五月八日、金曜は朝9時くらいから昼ごろまで、大粒でしたが雪が降りました。
四月に降るのは毎年のことですが、五月に入ってから降ったのは、記憶にあるだけでも今年が初めて。
買い出し二回目に行ってきました!
久々の買い物、ドキドキしましたよ。
買い忘れがないように、必要なものを数日前からメモして置いて、近所にあるいわゆる「普通の」店と「中華系」の店に行きました。
以前の買い出しは、まだ軟禁生活開始後まもない頃で、うちの近所の呑気なスーパーでは特にカートを消毒するとか入店前に手に消毒ジェルをつけられるとか、そういったことは一切なかったのですが、今回は中華系の店に入る時にジェルの洗礼を受けましたよ。
いつまでもヌルヌルし続けていてすっきりしないこの触感、、、苦手です。
肌の上に住んでいる良いバクテリアまでも殺してしまうのかと思うと、かなり抵抗がありますが、まあしょうがない。
久々のスーパーでは、メモを見ながらさっさと品物をカゴに入れて、、と思っていたら、夫も久々で興奮していたのか、「あれは?これは?これも買おう」といつもよりも積極的に参加してきます。
挙げ句の果てには「きゃすぴえ、いつも買うようなアジア系の野菜が入ってないけど、忘れてる?」
野菜類は頻出野菜の玉ねぎ、じゃがいも、人参、きのこ類以外はいつも「店で鮮度の良さそうなものを見繕う」と言う感じですので、夫があちこち引っ張り回さないでくれたら順番に棚を見て回って何かしら自然に選別できるんですがね。
アジア系の店で抑えておきたいものはアジア系野菜だけでなく、豆腐や豆乳、エスニック系食材全般なのですが、今回はたまたま品切れだったのか、はたまた売れ行きが悪いからもう入れる予定はないのか不明ですが、チックピーフラワーがありませんでした!
絶対に置いてある店を他に知っているので、ここで買えなくても良いんですが、できれば一回の買い物で全て網羅したかった。
豆乳問題が浮上!
日本では豆乳といえば、何社かから出ていると思うのですが、多分種類は一種類ずつ?
北米では、豆乳の飲みにくさを軽減すると言うか誤魔化すために、チョコレート味、バニラ味、などなどと味がついているものがまずありまして、「オリジナル」とあるものを見つけてもそこで油断はできないのです。
なぜなら豆乳のデフォルトは「加糖」だから。
不自然な甘さを追加されてないストレートの豆乳が欲しい場合は「糖抜き」を見つけなければならないのです。
アジア系のお店だと当然のように普通の豆乳がガーンと鎮座しているので安心、、、だったんですが、私が来店した折には、棚の上の「普通の」豆乳は全て消えていて、残っていたのはどれも加糖、バニラ味、オレンジ味、、、、。
チョコレートとかオレンジの味付きならパッケージにもそんな色がついていて「何か違う」と一目でわかるからいいのですが「バニラ」はね、本当にしっかり疑ってじろじろとパッケージを見ないとうっかりカゴに入れそうになることも多いのです。
加糖(パッケージにはオリジナルと)は、何度もうっかりボーッとしていて買ってしまったことがあります。
アジア系を当てにしていたとはいえ、無いものは買えません。
仕方ないのでいわゆる一般的なスーパーで探すことにしましたが、二軒目のそっちのスーパーでも加糖してない品物は陳列されておらず、と言うか棚はギッチギチにしっかり補充してあって、それでも無加糖のものがなかったので、多分普段から無加糖なんてものは扱いがないのでしょう。
しょうがないから買いましたよ。
次の買い出しまで、うちの豆乳入りのスープなどは全部ちょっと甘めです。笑
そうそう、わが近所スーパーの小麦粉状況アップデートですが、どこで小麦粉が不足してるって?と思うほど、しっかりギッチリパン用からオールパーパスから全粒粉から、全て家庭用のサイズ(2、5キロ入り)は取り揃っており、しかも列の端っこの目立つところにはオールパーパスの10キロ入りが積み上がってました。
ちなみにイーストもありました。
おかしな要求をするお客さんたち
二軒のスーパーでは、ちょっと妙な行動に出るお客さん達を目撃。
レジにこれまた2メートル間隔で並び、我々の番がきて、レジの方が私たちの選んだ商品をスキャンし始めたと思ったら、今度はいきなり脇から清涼飲料水のボトルを二本手にしたおじさんが登場。
おじさん「ハーイ、これを入れる袋をくださいますか?」
レジ係「え?(状況を把握しかねている感じ)」
おじさん「その袋、それそれ、それをください」
レジ係「これですか?(支払い後の商品を入れるいわゆるレジ袋を指差す)」
おじ「そうそう、それ」
レジ係「これ、、、は、、、買った商品用なので」
おじ「知ってますよ、もう払ったから、心配しなくていいから、一枚ください」
レジ係「え?(心配するなと言われてもホイホイ支払済用の袋を上げられないから戸惑っている)」
おじ「今から別のものもピックアップしてきたいけど、これを持ってたら別のものが持てないから、袋が必要なんですよ、心配しないで、袋をください。お金は払うから(さっきは過去形=支払済、と言ったのにここでは未来形=支払うつもり、と言ってることが変化してきた)」
レジ係「ならこのカゴを」
おじ「カゴは触りたくないんですよ、わかるでしょう?信用してくださいよ、当然、支払いはするから!」
レジ係「(信用する根拠なんかないとは言いにくいので困りつつ)じゃあここにその商品を置いておいて、他のものをピックアップしてからここへきてくれたら一緒に会計できますよ」
おじ「ああ、それでもいいですか?ならそうします。」
おじさんは案外素直にそこにボトルを置いてまた店内へ戻っていきました。
元々そんなドリンク二本ごときを支払わずに持って帰ろうという魂胆はなかったようですけれども、顔見知りでもないのにすごい要求するおじさんですね。
この方はきっと、店で不特定多数のお客さんが触っているカゴやカートを利用したくないと思ったのでしょう。
別に従業員に無礼な態度で迫ったわけではありませんし、本人は全く当然の要求だとでも思ってるんでしょうね。
ウィルスの脅威を感じる昨今だからこそ、いろんな人たちがそれぞれに自分とは異なる次元で現実を把握し(たりしなかったり)異なる価値基準や考え方で「こうしたい、こうするべし」を弾きだすから、「顧客」という他人と大勢接するのは益々大変そう。
他にも無礼なお客さんとか、長い行列を見て文句を言い出す方など、、、、。
ちなみに文句を言い出したおじさんの手にはビールの六本パックだけが。
そんなら行列がまずできないデパナ(住宅街によくあるコーナーショップのようなコンビニのような小売店)にでも行けば良いんじゃあ、、と思ったり。
皆必死