食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

合格?不合格?市民権取得のためのテスト

 

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穴の配置が割と均等にできました。コイル・フォールドしなかったんですが。

 

モントリオールも先週金曜から夜間外出禁止令が解除されました。

 

まだまだお店や公共の場(室内)でのマスク着用は必要ですが、段々と状況が良い方へ向かいつつあるケベック州。

夜間外出禁止って言われても、私の生活自体はそれほど影響がなかったんですけれど、それでもちょっと遠くに出かけたら、「8時半までに自宅に戻ってなきゃいけない!」ということで、出かける先や時間帯に制限が出ますし、店員さんも8時半までに帰宅する必要があることから、地元のテイクアウトの店も7時半には店じまいしてしまっていました。

 

やっぱり門限なしで過ごせるってのは自由ですね。

 

ということで、金曜の午後は仕事が終わってから仲良しの友人カップルを招いて庭で2メーターディスタンス・バーベキューしました。

 

が、その日の朝は地域により霜も降りた程一日中寒くて、庭で座ってると寒い寒い。

友人たちはダウンジャケットに毛糸の帽子、夫もハイキングブーツに冬のジャケット、私はちゃんちゃんこの下にフリース2枚、ジーンズの下にはロングジョンズ(=股引き)を履いて。

 

室内での集合はまだ禁止なのですが、室内に移動しなかったのは禁止だからというより、やっぱりまだ不安感があるから。

これまでずーっと1年半近く室内にお友達を呼び入れない暮らしだったので、なんだかそうするのが怖い気持ちがあります。

 

他人と2メートルの距離をとらなければいけない期間が長すぎて、距離を縮めても良いんですよ〜って言われる日がきても、急には安心できないような予感がします。

 

 

 

気温が下がった木曜の朝から仕込み初めて金曜の夕方に焼いたのが写真のパンです。

やっぱり室温が落ち着いて、ゆっくり発酵を進めることができました。

 

 
面白いトリビアクイズを探して

職場には大学やCEGEP(ケベックにのみ存在する、高校と大学の中間教育機関)などからインターンの学生が毎学期やってきます。

学生の専攻によって彼らの業務は異なりますが、春から初夏と夏の終わりから晩秋まで、年に2回やってくるCEGEPの学生たちは毎回素晴らしくて、クライアントの皆さんに愛され名残惜しそうに去っていきます。

 

そんな次第で先週から、学生がやってくれていたズーム業務が一つ私の仕事に追加されました。

それは、金曜日の開放感を盛り上げつつ楽しく1週間を終える演芸会のような雰囲気のズーム会議。

ボランティアが登場するか夏休みが終わるまではこの週に一度のお楽しみを繋げて行かなければいけないので、先日オンラインで楽しめそうなトリビアクイズのサイトをいくつかブックマークして臨んだのですが、出来合いのトリビアクイズって参加者の興味や知識に掠りもしない場合は、全く面白くないのですよね。

 

毎週参加している皆さんのことを思い起こしながら、ふとカナダの市民権取得の一環である市民権テストの過去問を使おうか、と。

よく冗談半分で言われるのが「カナダ生まれの人にも案外答えられない質問があるんだよね」

さてどうでしょうか。

 

 

練習用のテストです。(BCのリッチモンド・パブリック図書館のサイト)

www.yourlibrary.ca

 

これ以外にもトロントの公立図書館からも似たようなサイトが提供されているようです。

市民権を申請している人が住んでいる州の政治、地理、歴史なども反映するようで、過去問を選ぶ際にケベック州を選んでやった場合とオンタリオ州を選んだ場合で若干違う問題が出てきました。

 

 

申請の際の詳細は政府のサイトでどうぞ。

テストの問題になりそうな内容をきちんと説明したブックレットのPDFもダウンロードできます。

www.canada.ca

 

 

ついでにアメリカの市民権テストもみてみましたよ。

 

www.boundless.com

 

 

カナダの市民権テストはマルティプル・チョイス問題で、仮に正解が分からなくても選択肢を比較してちょっと考えればわかるものが多く「皆さんいらっしゃい〜」というカナダの政府の方針が滲み出てるような気がしました。

 

一方アメリカは、「現在の大統領の名前は」「自分が住んでいる州の知事の名前は」などと回答させる、簡単だけど名前の綴りなどで引っかかる可能性があったり、法律や政治の基本概念をきちんと理解していて、なおかつ正しく表現できないと回答できないようなもの。

やる気のない奴には市民権なんかあげないぞ、とお役人が腕組みしているような印象。

 

イギリスの試験もマルティプルチョイスで、こちらのサイトでたくさんの試験から選んで練習できるようですが、24問中の正解数から「あなたは合格しました!」などと最後に結果を知らせてもらえます。

 

イギリスだけに世界史でやったような内容の問題があって、カナダのものよりも日本人には親しみやすい気がします。

 

lifeintheuktestweb.co.uk

 

市民たる者、これくらいは知っていてくれなきゃ、という意図があるからこその質問。

その国の政治のシステム、権利、義務、法律の基礎など、色々な文化背景の出身者にわかっていてもらう必要がある事柄も当然質問内容に含まれますが、文化的な質問の中には笑ってしまうものも(私だけ?)

 

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これ、知ってないといけないですかね?

こちらはボーナス問題っていう扱いでしょうか。

 

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これも英国市民なら抑えてなきゃね。

どんな人たちに市民権を獲得してほしいと思ってるのかな、って想像してしまいますが。

 

 

 

 オーストラリアの市民権テストの練習もできます。

immi.homeaffairs.gov.au

 

 

 

日本の市民権テストもあるのかな


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