食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

一気に猛暑・夏の手軽な常備菜

 

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我が家のドライブウェイ・ファーム。庭の畑より生育が早いと聞いて。
 
一気に猛暑になりました

と言っても最高気温が三十度とか、そういう話ですけれども。

モントリオールは湿度が案外高くて、暑くなるとムワッとすごいです。

 

そうすると、職場の同僚とかクライアントさんとか、みんな一気にウワーっと暑さにやられます。

熱中症になるとか、そこまで深刻な話ではないまでも、みんなの行動が麻痺するというか。

 

暑くてダメダメになっちゃう人たちの共通点といえば、これです。

住んでいる建物の周りがアスファルトとコンクリートで、建物の周りに大きな木がなくて、そして極め付けは、住処の両側に風が通る窓がついていない。(窓があっても反対側が壁とか)

 

都市部にはそういう条件の住まいは結構ありますね。

 

モントリオールの場合は、建物の構造が基本的に冬を想定してあるというか、窓ガラスからの放熱を抑えるべく、窓の数が少なめであったり、風通しに配慮されていないレイアウトだったり。

新興住宅地は土地を分譲して大きな家を建てるばっかりに注意がいってて庭の木とか街路樹とか、まったく考慮されていなくて、これは入居した人たち、きっと暑いよ〜、と。

 

古めの地区だと、家の前庭に植えられている木々がかなり成長しているので、だいたい木陰ができています。

 

うちも家の前庭と裏庭の木のおかげで夏は比較的涼しく過ごせます。

冷房が好きではないので、木陰さまさま。

  

日本でも緑のカーテン、なんて言って窓の前にヘチマなどを育てて日除けにしているご家庭がありますけれども、本当に植物が作ってくれる日除けの力はすごいです。

家のまえにちょうど良い大木がない場合は緑のカーテン対策ですけれども、それ以外にも、地面が植物で覆われているのとコンクリートとアスファルトなのと、これだけでも照り返しによる気温の差は恐ろしいほど違います。

 

以前夏場に日本に帰省した時に、実家の周辺を散歩したおり、小さな植木鉢に入ったさまざまな植物を家の塀の前に並べていらっしゃるお宅がたくさんあって、目にも麗しかったんですけれど、こういうのも涼しさにつながるなあと感心した覚えがあります。

コンクリートやアスファルトだけじゃ殺風景ですもんね。

 

そんなことを考えながら、今年から始めた我が家のドライブウェイ・ファームの植木鉢の成長ぶりを楽しんでいます。

並べた植木鉢のおかげでドライブウェイ周辺の気温が下がるかはわかりませんが、この暑さのおかげで野菜の生育がとても良いとお隣さんが一昨年あたりから続けています。

裏庭の畑と同じ種類の野菜を両方に植えてみたので、違いがあるのかどうか、観察してみます。

 

 

手軽な常備菜 

休みの日の朝に「これからバイクライドいかない?」「公園でピクニックしない?」とお誘いがかかるようになったのが、パンデミック中の規制が緩められてからの嬉しい悩みです。

 

今はまだ室内に人を招き入れることはできませんが、これもそのうち解除されるかもしれません。

でも今のところ、自転車で遠出してお昼を一緒に食べましょう、とか、公園で待ち合わせてピクニックしながらおしゃべりしましょう、など、アウトドアでの逢瀬を選ぶ友人が多いです。

せっかくの良い季節ですからね。

 

電話をもらって、そうだね、そうしよう、と思った時にすぐにぱぱっと持っていけるランチアイテムを常備しておく必要ができました。

 

一番便利なのはやっぱりこれ。

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フムス。

豆を一晩水につけておいて、翌日インスタントポットの豆モードで15分調理をして、あとは材料を合わせてフードプロセッサーでガガガー、っと混ぜるだけです。

 

店で買っても良いんですけれど、市販のものは味がやっぱり自分好みではないので。

作るのはとても簡単。

フードプロセッサーなど、モーターによってガガガっと混ぜられるマシンがあれば作れます。

 

ベーシックな材料 

  • ヒヨコ豆 2〜3カップくらい
  • タヒニ 大さじ2〜3杯くらい
  • ニンニク 好みで
  • 胡椒
  • オリーブオイル (滑らかになるように加減して追加)
  • ヒヨコ豆の茹で汁もちょっと
  • レモンかライムの絞り汁もしくは好みのお酢
  • スーマックもあれば最後に混ぜたいもの。(なければなくて良い)

 

材料の分量は、基本的に使えるチックピーを基準に、少しずつ加えて味見して好みの味を達成する感じですが、生のニンニクは入れすぎるとチックピーで盛り返すのはかなり大変なので、最初は少なめで。

混ぜては味見、味を見ては何か追加して混ぜ。

 

知り合いの中近東人には「フムスはモーターがしっかりしたフードプロセッサーがあれば美味しいのが作れる。あとはタヒニをケチらなければ。」と言われます。

 

滑らかさ(モーターの馬力で)と風味(タヒニをケチらず)ということですね。

 

好みでクミンパウダーとか色々入れる人もいます。

私は入れることもあるけど、基本的には入れない方が好きです。

 

 

ピタですくって食べるのもよし、野菜と一緒に食べるもよし。

チックピーは今までは圧力鍋で加熱しておりましたが、これはインスタントポットで作ると毎回とても柔らかくクリーミーで美味しく炊けると気がつきました。

ベイリーフを一枚入れます。

 

 

缶詰のヒヨコ豆を使えば加熱がいらないからそれこそ暑い時に最適 


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