休みの日の朝ごはんに、たまに作る豆腐スクランブル。
こちらに普通に売られている extra firm tofuと言う硬めの豆腐を使います。
soft や mideum などでも試みましたが、今現在はextra firmに落ち着いています。
日本の豆腐で作るなら、木綿豆腐をしっかりしっかり水切りして作るのが良いかと。
こちらのソフト豆腐を絹ごしどうふみたいなもの、と言う方もいらっしゃるのですが、私としては、絹じゃなくて充填豆腐により近いのではないかな、と。(充填豆腐そのものも存在しますが)
それよりはちょっと硬いですけれど。
スクランブルにする場合、指やフォークで崩してから炒めるのですが、extra firmだと水分が少ないため、まとまりがなくボロボロするのでよそいにくいし食べにくい。
そこで豆乳を入れてみたり、フラックスシードに豆乳を合わせてとろっとさせて合わせてみたり、色々小細工を試みましたが、今回気まぐれに冷蔵庫に残っていたGreat Northern Beans をおたまで二すくいほど入れてみましたら、豆のトロトロ加減でなんとなくまとまって食べやすくなりました。
味そのものは、豆の甘さが加わるので好き嫌いが別れるかとは思いますが、私はこれ、結構好きでしたね。
でも普段よりちょっと塩を効かせた方が豆の甘みが引き締まるかも。
豆腐スクランブルは週末の朝限定(平日は朝からそんなことやってられない)ですが、食べきれなかった分は翌日また青菜を炒め合わせて見たり(冒頭の写真)それでも残ったものはご飯の上に乗っけて食べたりもします。
ヴィーガンマヨを合わせてエッグサラダ・サンドイッチっぽくしてもいいかなと思ってるんですが、まだそれは試してません。
基本の豆腐・スクランブルの作り方
- extra firm tofu 1パッケージ(だいたい400グラム前後)
- 玉ねぎ 好みの量を1センチ角切り
- ニンニク 粗みじん切り
- マッシュルームなど好みの野菜を好みの切り方で
- あればブラック・ソルト 小さじ1杯 (なければ普通の塩)
- ニュートリショナル・イースト 大さじ1杯
- ターメリック 小さじ半分〜1杯
- 豆腐はフォークやポテトマッシャーで潰す。友達Pは包丁でサイコロに切ってますが私は潰した方が好み。
- 調味料はあらかじめ合わせておく。
- フライパンを熱し、植物油をしいて玉ねぎを好みの加減(私はほんのりきつね色)まで炒め、好みの野菜もここに追加して好みの炒め加減にしておく。
- 豆腐を入れて全体に混ぜながら火を通したら調味料を入れて全体にしっかり味が行きわたるように混ぜて出来上がり。
ブラックソルトは豆腐なのに「卵っぽい」風味がつくので使いますが、高価だしどこにでも売ってる訳ではないし、なくても良いです。
ヴィーガンの方はこれがあると、卵を思い出して嬉しいかも。
私は嬉しかった。笑
このエントリーを読んで思い出しましたが、以前私はニュートリショナル・イーストが嫌いだ、と書いていましたね。
ヴィーガンになって最初に購入したニュートリショナル・イーストがあまり好みではなかったので、「こんなの美味しいと思えない」と思っていたのです。
でも豆腐・スクランブルには入れないとちょっと味が豆腐すぎるので地道に使い続け、なくなったので別の店で別の製造元が出してる物を買ってみたら、そちらのは悪くなかったのです。
今でも「ニュートリショナル・イーストの風味が好きです」とは言えませんけれど、これならレシピに「大さじ1」とあれば躊躇なく入れられる、、という程度になりました。
欧米のヴィーガンのクックブックなどを見ると、ヴィーガン向け常備食品としてニュートリショナル・イーストが紹介されていることがよくあります。
で、よく見かけるのが「チーズっぽい」「チーズの代わりに振り掛けると美味しい」などという説明。
でもこれ、「嫌い」ではなくなった私ですがやはり言わせていただきたい。
ニュートリショナル・イーストの風味は、チーズっぽくはありません。
ちなみに最初に購入したのは、スーパーマーケットなどでオーガニックのコーナーなどにガンガン陳列されているBobさんブランドのもの。
どこにでも出回っているからあれを買って「まずい!」と思う人って多分私だけではないはず。笑
あのブランドは健康FAD系の食材はどんどん取り入れて商品ラインナップを広げてますから、「最近流行ってる***ってどんなんだろう」って手を出す消費者も多いはず。
パッケージも分厚いプラスティック・バッグだし、私はあそこのブランドはとことん避けています。笑
ニュートリショナル・イーストは旨いものとは思えませんけど、マーマイトはたまに欲しくなります。それこそ不味いものと定評がありますが、所詮嗜好は理屈じゃないのです。