食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

あなたのオンライン・プレゼンスは?ESTA

先日の1001 Pots で入手した皿でお蕎麦。海苔乗せすぎかな。



ソーシャル・メディア

Facebook, Twitter, Instagram, LinkedIn, TikTok。。。。

何一つやってない、という人は今やかなり珍しいですよね。

特にFacebookは地上に存在するどの国家の人口よりも利用者数が多いといいますし。

 

私は10年以上まえに友人に誘われてFacebook等のアカウントを作り、遠隔地の友人とやり取りするのに使っていました。

その後友人たちがどんどんと辞め、私も使うのを辞めてしまい、もうパスワードも忘れてます。

友人たちとは電話や実生活で交流しているし、SNSとはあまり関わりなく私の時間は進んでいきます。

 

 

年齢ゆえか。

でも私より年上でも連日FacebookやInstagramにせっせと写真を上げてる人は大勢いますから、性格ゆえか?

 

なんの不満もなく過ごしている私、めでたしめでたし、と終わればこんなブログは書きません。

 

 

先日なんと、自分のオンライン・プレゼンスに関して答えなければならない場面に出くわしてしまったのです。

 

 

どこで?

誰に?

 

 

アメリカ合衆国への飛行機(または客船)での入国前に取得する必要のある、ESTAの申請ページで。

 

 

ESTA(Electronic System for Travel Authorization)

観光での入国に際してビザが免除されている国の国民が対象。

 

車で国境を越える場合はI W-94という紙切れのみですが、空、または海などからアメリカ合衆国に入国(訪問または乗り継ぎ)する場合は、ESTAが必要。

 

これっていつごろ始まった制度でしたっけ。

911の後だったのは確かですが、直後だったのか、数年後だったのか、そこらへんはもう忘れました。

 

以前は一度許可を貰えば、住所や名前を変えていなければ2年間有効だったはず。

いや、厳密には申請時の滞在先や目的と同じであれば、ということだったかも。

申請には米ドルで10ドルかかりましたっけ。

 

 

今回申請するにあたり、申請料とか質問事項とか、若干変化しているだろうとは思いつつも、質問内容に「あなたのオンライン・プレゼンスについて」というのがあったんですよ。

 

 

Facebookなど、あなたのSNSページのアドレスを記入しなさいって!

 

 

SNSやオンラインでの活動履歴 

昨今は無差別銃撃事件やテロ行為などの犯人が、犯行に至るまでの間にSNSで犯行を匂わせることや対象グループへの憎悪を表明していたり、またはオンラインの匿名性に付け込んで他者を誹謗中傷する人々の存在など、SNSの闇を放置して置けない状況が認識されています。

 

大企業のHRなどが就職希望者のSNSを調べることも珍しい話では無くなっているし、そういった調査を専門とする職種もあるくらい。

だから、アメリカだけに入国希望者のSNS活動も確認したいってことなんでしょうかね。

 

見たければ見せますけれども、仕事場のコンピューターで入力していたので、自宅のコンピュータみたいにアドレスやパスワードを記憶させているわけもなく、自分のページのアドレスなんかわかりません。

 

ああ面倒臭い。

 

ESTA申請はパスポート番号始め個人情報を入力するページが、全部で7ページあり、入力途中でページを保存して申請番号を控えておいて一旦サイトを閉めてしまうこともできます。

 

仕事の合間にやっていた私、これは自宅に戻って調べることに。

 

 

ところが、自宅に戻ったとて何年も放置していたアカウント、パスワードなど忘却の彼方で結局ログインできず。 

 

自分の名前とFacebookと入れて検索したら出てくるかも、とググってみたものの、同姓同名の別人のアカウントがずらずらと出てくるだけで、自分のは全然出てきません。

 

氏名、Facebook、Montreal、と入れてみても同じ。

東欧のどこかにお住まいの同姓同名さんの写真がどかどかっと出てくるのみ。

 

 

アカウントを持っていないのであれば、持っていません、という箇所にチェックマークを入れて進めば良いのですが、あるのに持っていませんと言ってそれがバレたら要らぬ面倒を呼び起こしそう。

 

困ったなー。

 

3年くらい前にコンピューターも買い替えたので、な〜んにも残っていません。

 

面倒臭いなー。

 

 

それにしても、自分と同姓同名で別人のFacebookアカウント、私以外に20人もいましたよ。

同じ学年に同じ苗字の人がいたことは今までなかったし、それほどよくある名前でもないんですが、それでもいるんですねえ。

 

 

と感心しつつ、再びESTAの申請ページを開けてよくみてみたら、オンライン・プレゼンスの欄はOptionalとありました。

 

 

なんだ、記入しなくてもよかったんじゃない。(自分の不注意に自分で呆れる)

 

このうっすらグレーでついでのように書いてあるOptionalに気が付かなかったばっかりに、結構ストレスを感じたんですけれど。(バカだね〜自分、と笑える展開で良かったんですけど、本当にもうちょっと注意しましょう、自分。)

 

 

というわけで、ESTA申請される方、2022年の8月現在は、ソーシャルメディアのアカウント情報入力は強制ではありません。

 

ログイン忘れた方はご安心を(ってそんな人は私くらい?)

 

 

そして、最終的な支払いでもう一度驚いたのは、申請料金が10ドルから21ドルに値上がりしておりました。

いつあがったんでしょう。

倍ってすごい。

 

この分なら陸路で入国する時の6ドルもそろそろ値上がりしているかもしれませんね。

まああれは当初から一度も上がってないこと自体不思議ですから、まあ仕方あるまい。

 

これは自分の覚書ですが、今回は仕事なので、ESTA申請料は職場に出してもらうのですが、職場のカード(申請者とは別の名義のカード)で支払いましたが問題なしでした。

 

 

ちなみにESTAの申請後、許可されたというメールは小一時間後に入りまして、無事に落ち着いたのですが、ESTAをもらってから入管に出向くのは前提であって、ESTAがあっても国境の入国管理官個人の判断で入国を拒否される可能性は0ではない、という注意書きはもちろんついてます。

 

esta.cbp.dhs.gov

 

 

できればアメリカには今行きたくないんですけどね。


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