食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

理想の夏休み・理想の読書・キャンプ行きたい〜

前庭の紫陽花がどんどん花を咲かせています。



 

カナダ・デーも過ぎてしまい、今年の夏のロング・ウィークエンドはおしまいです。

ケベック州以外のカナダでは、8月にもう一回ロング・ウィークエンドがありますが、ケベックだけないんですよ。

そんなのばっかり。

なんでケベックってこうもへそ曲がりなんだろう、、、。

 

とはいえ6月のロング・ウィークエンドはケベックだけなので、別の週より一月早くもらっただけともいえますが。

 

まあそんなわけで、9月のレイバー・デーの連休まではカレンダーはとても冷たく「仕事に行きなさい、さあさあ」と言ってます。

およげ!たいやきくんという歌を思い出します。

 

いやいや、仕事は好きですし、文句言うことじゃないんですけどね。

 

でも今年は夏休みを取れそうにないのでちょっと残念なんですよ。

 

先日同僚に赤ちゃんが産まれ、育児休暇に入ってしまってて、代わりの人を見つけることができなかったので、職場の人手不足に拍車がかかってます。

彼はあと5週間戻ってきません。

 

休みをとってキャンプしに行きたい、、

行けないとなると余計に行きたくなります。

 

 

北米の空の旅状況2022・夏

海外旅行はまだ行きたいとは思いません。

国によってパンデミック状況も規制事情も若干違いますが、今や欧米はどこもまるでパンデミックは終わったかのような状況で、それ自体は自由でよろしいですけれど、でも感染してしまったらせっかくのバケーションが台無しだし。

 

しかも、現在カナダの空港はどこもカオスだって言います。

パンデミックで一気にフライトが激減し、人員削減をした航空会社、人員増加が間に合わないうちに規制がどんどん緩和されて旅行者が急増したため、何もかもが遅延して大変だそうです。

 

 

パスポートの更新や新規の申請も、パンデミック中は誰もしなかったのが、今年こそは、とみんなが一気に申請し始めたせいで、通常よりもかなり時間がかかっている模様です。

 

よく行くアジアン・グローサリーのお店の入っているストリップ・モールの建物に連邦政府のパスポート・オフィスがあるんですが、毎日ものすごい行列で、折りたたみの椅子や水筒など持参して長丁場に備えた人々がずらずらと並んでいます。

 

夏休み中の移動はいつだって混雑や行列がつきものですが、これほどの混雑やカオスに紛れて移動するのは嫌です。

 

嫌です、なんて言わずともどうせ行かれないんだから心配無用ですが。

 

5月にアルバータに行った折には、まだ夏休みのシーズンじゃなかったから空港も普通でしたし、夏休みを前倒しでいただいたんだと思うことにしよう、、、、。

 

 

 

私の理想の夏休みの原型

 

子供の頃、父親の書棚の前に陣取って、父の本を適当に抜き出して読むのが好きでした。

平日だったり父が在宅している時間帯だとなかなかできないことでしたから、多分これは夏休みの平日の昼間だったと思います。

 

子供の頃は祖父母が同居していましたが、祖父母はしょっちゅう旅行に出掛けていたので、夏休みは家で一人っきりで過ごすことも結構あって、読書する喜びを満喫できました。

祖父母が在宅の時だとしょっちゅう「夏休みなんだから外で遊んできなさい、子供らしく日に焼けなさい、そんな生っ白い顔してると病気してる子みたいだよ」とせっつかれていましたから。

 

日に焼けるとコンガリする前に赤くなってその晩の入浴で痛くて辛いので、夏休みに泳ぎに行くのも外で遊ぶのも嫌だったんです。

小学校の頃は夏休み中に学校のプールに合計*回以上行かなければいけない、というのがあって、カードにハンコを押してもらうんですが、毎年私はハンコの数が足らない子供でした。

休み明けに日焼けの具合を比べあって「一番日焼けしたで賞」なんてイベントがあって、夏に日焼けした子は冬に風邪をひきにくいんだとか大人は言っていました。

子供たちは別に気にもとめてなかったんですが、大人から見たらやっぱり病弱な子供に見えたのかもしれません。

病弱じゃなくて、肌が弱かったんでしょうかね。

本当に日焼けできなかったんですよ、痛くなるだけで。

 

 

だから父の本棚の前で好きなだけ本を読んでいられる時間がとても自由で開放的で、楽しかったんでしょう。

 

父の本ですので、私が読んで楽しめるものはほんの一部だけだったはずですが、日本の作家の小説の文庫が結構あって、日本の近代ものの多くは父の本で読みました。

本の世界に没頭して、「ご飯だよ!何してるの?早く降りてきなさい!」と半分叱り口調で呼ばれて初めて現実の世界に引き戻されてました。

 

 

家のことなど一切しなくてよくて読書に没頭できたのはなんて幸せだったんだろうとたまに思い出す理想の読書時間です。

 

 

個人的な「理想の夏休み」は、どこで過ごすにせよ、時間が永遠にのんびり続いているような、そこで本を開いてずーっと夢中で読んでいるような、そんなイメージです。

 

大人になってからその背景がビーチになったり外国になったり公園の芝生の上になったり色々ですが、最近の理想はやはりキャンプ場でテントはってハイキングなどして戻ってきてやれやれ一服〜、と本をめくってるひと時かな〜。

 

やっぱり週末一泊だけでもどこか行きたいものです。

行くならケベックのノースショア程度でしょうか。

あまり遠くないところ。

 

こういう調べ物はパソコンに向かって検索なので、家のなかの作業です。

が、私も若い人たちみたいにスマートフォンで検索してみようかしら。

そしたら庭でできます。

 

 

庭でのんびりしてるばっかりでは調査が進みません


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