食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

家にあるもので夕飯とSocial Distancing

買い出しに行かずに残り物で夕飯チャレンジ

現在我が家にある新鮮野菜は、玉ねぎ、青ネギ、ニンニク、生姜、大根の切れ端とアジアきのこ(日本でも食べられてるものですが、それが巨大化したような形、名前失念)人参、古くなってるキャベツの残り、、、、、です。

これらを使って何を作ろうかなー、と思ったのですが、粕汁とチャーハンなんてどうだろう、と。

 やってみました。

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残り物野菜いり焼き飯

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残り物野菜入り粕汁


 色合いが大変似通っているのは、中に入っている野菜がかぶっているせいでしょう。

焼き飯に入れたものは

  • 人参
  • 玉ねぎ
  • 青ネギの青い部分
  • アジアのきのこ(名前失念、英語名も中国名も謎)
  • 生姜
  • ニンニク
  • 旨味のある中華の唐辛子味噌
  • 行者ニンニクっぽいものを味噌漬けにしたもの
  • ずいぶん前に作って冷凍してあった手作りセイタンの刻んだの

 

粕汁の方は

  • 人参
  • 揚げ
  • アジアのきのこ
  • じゃがいも
  • むすび白滝
  • 大根の端切

 

そんなわけで、両方とも美味しくできましたよ。見かけはあんまりですが。笑

 

食料品の買い出し、できるだけ先延ばしにしてサバイバル(在庫処理)クッキングに挑戦し続けたい気持ちもあります、、、が、一気に無理せずにこれを習慣にすればいいのかな。

 

 

Social Distancing, ソーシャル・ディスタンスを保つこと

カナダ連邦政府、ケベック州政府とも、世界中でのコロナウィルス拡散の事態を重く受け止め、WHOによるパンデミック宣言の前後から対策をガンガン進めてきました。

 

わー、中国大変だなあ、あれ、日本沖でクルーズシップが大変なことになってる、、あれれ、日本も大変なんだ、、、と思っていたら、あっという間に「ケベックにもこんなに感染者が?」

 

夢を見ているような勢いで、一週間前には想像もしていなかった展開になり、今私は家で仕事しています。

 

公共衛生問題であるとともに、確率の問題でもあるというか、感染しても気がつかない人もいるせいもあるんでしょうけれど、普通に街に出て普通に他人と接触する生活をしていたら感染者数の増え方が exponential 指数関数的、要するに、爆発的に増えていくようです。

 

というわけで、ケベックでは学校だけでなくあらゆる業種で自宅勤務できる人は自宅勤務。

生存に必要な基本的な生活必需品とみなされないもの、例えば洋服屋、バー、映画館や美術館、図書館などは閉鎖。

大きなイベントはもちろん禁止ですし、宗教の集まりもこの時期中止にして欲しいという要請が出ています。

個人的な集まりも必要がなければ避けるように、、、とどんどん規制が強くなっています。

 

これらの目指すところはただ一つ、人々が接触し合わないこと。

 

 

政府とコミュニティぐるみでソシャル・ディスタンスを確保することで拡散を抑えようという努力です。

 

私はセント・パトリックス・デー翌日から自宅勤務が始まり、自宅とその周辺の小さな空間で過ごしています。

自宅勤務になったら、仕事の後で自転車に乗って出かけようって思ってましたが、春らしい光はあれど、気温がマイナス10度近くてちょっと自転車に乗る気分にはなれなくて。

風邪をひかない程度に換気して、風邪をひかない程度に外気に触れるべく散歩、、程度で。

 

 

 
外部との気持ちの接触

アメリカに住んでいる義妹、義姉、オンタリオに住んでいる友人数名、遠隔地にいてなかなか普段落ち着いて会話するチャンスのない人たちと電話でやりとりしましたよ。

時差があるし、仕事があるし、慌ただしいから普段電話するタイミングが難しかった人たちです。

 

普段なら直に会って楽しく時間を過ごす友人たちとは今は離れていますけれど、彼らとだってネットやメールやスカイプで近況を伝え合えますから、全く孤立して孤独で、、というわけではありません。

 

 

実際に知り合いや近所の人たちがどんどん感染し始めたとしたら、こういう気持ちの余裕はあり得ないと思います。

 

現時点では、あくまで予防のため。

 

なので自宅勤務のために必要な仕事道具を持って帰った火曜日の夕方、セントパトリックスデーだったこともあり、暖かかったこともあり、前庭に椅子を出して夫と和んでいたら、お隣さんがアイリッシュ・ウィスキーとショットグラスを持ってきて、「ハッピーセントパディーズデー」とちょっと世間話。

 

こういうのも、今は「すべきじゃない」ことです。

 

 

このお隣さんが感染者だったとしたら、私が感染者だったとしたら、こういうやってすぐ近くに立って和やかに会話してることで感染する可能性があるからです。

 

今はお互いの家から顔を出して世間話したり、声を張り上げてソーシャル・ディスタンスを保ってお話しています。

慣れるのに時間がかかりましたけど。笑

 

オンラインでニュースを見ていると、インターネットでコンサート、美術館、その他地域のイベントなどを公開している団体や個人がたくさん現れている模様。

モントリオールでは日曜の夜8時にバルコニーに出て、レナード・コーエンのSo Long Marianneをみんなで歌いましょう、というフェイスブック・グループが登場したそうです。

 

バルコニーがあるのは住宅が密集しているプラトー、マイルエンド、パークEXやダウンタウン、St-Henri やら Verdunなどと言った地域ですけれど、うちの界隈でも誰か参加するかな、、、夜8時、裏庭に出てみようと思います。

 

 

人は社会的な動物とはよく言ったもの。


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