食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

プラスティック・フリー7月半ば

 

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庭の木、小さな松ぼっくりができてます。
 
 
毎年7月はプラスティック・フリー月間

初めて挑戦したのは2017年。

当初は生活の中にあれやこれやと使い捨てプラスティックが多く存在していました。

一応気にはしていたんですけれど、あまりにも浸透していたため気が付かなかった使い捨てプラアイテムは今よりかなり多かったと思います。

 

「使い捨てを避ける」「プラスティックじゃない素材のものに切り替える」ということであれこれと辞めるもの、減らすものに挑戦してやりがいも驚きもありました。

ゼロウェイスターの方々の工夫の様子などをブログで見せていただいて刺激を受けたり、「これなら自分でもできそう」と取り入れたりするのも楽しくて。

 

 

casse-pied.hatenablog.com

 

 

でも今、壁にぶち当たっております。

当時のリストから変化があったものといえば、

 

バスルーム

  • プラスティックの歯ブラシを竹のにした(ブラシ部分はナイロンなので完璧ではない)
  • 使い捨て剃刀(プラスティックのT字型の)をやめてステンレス製のハンドルに付け替えの剃刀を取り付ける昔風のものにした(使用後の剃刀の回収サービスあり←リサイクルに出すと危険ですから。)

台所

  • 皿洗い用のブラシをプラスティック製から木のハンドル、天然植物素材のブラシと針金のみのものに切り替えた。
  • マッシュルームを掃除するのに布巾を使っていたのを、竹製歯ブラシのブラシが広がったものを使い回すようにした(布ふきんについた土汚れが落ちにくい)
  • プラスティックのタッパーで古くて流石に使えなくなったものを処分した後、ガラス瓶に切り替え(買うのではなくジャムの空き瓶など利用)
  • 布巾多用

 

それくらいでしょうか。

 

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庭で取れたニンニクの茎を洗って瓶で一時保存。市販品よりうんと細いです。

 

 

いまだに課題なのは実は自分で焼いたパンの冷凍保存の際の容器(袋)の素材。

 

蜜蝋ラップを自作して、それに包んで冷凍庫に入れてみたりもしましたが、冷凍期間が長引くとやはり冷凍庫焼けしやすいのと、袋に入れて入り口をクルクルっと丸めて、というのに慣れている夫にとっては蜜蝋ラップがしっくりこないそうで、拒否されるようになりました。

袋に縫っても良いかもしれませんが、縫ってしまうと洗いにくくなるだろうと思うのと、そのひと手間がなかなか、、という、、、、失格ですかね。

 

現在は夫がたまに出来合いのパンを買ってくるので、その空袋をきっちり洗って使い回しています。

プラスティック袋を洗うのって洗いにくいし乾かしにくいし嫌なんですけども、何度か使って穴が空いてから捨てることで罪悪感軽減と、冷凍庫問題の簡単な逃げの一手となっています。

 

ジップロックバッグ的なものは、多くの場合洗って使いまわせるタッパで代用して問題ないです。

たまに袋状の方が薄く伸ばして冷凍して使うだけパキッと割って、、なんていう工夫がある場合はタッパに入れてしまうと塊になって小分けしにくい、なんてことはありますけど。

 

おにぎりとかサンドイッチとかを持って出かける場合は、ちょうど良いサイズの洗える(再利用できる)容器に入れたり、ワックスペーパーで包んだりします。

ワックスペーパーはラップに包むのにかなり似た便利さがありますが、洗って使いまわせないのでゴミが増えるという点では同じですから、なるべくタッパ使用を目指します。

 

おにぎりもサンドイッチも、四角いタッパに入れて持ち運ぶと潰れないので、ラップやアルミ等に包むよりも良いです。

 

 

という感じで自分の生活の中でできることはほぼやっているので、新たにやめるものといえば、市販されてる食品などの包装プラスティックくらいしかありません。

 

包装されていないものを買えば良いのですが、どこの店に並んでいるものも包装されていたり、バルクで買える店は自転車で三十分くらいで生活圏の外だったり。

 

頑張ればできないことじゃないでしょうけれど、長期に暮らしに取り入れられなければあまり意味がありません。

 

ということで、パンデミックでスーパーへの買い出し頻度をものすごく減らした去年の春の記憶を頼りに、今年は「買い物しないジュライ」で逃げの作戦を打っています。

 

 

買い物しないでどこまで暮らせるか

去年のパンデミック始まりの頃、最初の買い出しから次の買い出しまでの期間は確か5〜6週間だったはず。

 

育ち盛りの子供がいるわけでもない我が家、結構大丈夫でした。

そりゃ、次の買い出しに踏み切る間際の日々は「ここに新鮮な青ネギを刻んだのをかけたら美味しいよね、今うちにはないけど」とか、そういうことはありましたけれども、冷蔵庫の中が毎回空っぽになって、それから買い出しに行くというの、実は割と気に入っていました。

 

全ての材料が整わなくても、あるもので代用したり、なくてもまあ今回はいいかな、と済ませたり、それでなんとかなった。

 

だから、今年の7月は、それでいこうと決めました。

 

買い物しなければ包装プラスティックを買わされずにすみます。

我が家の買い物って言ったら食料品と、本当に最小限の消耗品(トイレットペーパーとか)程度ですから、食品の買い出しを避けることでどれだけ楽になるやら。

 

一ヶ月以上買い出しせずに暮らせるということは、それだけ在庫があるっていうことですから、必ずしも素晴らしいわけではないのですが、在庫を減らすのも必要ですし、溜め込まない、というのも大事です。

 

我が家の食材、在庫
  • 乾燥豆類はたっぷりあります(業務用のスーパーで大袋で買ったのがある)
  • 米もたっぷり(日本米は40パウンド、バスマティライスも10パウンドで買ってあるので)
  • 小麦粉類(パン用の各種、たっぷり)
  • 穀物(麦とか)
  • 玉ねぎ(充分在庫あり)
  • ジャガイモ(は紙袋入りですが、これも10パウンド入りが家にあります)
  • 冷凍庫に入っているいろいろ(把握しきれていないことが問題なので、一ヶ月で綺麗にしてしまえたらさらによし)
  • 乾物いろいろ(日本から持ち帰ったものなど、貴重なのでじっくり向き合いつつ食べます)
  • 庭の野菜(まだまだですが、ニンニクの茎と花の蕾、ちょっとしたハーブ類などは使えます)

 

 

ものを買わない日を設ける意義

日本に住んでいた頃は、多分毎日帰り道に買い物したり、何かと消費活動が活発だった記憶があります。

今の暮らしでは、服とか小物とか、買うという行為がほぼないので、買い物といえば食材がメインです。

 

海外にいると物欲を刺激するような素敵なものと出会わないからなのだ、とどなたかがおっしゃっていましたが、それは本当かも。

でも私はそれで結構。

 

物を買ったり捨てたりしなくても楽しめる時間を過ごせれば、お金のかからない楽ちんな暮らしだなー、と思います。

 

それでプラスティックゴミも減らせるなら良いこっちゃー。

 

Plastic Free Julyのウェブサイトを見てみたら、買い物を減らすという作戦も載ってました。

私一人の苦肉の策ってわけじゃなかったか、まあそりゃそうですね。

www.plasticfreejuly.org

 

 

8月になるや否や買い物に狂う予定はもちろんありません。


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