てきたラーメンは、ラーメンらしく塩分が気になる濃い味のもので、麺は美味しく、汁は、自分の好みとはちょっと違う感じでしたが、ここら辺は好みの問題ですね。
残念だったのは、湯葉の味付けが、なんだか甘くって、汁に合わない感じでした。
まあ全体的にこれは単なる個人の好みの違いですけれど。
この場所にあってくれてありがとう、とやっぱり嬉しいお店でした。
ヴィーガン専門のお店ももちろん嬉しいんですが、肉食の人と一緒に入れるって、やっぱりありがたいです。
歌舞伎と外国人観光客
銀座にいたのは、歌舞伎を観に行ったため。
東京に住んでいるときは、券を買わずに当日行って、四回席で五百円とか払ってお話を一つだけ見たりしていましたが、以前夫とそれをあてにしていったら長い長い行列で、諦めて帰ったことがあるので、今回は夜の部の券をネットで購入していざ参上。
以前、イギリス人の友人を連れていった折には、イヤホンガイドなるものがあったな、と覚えていたので、当日、イヤホンガイドのレンタルのところで、一つは英語、一つは日本語でください、と言いましたら、なななんと(歌舞伎風に読んでくだされ) 現在英語での音声のガイドはやっておらず、字幕ガイドのみになりますと!
イヤーな予感がしましたが、やっぱり、字幕ガイド、文字を追っている間に舞台で俳優が見えを切ってググッとやっていたり、なにかと見逃す事になり、大変不便だったそうです。
初めて見る異国の、聞いたこともないお話を、字幕で時代背景だの侍の作法だのの解説を読んで、その上セリフの意味合いなどまで読んで、さてと舞台を眺めたら、見どころの所作は全て終わってて、、、と、残念です。
これを見て、よくわかんないや、まあいいや、と思われてもしかたないです。
幕間にトイレや売店周辺などうろうろして見ましたら、夫以外にも見るからに日本人じゃない人たちがほんの一握りいらっしゃいましたし、中にはアジア系でぱっと見ではわからない方もおいでかと。
でも、わざわざ音声ガイドを製作する経費をかけるほどじゃない、、ということなんですかねえ。
これにはがっかりでしたよ。
笑える場面でも笑っていない夫を横目に、歌舞伎のジョークを瞬時に日本人以外にも笑えるものにできる方も少ないだろうし、経費ばっかりかけてもいられないんだろうし、だいたい空席が結構目立つお正月の公演だったし、日本の伝統芸能、難しいのかなあ、と、複雑な思いでした。
一方、年配でお洒落してて如何にも通!という風貌のおばさま方が、帰り際にゾロゾロとイヤホンガイドを返却してデポジットの千円札をひらつかせてご退場なさってるのを見るに、、、やっぱり耳で聴けるガイドが良いんじゃん、と。
面白い伝統芸能ですから、上手に生き残って欲しいと思います。