猛暑の訪れ
夏休みに遊びに行ったイングランド&ウェールズは、私たちの滞在中、だいたいにおいて快適な気温でした。
快適な気温とは私の場合、最低気温が15度ちょっとくらいで、最高気温が20度程度。
これくらいだとちょっと羽織るものが欲しいこともありますが、歩き回っても汗を掻くことなく、登山とか散歩でちょっと長時間動き回っても熱気でぐったりする心配がありません。
滞在中ほんの1、2日ほど最高気温が24〜25度くらいまで上がるらしい、と言われた日がありまして、ちょうど登山予定のその日にはB&Bの主が心配して余分に水を携帯していきなさいとプラスティックボトル入りの水を持たせてくれたり(いやー、水筒に入れて!と思いましたが貸してくれる水筒などない模様で)
木陰になるような気が全くないような山を延々と登るのは今回初めてだったので、熱射病にならないようにと水は自分の水筒に入れたのもたっぷり持参しました。
滞在後半にも猛暑の予感でちょっと気温は上がり気味でした。
曇り時々小雨なマンチェスターという印象とは大違いでお日様サンサン、良いお天気。
泊まったマンチェスターのゲイビレッジにあるホテルは、防音のための二重窓を閉めると風なんか通らない作りの部屋で、涼しさを取るか安眠を取るかでうちは涼しさを取り。日光が燦々と差し込む大きな窓のほんの2割くらいしか開放できない作りは、元々が暑い夏というのがほぼない国ならではでしょうね。笑
でもそれ以外はいつも快適。
いいなあこの国。しかも冬も温暖だし。
私たちが出国した翌日から最高気温35度の猛暑が訪れるという天気予報で。
猛暑開始ギリギリで英国を出て、その前の週猛暑が去った後のモントリオールに戻りまして、やー、うまいことやったな、なんていい気になっていましたら、帰国後数日してモントリオールにもまた猛暑が。
逃げられるものではないのですね、自然の猛威。
ホテルやお宿と違って自宅ですから、好きなように暑さ対策をして、窓を開け放して、暑くて眠れなさそうな夜は一階の居間で寝たりして過ごしました。
が、
暑いだろうなー、と肌モロ出しの猛暑対策的寝間着を着て一階で寝るか上に上がるか、、と思っていたら、日がくれた頃から風がひやっとするようになったのですよ。
で、先週の半ばくらいから、夜9時くらいからすでに、表で鈴虫が鳴いてます。
夏が終わりを迎えそうです。
もう「ああ、夏よさようなら」という雰囲気。
日本では夏本番は8月ですが、こちらでは8月が秋の始まりです。
でもでも、まだ始まったばっかりな8月、すでに秋を感じるとは!
それでもまだ寒くはないこの時期、夏の気分の名残をたっぷり楽しまなければ。
オレガノ収穫
旅行に出るちょっと前に広がりすぎたのを選定するために刈り取ったオレガノを軽く水で洗って干しておきました。
新聞紙に広げておいたものや、日本で随分前に「野菜を干す」のが流行った後に安く売られていた青いネットの中に入れて干したものなど。
オレガノは地面に植えたらみんと同様、毎年ぐんぐんすごい勢いで拡大していきます。
ケベックは北米の園芸ゾーンでいうゾーン5なんですが、このゾーンだとローズマリーや紫蘇などは冬を越せませんけれど、オレガノとタイムは毎年戻ってきてくれるのです。
でも最初は喜んで拡大させっぱなしだったんですが、どんどん他の植物を侵食するので今年は大幅に刈り込み。
生のままペストにしたりトマトソースに入れたりして使いましたが、面倒臭くなった分を乾燥さました。
でもね、乾燥させたらさせたでそれも面倒。
広がったまんまだと家の中が雑然として落ち着きませんし、ホコリやゴミが入っても嫌です。
ということで庭の物置の棚に置いたり天井からぶら下げたり、視界から除去したら、すっかり記憶からも消えておりました。笑
そろそろ収穫しないと匂いも薄くなると思い、昨日半分、今日残りの半分を茎から外して瓶詰しました。
この作業も室内でやると床の上やテーブルがオレガノの粉塵で後始末が面倒くさいですので、風のない天気の良い今週末はちょうどよかった。笑
もうちょっと生産的思考の持ち主であれば、うちの庭のオレガノから収穫できる乾燥オレガノはこの5倍はユウにあるんですけれども、私はこの2瓶でエネルギー切れです。
これで多分半年から9ヶ月くらいは持つと思うので、それくらいあれば十分。
店でこの瓶の半分くらいの大きさの瓶入り乾燥オレガノがだいたい2ドルから3ドルくらいで売られているので、お金に換算しても大した節約にはなりませんけれど、うちの庭で取れたものですから、無農薬で地元産、しかも私の労働をへて瓶詰めされてますからね、フェアトレード(トレードしてない)です。
木陰でポッドキャストを聴きながらこういう作業をするのも、ふた瓶分くらいまでなら楽しいひととき。笑
この後、冒頭の写真右手の、根っこが出始めてる小さな葉っぱを鉢植えに植えましたよ。名前も知らない観葉植物ですが。