食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

クリスマスの祝い方・栗をいただく

クリスマスの祝い方・振替休日

今年は金曜がクリスマスイブで、土曜日がクリスマスですね。

てことは金曜が大晦日で土曜が元日です。

 

ケベックでは夏場、フェット・ナショナルというケベック州の祝日とカナダデー(連邦政府の祝日)がやはり1週間間をあけて続くので、年に2度の祝日(有給でお休みをいただける祝日)が何曜日に来るのか、というのが祝日の少ない州民にとっては結構重要です。

 

他の祝日は基本的には月曜に休みがきますけど、この4つはカレンダー通りです。

カナダで制定されている「祝日」で全員もれなくお休みになる日数は8日(ケベック以外は9日かも)なんです。日本より少ないですよ。

パートタイムの方、シフト労働の方などはこの休みの日が元々仕事が入っている日とは限らないし、年間の労働時間の合計などとの絡みで、「祝日」の扱いが若干異なるのですが、とりあえず英国で言えばバンクホリデー、日本で言えば祝日、週末や自分で申請するお休みとは別にひょっこり登場する嬉しいお休みの日です。

 

今年は月曜に振替休みがきますので、ちょっと嬉しい3連休ですよ〜。

 

 

クリスマスの祝い方、と言いつつ話が逸れましたね。

 

 

 

夫はカソリックの家庭に生まれ育ったので、クリスマスとイースターの祝日は、子供の頃は真剣な行事だったようです。

 

御多分に洩れず本人の宗教心は子供の頃からすでに疑問でいっぱいで、現在は全く信仰も風習も捨て去っています。

 

でも、日本のお正月や餅つきみたいなもので、風習としてのクリスマスはやはり大切なようで、毎年この時期になると、クリスマスのご馳走の話になったりツリーはどうするか、という話になったり、子供の頃の思い出(いい話も嫌な話もあり)になったり。

 

 

去年はなんだか張り切って庭先に電飾を巡らせたり、庭の木の枝を切ってきてアバンギャルドなツリーをリビングルームにこしらえたりした夫ですが、今年はあんまり気が向かないようで、飾り付けなし。

 

オミクロン状況が日々刻々と変化して、何度も州知事のプレスコンフェレンスがあり、

→当初は20人までの予定だったけど個人宅での集合は10人まで。

→先週は10人までと言ったけど6人までに変更。

→集まる回数も一回程度にして(家族で集まったり友達と集まったり何度もパーティーするなという意味。)

→室内ではマスクをつけて。(個人宅内でもってことでしょうかね)

 

などという話題が耳に入るしで、今年は実家に戻れない友人と集まるかもしれないと言っていましたが、それも中止になりました。

 

 

クリスマスのお祝いで一番大事なのってなんでしょうね。

 

カソリックで育った夫も、日本で商業主義クリスマスのかけらだけ垣間見て育った私も、子供の頃クリスマスで嬉しかったのはプレゼントとご馳走と飾り付けでしょうか。

夫やキリスト教文化圏で祝う人たちは一族大集合してお祝いしますから、親戚との集まりが楽しみの一つでもありますね。

パンデミックでこの部分に規制がかかってしまいますから、がっくりしている人たちも多いと思います。

 

感染そのものも脅威ですけど、人々がガックリきてしまったり鬱になってしまったり、そちらの脅威も大変です。

皆さん、健康で心穏やかなクリスマスや年越しを迎えられますように。

 

 

栗をいただく

f:id:casse-pied:20211223122437j:plain

ほくほく

栗って美味しくて大好きですけど、イガイガを踏んで中身を取り出し、取り出した中身の鬼皮と渋皮を剥いて、山越えたにこえて栗ご飯とか栗きんとんとか、あんまりにも労働量が途方もないのでずーっと食べないで何年も過ごしておりました。

 

が、ちょっと前にパリにお住まいの方のブログで、栗をローストして食べる様子が暖かく美しく描かれていたのに刺激を受けて「そうだ、ローストするだけだって良いじゃない」と栗を久しぶりに食べたくなりました。

 

暖炉のない我が家はオーブンでローストするか、庭で焚き火してそこでローストするか。

寒いですからね、栗だけのために焚き火しに庭に出る気にはなれませんから、オーブンでローストすることに。

 

えーと、何分くらいすれば良いのかな、とググって出てきたYouTubeのビデオにお世話になりつつ、食後にちょうどデザートっぽく食べられるようにロースト仕上げましたよ。

 

切り目を入れて水にしばらくつけて、華氏350度で二十分、オーブンシートにちょいちょいっと水を振り入れてから425度でさらに二十分やってみました。

ビデオでは水から挙げた栗をきちんとタオルで拭いてましたけど、どうせローストするんだし途中で水気を足すんだったら、とそのまま濡れたまんまで。

美味しくできました〜。

切り込みの浅かった分は渋皮がしぶとくて、スプーンですくってみたりしましたが、きっちり切り込みが入ってた分は面白いように鬼皮ごと渋皮も剥けて。

 

youtu.be

 

クリスマスの時期に食べておいしや、の食品群、クリスマスクッキーとかシュトーレンとかパネトーネとかナッツ類とか栗とか、世間の皆さんはいつ食べてるんでしょう。

 

間食の習慣がない私、お腹が減ってる時(食前)は「今食べるとご飯が美味しくないし」と食べられず、食後は「うーむ、腹八分目のこの状態にさらにものを食べたくないし」と、食べるきっかけが見つかりません。

 

朝ごはん代わり、昼ごはんがわり、として食べると良いのかな。

 

栗はデザートとして食べることにして、夕飯の盛り付けをちょっと控えめにしてみました。

夫はその後でチョコレート食べてましたけどね。

 

 

また来年やりましょう。


ヴィーガン ブログランキングへ