今年はステイ・ケイション
ヴァケイションといえばどこかへ遊びに行くもの、それなのにどこにもいけないのよ〜、という場面でよくいうセリフです。
出かけるのが特に好きでもないうちのお隣さんは、毎年ステイ・ケイションです。
お隣さんは自分の庭を花や野菜で色とりどりにするのが楽しいので、わざわざ他所に行く理由がないのだとか。
いつも留守中に水やりとか雪かきとか郵便受けがいっぱいにならないようにとか、見てもらっているので、あちらさんがお出かけの折には恩返ししたいのですが、出かけない人たちなのだと知ってからは、気楽にお願いするようになりました。
それはさておき、我が家は今年は地元でキャンプの地元ケイション。
誰もそんな言葉は使いませんので、ここだけでやめておきましょう。
出かけた先は、モントリオールから車だと2時間もかからないちょっと北の方。
モン・トレンブランというスキーリゾート地をご存知の方もいらっしゃると思いますが、そのもうちょっと先の辺りです。
キャンプして、自転車で以前ご紹介したプティ・トラン・デュ・ノーという昔線路だった細長い土地を自転車用にしたバイクパスを延々と探索してきましたよ。
後カヌーや水遊びも。
土産になるものは少ないけれど、木々と岩と水は豊富な国
カナダという国は、木々と、岩と、水が豊富な土地なので、どこの州の田舎に出かけても多分似たような風景が見られると思います。
もちろん西にはロッキー山脈があり、南オンタリオには五大湖があり、北へ行けば氷河や流氷やフィヨルドがあって、、と地域ごとの特色はありますが、どこへ行ってもあるのはやっぱり木々と、岩と、水。
湖というのは基本的には真水で、海や川とは別に存在していて、ある程度の面積と深さがあるものの名称で、池はサイズが小さく、深さも湖よりも浅く、光が水底に到達する程度のものだとかなんだとか。
とはいえ海水が入ってくる湖もあれば川が注ぎ込むものもあり、地元の人たちが湖と呼んでいるから湖だったりする場合もあり曖昧なのですが、何しろカナダには湖がたくさんありまして、どの州にいくつくらいあるのか、というのが湖畔でのんびりしている時の話題になったりします。
それを踏まえた上で、ケベック州には幾つ湖があるのかな?と調べてみましたら、500,000以上あるそうですって。
正確な数字を書いていない辺り、「ああもう数えるの大変だからやめたやめた、後1000くらい追加されたら数字をアップデートすれば良いでしょ」とでもいうような感じでしょうか。
ケベック州で一番大きな湖はLake Mistassini
聞いたこともないわ、とぐぐりましたら、もうちょっと北のほうにあるようですね。
私たちが今回訪問したのはモントリオールのMの文字の左上の薄緑いろのちょっと先辺り。
私たちが住んでいるのはモントリオールという表示の下の○部分。
渋滞しなければ車で1時間半少々(うちから)の田舎。
あえて州外もしくは国外からここを目指して訪問したらガッカリされてしまうかもしれませんが、まあ地元でフラっと遊びに行くとか、家族づれ(がものすごく多かった)には近場で良い感じだと思います。
しっかり遊んできました。