三泊のキャンプから戻りましたー。
現在大量の洗濯物を回しております。
キャンプでプラスティック・フリーに向き合う
まるっきりプラスティック製品を使わないという意味ではなく、使い捨てを極力減らし、持っているプラスティックは大いに有効に使うという意味で、プラスティック・フリーを目指すキャンプです。
例えば上の写真の味噌汁は、20年前ならプラスティック製の容器でいただいていたところ、劣化や紛失などで替えを購入するタイミングで、再利用できる断熱効果のあるステンレスのカップを野外フェスティバルのビア・テントで購入したのを使い回すことに。
新しいのを買うという場面では、極力現在所有しているものを使いまわせないか、と考えるようになりました。
以前は再利用ボトル（要するに水筒ですが）といえばプラスティック製が一般的だったのが、プラスティック・フリーの動きが広まるにつれ、ステンレス製のボトルが普及し始めましたが、では早速、と現在まだ使えるプラスティックのボトルがあるのにステンレスのを買うのは本末転倒です。
同じ発想で、食品を買うときに入っている包装というか容器も、綺麗に洗って使いまわせるものはなるべく再利用します。
使う状況次第では本来使い捨てすることを想定して作られたものを再利用するのはプラスティックの中から有毒なガスが食品に溶け出す可能性などもあるので良くない、というのはありますが、なら食品じゃないものを収容するのに使うことも考えます。
とはいえ頻繁に買い足す必要のある食品がプラスティック過剰包装だと使い回すにも限度がありますので、プラスティック包装じゃないものを探すことも同時進行で進めないと。
州営のキャンプ場も、以前よりもプラスティックのゴミを出さない方向に変化しています。
以前はプラスティックの袋に入っていたキャンプファイヤー用の薪が紐で縛られるという形式に変化したのもそのうちの一つです。
去年はどうだったのか覚えていませんが、今年は買った人が紐を渡されて「そこにある道具にこの紐を引っ掛けて、自分で好きな大きさの薪を持ってってください。」と。
空港でキャリーオンのケースを測るアレみたいですが、この黒い枠に紐を渡して上からはみ出ない程度に薪を積み上げて最後に括ります。
昔スーパーなどで袋を渡されて「ここに詰め込めるだけ飴玉を詰めて＊＊円」ってありましたが、あんな気分になります、、が、紐が結べなかったり持ち運べなかったりしては意味がない、落ち着いてかかります。
今写真見たら手前にタバコの吸い殻が。
前にキャンプしていた人たちが喫煙者だったんでしょう、あちこちに吸い殻が落ちてました。
ケベック州はいまだに喫煙率が他の州よりも若干多いような印象ですが、吸い殻のポイ捨てはいただけません。
ケベックで、OKAでキャンプ
今回使ったキャンプ場はSEPAQという州政府委託の団体（？企業？）が運営する州立の公園ネットワークで、ケベック州内では一番モントリオールから近い場所にあります。
以前は夫とよく自転車でキャンプしに行っておりましたが、自転車だと積める荷物もかなり制限されるので、かなりミニマリストなキャンプでしたが、車だと持って行けるものが増えるので、快適さのレベルが上がります。
年齢とともに、やっぱり野生的な暮らしにも限度を感じますわ〜。
それでもなるべく無駄なく、普段の台所で料理するよりはかなりシンプルに、同じ容器を使い回して洗い物を減らしたり、ちょっと汚れてても「キャンプしてるんだから平気さ」とのんびり過ごします。
SEPAQ以外にもプライベートのキャンプ場はOKAにもあちこちあります。
プライベートの所は概して森林の中でテントを張って自然を愛でるというよりは、モテルやホテルよりも安く宿泊できる点が売りで、連泊する人やトレイラーに屋外家具など持参で夏の間住んじゃってるような人たちも結構多く、キャンプ場の入り口すぐのところに子供向けのプールがあったり洗濯機や洗い場が設けられていることが多いです。
そういうのもまた面白いですが、せっかくテント張って非日常を味わいたいと思ってるのに近所からテレビの音やラジオの音楽などがガンガン響いてきたりすることも比較的多いので、我が家がプラウベートのキャンプ場を選ぶのは往々に州営が取れなかった場合です。
いやー、今年もキャンプ行けて嬉しかったです。
もうちょっとキャンプのこと書きます。
