GUK MIYEOK(미역국 • Seaweed Soup)に挑戦しました
先日図書館からEブックで借りたThe Korean Veganクックブックから、ワカメスープ作ってみました。
もっとエキゾチックなものを試せば良いものを、とも思いますが、写真のワカメスープが美味しそうで、ついつい。
で、韓国の乾燥わかめを探して見つけた話はちょっと前に書きました。
買ったときに既に作るつもりだったんですが、あれから何週間?
先延ばしにし続けましたが、やっと作りました。
わかめが主役のスープ、期待が高まります。
で、ジョアンさんのレシピに従って、乾燥わかめを1オンス(28.34グラム)水に戻しまして、(ほぼ)レシピ通りに調理しました。
ヴェジブロスはちょっと前に作ってあったリークのブロスなんですけども。
でも昆布もちょっと入れて作ったので昆布出汁の雰囲気もあります。
ジョアンさんのレシピには「ヴェジブロスまたは水」って書いてあるので、大丈夫でしょう。
それにしても乾燥わかめ1オンス,水に戻したらかなりたっぷりですね。
乾燥わかめのパッケージを開けて、ワカメを取り出して秤の上の容器に置いて重さを測りましたが、日本の乾燥ワカメは既に小さく切った状態なのでつまみ出しやすいですけれど、韓国のワカメは棒状に乾燥してあるせいで、乾燥春雨を半分だけ袋から出したい時のような「ああ、カリカリの麺が袋の中の近隣の麺に絡まってブワブワっといらん分まで引っ張り出してしまうから袋からブワーっとカオスが広がる~!」現象が起きました。(おわかりになりますか?)
日本の乾燥わかめは既に切ってあるから戻した後あえて切る必要もないし、使う人のことを考えてくれてて親切ですねえ。
なんでこの発想が日本の行政とか国政にもないのか。
いやいや、ワカメの話。
ジョアンさんのレシピはとてもシンプルで、わかめを戻して水気を切って(タオルで拭って、、とありましたがわたしは水切りして放置して余分な水分は蒸発してもらいました)鍋にごま油を敷いてから三分くらいニンニクと一緒に炒め、ヴェジブロスと塩胡椒少々を入れて沸騰させた後火を弱めて二十分くらい煮込んで味を整えて出来上がり。
何しろワカメの分量がすごいのと、胡椒が入るんだー、へ〜、とそこが意外でしたが、唐辛子が入るわけじゃなし、基本はワカメのお澄ましで、ほっとする美味しさです。
数え方の日本語
先日、ニンニクの数え方を確認したくてググって見つけたサイト、数え方単位辞典。
色々なものの数え方がずらずらっとまとめられていて、知らなかったことや忘れていたことを再確認。
それで思い出したのは、日本語を学習する外国語話者の人たちの不満というか嘆きというか。
日本語の文法はヨーロッパ言語の文法のパターンと違い、動詞の時勢の概念もちょっとずれてるし、形容詞の過去形なんてものがあるし、助詞とか、敬語や謙譲語や丁寧語とか、いろいろと受け入れて暗記しないとお話にならない細かいハードルがあります。
まあ外国語なんてそんなものですが、パターンが違うから戸惑うらしい。
大体ひらがなとカタカナ、なんで同じ発音の文字が2系統存在しなきゃいけないのか、とか。
聞かれても 私ゃ知らないよ。
で、数の数え方に関してもやっぱり文句が出ます。
まず、一から十までの数字の読み方の中に、
いち、に、さん
ひとつ、ふたつ、みっつ、
などと発音が複数あるのも不満だし、
いっ「ぷん」
に「ふん」
など、数によって助数詞の発音が変化するのも嫌だそうです。
あ、もっと嫌なのありましたね、
いっ「ぽん」
に「ほん」
さん「ぼん」
と三通り出てくるのもね。
いやいや、英語だって石鹸は a soap じゃなくて a bar of soapだし、キャベツはa head of cabbageだし、大体あのan ear of corn なんて一体何なんだ、と苦情には苦情で応酬できますが、まあ気持ちはわかります。
日本に住んでいて日本語を日常的に耳にしていれば忘れることもなかったかもしれない(言い訳)言葉というのはやはりたくさんあるのですが、夫に改めて「じゃあ魚は?」「じゃあ机は?」と聞かれ、「えええっと、、魚は一匹で良かったはず、、、、机は一脚だよ」などと、ちょっと赤くなりながらごまかして、数え方単位辞典でこっそり確認。
そしたら検索頻度の輝ける第一に机がありました。
なーんだ、日本に住んでいても忘れちゃう人がいるのか!
とちょっと喜びつつ確認のためにクリックしてみたら、数え方の筆頭に「一台」とあり、ええ?一台?それはないでしょう、一脚でしょう?とちょっと違和感を覚えたり。
これって地方ごとに差があったり世代でも差があったりするのかな?
刀は一本以外には一振り(納得)でも「一口」ってのが続いてて、一口?ひとくち?とちょっとやっぱり納得いかない気分。
鍵は扉を開けるあれは「一本」なんだそうです。
鍵をどうやって数えるかなんて考えたこともありませんでした。
あと、料理のカテゴリーを見てみたら、最初に「グラタン」があるんですけど、グラタンの数え方なんかどうでも良い、、いや、そんなの決まってるんですか?
みてみたら、一皿、一品、ですって。
料理は全部それで良いのでは?
なぜ数え方がこんなにあるのか
とググってみて出てきたサイトの中に面白いのがありました。
中国語と日本語の助数詞の数が同じ500種類だとか、他にもいろいろと面白いお話が出てきます。
文中で情報という意味の英語がなぜか変な文字列になっているのは、これはタイポですよね、2006年の記事だから今更間違ってますよ〜ってメールしても多分誰も気がつかないでしょうけど、なんでこんな文字列になっちゃったんだろう。
日本語学習者むけの解説サイトもいろいろとありますが、意外にウィキペディアの解説が面白かったのでリンクを貼っておきます。
こういう話題になると必ず「日本語は難しいよね」とか「日本語ほど豊かな言語はない」とかいう方がいらっしゃいますが、日本語が特に難しいとか、日本語が飛び抜けて豊かな言語だとか、そういうことはないと思います。
好みはあるかもしれませんけど