食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ふわふわサワドーとセント・パトリックス和食

 

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ブワッと膨らみました
パンメモ

同じ配合のパンを何度も焼き続けております。

 

 

成形後、冷蔵庫で発酵させて焼くことにしてから、時間の調整がしやすくなり、最近はランチタイムに仕込んでから仕事の合間にちょっと様子を見たり手を加えてやったりして、夕飯の後くらいに成形、冷蔵庫で一晩おいてから翌日焼くという塩梅です。

 

問題は、冷蔵庫から取り出してどれくらい置いておけば一番良い状態に焼き上がるのか。

 

取り出した直後だと、切り込みは真っ直ぐきれいに入るが、膨らみがいまいち

取り出して30分くらいおくと、刃先が生地に引っかかってすっと切れず、見かけが格好悪いだけじゃなくて膨らみ方にも若干影響を与えている気がします(切り込みがうまく入っていない部分から切り込みが入っている方へ生地が飛び出す感じ、、、)

 

あと、成形後すぐに冷蔵庫に入れるよりも、若干室温に置いておいてから冷蔵庫に入れたほうが良さそうな感じがしますが、冷蔵庫に入れておいた時間(長いほど冷える)と出してから焼くまでの時間(徐々に室温に戻る)の関係なんかも興味深いところです、、、が、同じ生地を用意して比較実験するほどの熱意はないので、毎回若干違う条件になりつつメモしてみて模索しています。

 

 

今回、ラミネーションというプロセスを試してみました。

そのせいなのかどうなのか、焼き上がりは皮がパリパリ中はふわふわ。

 

夫に「今回は前のよりも良くなった」と言いましたら、「穴が少なくなった?」と。

水分量の多い生地のパンを焼いている人たちの間ではやっぱり穴がぼこぼこと開いてるものの方が完成度高いようにみなされてますが、夫のこの基準はベイカーではなくて、ただ単にサンドイッチを食べたい人の意見。

 

穴がないのはサンドイッチブレッドで提供してますから、サワドーは穴ぼこぼこを楽しんでもらいましょう。

 

 

 

ふわふわのカリカリでイタタタ

 

そして、このパンを切ろうとしましたら、手を切りました。

 

ものすごく良く切れるパン切り包丁を使っているのですが、ほんのちょっと油断したらその刃が左手にあたり、パサっと当たっただけなのに結構深く切りまして。

 

水分量の多いブールやバゲット的なパンは、皮がカリカリと硬いのでサンドイッチ用のパンよりも切りづらいものです。

その上中身がふわっとしていると、刃を入れている時にふにゃふにゃと動くので余計切りにくい。

最後に底の部分を切り分けるのも、ぐいぐいぐいっとノコギリを引くようにして。

 

濃く焼き上げたくて5分長く焼いた時に本当に切りにくくて焦って以来、最後の焼き色をつける時間を若干短くしていますが、普段よりもふわふわに焼き上がった今回、さらに切りにくくて。

 

 

ずるして電動パン切り包丁を買おうかという思いが脳裏をよぎります。

 

今回は普段以上に切りにくかったので(負傷したし)真剣にリサーチしてみました。

どれも似たような評価で似たようなデザインです。

値段は四十ドル〜三百ドルくらいまで。

 

どれも刃渡り9インチで「刃が長い」と自称しています。

9インチ=22〜23センチくらい、、ではパンにはギリギリかも。

電動だから、手動みたいに押して引いての動きを激しくしなくっても良いから大丈夫なのかもしれませんけれど、11インチくらいは欲しいもの。

 

こういう時は、ユーチューバーで買った商品のレビューする人たちいるかもしれないな、とYouTubeで検索してみたんですが、電動ナイフのレビュ−なんかは人気がなさそうなのか、参考になるものは見つかりませんでした。

 

で、探しているときに見つけたのが、加水率70%以上のパンのスライスの仕方のビデオです。

これ、頭いい!

ひょっとしたらこれで次回からは楽にきれるかも?

電動ナイフを妥協して買わなくても済むかも?

 

 

 

久々の和食

セントパティーズディは何時もなら緑色を身につけて出かけたり、アイリッシュ系のアルコール、ギネスなどスタウトやアイリッシュウィスキー、ベイリーズなどをたのしんだり。

パレードもありますが、酔っ払い続出で、しかもこの時期のモントリオールはまだまだ野外でリラックスするには寒いので、個人的にはパレードに出かけるのはすきではありません。

 

本国アイルランドではこの日はそれほど大した祝日じゃないらしいのですが、アイルランドからの移民が多い北米の東部各都市では結構な盛り上がりです。

 

酔っ払いの日、みたいなことになっちゃってて、なんだかねえ、っていう祝日(仕事が休みの祝日というわけではありません。)

 

どこに出かけるわけでもありませんが、今日は私は緑色のズボンで、夫は緑のTシャツとスカーフを着用して、ギネスとジェイムソンと、夫だけベイリーズをいただいて盛り上がりましたとさ。

 

 

怪我の回復途中の私は、野菜の下拵えや洗い物を全部夫にお願いして、久々に和食の夕飯を作りました。

 

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こうしてみるとやっぱり質素ですね。うふふ

セントパトリックス和食メニューは、ご飯、粕汁、ナスの煮浸し、切り干し大根。

切り干し大根は以前韓国スーパーで買ってきた、太い切り干し大根です。

日本の切り干し大根よりうんと太くて歯応えがあって好みなのですが、ちょっと高いんですよ。

韓国スーパーに行って見かけた時しか買わないので高くても、そういうもんかな、という気もしますが、大根が安売りの時に買い込んで庭で干して自分で作れそうかも、と密かに計画中です。

夏になったらね。

 

ナスの煮浸しは、煮浸しにし始めて15分で夕飯時間になったので、味見程度にちょっとだけ。

夫はおかわりがほしそうでしたけど「冷やして明日出しますから、これは味見」と。

 

でもそうすると粕汁と切り干し大根だけしかおかずがないという、貧相な食卓ですけれども、ギネスを3パイントくらい飲んでますからお腹はいっぱいなはず。

 

ちなみにギネスはアルコール度数が比較的低めなので、他のビールに比べればダメージは低めです。

 

 

 粕汁にネギの代わりにニラを浮かせてセントパティーの緑


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