ものすごーく久しぶりに、いなりずし作りました。
寿司飯をこしらえたのもものすごーく久しぶり。
寿司飯自体好物じゃないから、それこそ美味しくできなかったらまた作りたいと思わないだろうから、失敗しないようにしなきゃ、と思いつつ。
実はうちには「1合」のカップはなくて、ご飯を炊くのはむかーしダラーストアで買った後バラバラになって消えていった計量カップセットの二分の一カップ(これだけ残っています、なぜか)を使っているのです。
1合は180ml、日本の1カップは200mlですが、このダラーストアの二分の一カップはカナダのなので、正確だったら125ml。
ですが、ダラーストアの製品にありがちな、これはどう見ても二分の一カップよりも大きいサイズ。
計量したことがないので正確な容量は知らないのですが、炊飯なんて比率ですから。
三杯コメを測ったら洗米して水を捨て、同じカップで計量した水を3.5杯入れて炊けば好みにたけます。
カップそのものの容量なんか関係ない。
でも、寿司飯を作るとか、炊き込みご飯をレシピを見て炊くとか、そういう場面では「コメ*合につき塩こさじ*杯、砂糖*杯、、、」などとあるので、本当のカップの容量を知らないので、若干困るような。。。
でも大雑把な私、レシピを見たからってこの計量カップの容量を調べようという気持ちにはなれず、そのまま「まあこれを1合と思って作ればいいや」でずっと通しております。
多分似たようなもんなんでしょうね、寿司酢の配合も、コメ3カップにこれとこれ、というメモをずっと使ってますが、いつもこれで大丈夫。
今回も大丈夫でした。
いなりずしは揚げの煮汁が甘めなのでご飯の方は気持ち酸っぱめです。
フライパンで炒った白ごまもたっぷり混ぜました。
実はいなりずしって子供の頃から地味すぎてあんまり好みではなく(でもちらし寿司も好みではなかったし巻き寿司も食べにくいし嫌いだったし、、、)これを大好きだといつも喜んで食べている兄を見て「変なものを好む人もいるもんだ」と冷めた目で見ていた子供でした。
大人になってからも、お弁当とか、何かの折に出してもらった食事がいなりずしだった、とか、そういう理由で食べることが多く(自分で好んで買うことがなかったせいでしょうか)やっぱり「これはこういうもの、でもあえて好きとも思わない」もの。
でもね、たまーに韓国食材店などで、日本のお揚げさんを見つけると「おいなりさんにしてみようかな」と思って買ってしまうことがあるのですよ。
なぜでしょうね。
夫に出すと「これ何?」 (前に作ったことあると思いますが、お互い覚えてない)
昔、親子丼のことを「親と子供を同時に食べる食べ物」と冗談半分で説明したら、残酷な、、と言って嫌がられたので、「狐の寿司だ」と言いたい気持ちをグッと抑えて、豆腐をあげた「お揚げさん」に寿司飯を詰めたファミリー寿司だよと。
きっと受けないだろうと思っていたら、7つくらい食べたかな。
他にもおかずや汁物があったのに。
ちなみに、3合も寿司飯を作ってしまいましたが、おいなりさんだけでそんなには使うわけはなく、残りはどうしようか、、、、と迷いまして、どうしようか思いつかなかったのでとりあえず冷凍してしまいました!
寿司飯の残りはケチャップなどを入れて炒めて作るオムライスの具にすると良い、とどこかで読みましたが、うちはケチャップを入れてご飯を炒めたりしないので、甘酸っぱい味を生かした寿司飯残り飯利用法、検討中でございます。
全然関係ないですが、ラングドシャ、という薄くてサクサクのクッキーがありますが、あれはフランス語で猫の舌、という意味です。
クッキーの表面がちょっとざらっとしているのが、猫の舌(もざらっとしている)みたいだということから命名されたのだとか。
このクッキーのレシピを職場の厨房においておいたのを職場にいらっしゃる方が目にして「何?君たち僕らに猫の舌を食べさせるの?」と本気でいやーな顔をされたことがあります。
ただの名前だし、中身全く関係ないんだけど?と説明しても「そんな気味の悪い名前をつけた食べ物なんか食べたくない」と。
お稲荷さんとは、寿司の姿形が狐の尻尾のそれに似ていることから、、と食べながら狐の尻尾に思いを馳せます。
追記:コメントでご指摘いただき、ググりましたところ、いなり寿司という名称の由来は「狐の好物が油揚げ」説が優勢な模様ですが、由来については諸説あるのだそう。
全日本いなり寿司協会なんてものが存在するんですね!