食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

オレガノ仕事と強い植物

オレガノ仕事

毎年必ず戻ってきてくれるオレガノ。

パスタソースなどではオレガノと共に活躍するバジル、夏だけで終わってしまうので毎年苗を買って植えなおします。

それに比べてオレガノは偉い。

そして毎年ガンガン広がって行くのです。

広がりすぎて他の植物のスペースを侵食するので、さっさと刈り取って洗って干して冬のために瓶詰めにします。

 

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収穫してこれから洗います

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このオレガノ仕事、結構手間がかかります。

たっぷり刈り取って、山ほど洗って(水を変えて三回くらい濯がないと細かい砂やホコリがくっついています)水を切って網に入れて干して、乾いたのを網から(出しにくい)出して、瓶に入れて麺棒の先で突っついて細かくしながら入るだけ入れて、、、、。

 

コランダーに3〜4杯収穫して、ダイソーで買ってきた乾燥網三つに分けて二〜三日かけてしっかり干します。

コランダー3〜4杯収穫しても、オレガノ畑のほんの一角しか刈れてないですからね、あと何回これをやれば良いのやら。

 

この手間を考えると、近所のスーパーで瓶入りで売られている乾燥オレガノの値段が安すぎて恐ろしくなります。

オレガノ農家の人たちが搾取されているのか、それとも近代的なシステムで、収穫後洗ったりしなくて済むような水栽培かなにかかな?

多分乾燥や瓶詰めも機械化されてるとは思いますが。

それにしてもやっぱり安いとは思います。

 

外出がままならない天気の良い週末の、野外活動としてはまあ悪くはないのでせいぜい楽しみながらやりましょう。

 

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ルバーブも出てきました

庭の片隅のルバーブもニョキニョキと伸びてきました。

ルバーブは頑丈で強靭な植物なので、植えてしまうとやはりどんどん広がって行くとかなんとか言われたことがありますが、なぜか私は庭のルバーブを枯らしてしまったことがあります。

今生えているのは数年前に友人の庭からもらってきたもの。

去年は収穫したあと一切生えてこなかったので、また枯らしてしまったのかと思っていただけに、この再会が嬉しい。

 

オレガノペストでパスタ夕食 

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オレガノペスト、真ん中にはローストしたブロッコリを

収穫して洗ったオレガノ、乾燥させる網に入りきらない分は、たっぷりとペストに。

オリーブオイル、くるみ、塩胡椒と一緒にガガーっとフードプロセッサーで。

大切に置いてあったフレッシュなブロッコリはオーブンでローストしてペストをあえて真ん中に。

みためみどり緑でよくわかりませんが、ブロッコリは本当にローストすると味がギュッと凝縮されて美味しいのです。

ん〜、美味しかった。

 

他にはオレガノを生野菜とみなして炒め物に入れたり、次は納豆の菌の元として使いましょうか。

 

チヤホヤしなくても毎年ガッチリ戻ってきてくれる強い植物は素晴らしい。

うちの場合、そういう強靭な生命力のない植物は生き残れません。

ダーウィンの種の保存を地でいくのです。

 

そういえば小学校の卒業文集だったか、隣のクラスの担任の先生が卒業する学生に贈った言葉が「踏まれても負けずに伸び続ける雑草のような強さを持って人生を生き抜け」というようなもので、凄いなあと思った記憶があります。

自分のクラスの担任の先生の言葉は覚えてないんですが。

 

 

 

雑草と呼ぶか美しい花と呼ぶかは人間の都合ですから


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