食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

オンタリオ州が夏時間を通年に

f:id:casse-pied:20201203110318j:plain

往復3時間かけて用事を済ませた日の夕飯は、投げやり。ご飯を茶碗のヘリで拭ったり料理と器のサイズが合ってなかったり。エネルギー絶えてた証。
 
夏時間、冬時間、問題

時計の針を1時間ずらして冬時間になったのは11月初頭でしたから、すでに一月以上経っています。

何を今更、、という感じですが、先日オンタリオ州が夏時間で固定することになったらしいという報道を見かけました。

www.cp24.com

 

カナダでは、サスカチュワン州が時計を変えない唯一の州で、他の州はどこも春と秋に時計を1時間ずらすのですが、これにオンタリオ州も加わるのですね。

と思ったら、ウィキペディアによると、ケベックの一部、ユーコン(通年で夏時間採用)とBCの一部、Nunavutは時計の針を動かさないようです。

 

 

オンタリオの州議会では全会一致で法案が通過したそうで、この法案を提案したジェレミー・ロバーツ議員はとても喜んで「オンタリオ州は今、この時代錯誤な慣習を終わらせる準備ができた」と語ったとか。

 

そもそも夏時間と冬時間の切り替えが始まったのは、朝学校へ行くために子供達が暗い道を行くのがかわいそうだから、時計をずらして朝に光のある時間を持ってきましょう、という発想だった、とまことしやかに言われています。

 

でも冬は日照時間がグングン短くなりますから、11月初頭に時計をずらしたときは確かに朝目を覚ました時の暗さはマシになりましたけど、今ではもう真っ暗くら、もう一度ずらさなきゃダメなんじゃないの、という感じです。

 

だから、実際に意味はあるのか、という話は毎年持ち上がるのです。

 

 

 

そうかー、オンタリオはやめるのかー。

遊びに行くときに時差ができる時期が発生するわけだから、ちょっと面倒くさいなー。

訪問する時だけではなくて、電話かける時とか、相手がかけてくる時などにも時差を考慮に入れなきゃ行けないので、ちょっと面倒。

 

例えばカリフォルニアやBCに住んでいる友人や家族と電話をする時などは時差が通年固定してますから「あっちはまだ早朝だから待たなきゃ」とか「あっちはまだ仕事から戻ってないからもうちょっと待とう」とか、そういうふうなのですが、1時間の違いなら寝起きに電話をかけてしまう恐れはないでしょうけれども、でもやっぱり「明日の5時に電話するねー」と言って向こうの4時に電話してしまったり、とかそういう細かい失敗は発生しそうです。

 

まあ慣れるでしょうけれど。

 

 

廃止した国 

こちらは2年前の記事ですけれども、当時は70カ国で 時計の針をずらすとあります。

日本、中国、インドなどは一時期夏時間導入した経緯もあるけれど、長くは続かなかったともあります。

 

そういえば以前両親に「日本も戦後はサマータイムってあったんだけど人気がなくて、いつの間にか無くなったんだよ」と聞いた覚えがあります。

GHQが持ち込んだけど定着しなかった、っていうことでしょうね。

 

そういえば2020年の夏のオリンピック開催予定だった頃に日本の報道でサマータイム導入か、とかなんとかいう見出しを見た記憶もありますが、そんな話があったのでしょうか?

本当だとしたら、時代に逆行してますね日本政府。

 

www.washingtonpost.com

 

サマータイム制度をしばらく続けたけど最近になってやっぱりやめた、という国は他にはどこがあるのでしょう。(廃止した年)

  • ベラルーシ (2010)
  • チリのMagallanes 地方 (2016)
  • ブラジル (2019)
  • アゼルバイジャン(2015)
  • アルゼンチン(2009)
  • アルメニア(2011)

などなど。

これらの国の中には、一定の時期だけ採用してまたやめて、しばらくしたら再び採用してみてまた辞めて、、みたいなことをしている国もあります。

賛成派と反対派が攻防してるのか。

 

ドイツも辞めたい動きがあるようですが、EU加盟国は一国で辞めたいと決議できてもその後EU議会で認められなければいけないし、他のEU加盟国との関連があるのでなかなか難しい様子。

 

辞めちゃった国のリストをみても、やっぱり比較的小国ばかりですから、時計の針の動きをやめるのはなかなか簡単ではないということか。

 

夏時間採用している国々はこちらです。

en.wikipedia.org

 

 

夏冬時間反対派の主張

 

上のリンクのワシントンポストの記事によると「ロシアの科学者によれば、時計の針を変えることで心臓疾患が急増する。」

ロシアの科学者の報告のみならず、時計の針をずらしたあとに多くの人々の健康状態に悪影響が出ることは広く知られています。

眠りを妨げるからなのでしょうかね。

 

日照時間がググッと減る地域(緯度の高い北欧他、ヨーロッパ諸国や北米の北の方)では、時計をずらすことで夕方の1時間がグッと暗くなったり明るくなったりするので、確かに効果的なのか、という気もしないではありませんが、その分朝の1時間がグッと明るくなったり暗くなるわけで、結局は同じこと。

 

北米の北部や北欧で、朝寝坊の人は起きたらすでに夕方っぽい光だった、なんてこともありますが、寝坊の人なら早朝1時間の違い程度は気がつきもしないかも。

 

起きている時間のほとんどが真っ暗、という事になると精神的にきついですから、時計の針をずらしてなんとかしようという工夫をこらすのはわかるのですが、やっぱり小手先のことで日照時間激減という現実をどうにかできるものではありませんからね。

辞めてしまえ、と私も思います。

 

1日8時間労働を辞めて、冬は一日6時間労働にしようよ、と本気で思ってるんですけど、この考え、広まらないかな〜。

前にも書きましたっけ。

 

パンデミックで家に籠らなければいけない状況で頑張って趣味を広げてる人たちがいる一方、パンデミックでやることが増えてキリキリ舞になってる人(私)も居ます。

 

どちらも辛いですが、ロックダウンで時間が増えると思って読むつもりで積み上げた本、手付かずのままです。

読書休暇請求しようかな。 

 

 

私、疲れてるのかもしれません。 


ヴィーガン ブログランキングへ