Gaz Oakleyさんのミートボール
この方のYouTube、材料を計量して入れてあるボウルとか混ぜるのに使ってるボウルとか、結構素敵なんですよ(今見直してみたら、このエピソードのに出てくるのはそれほどでもなかった、、個人の好みですが。)
でも、こんなふうに使ってたら洗い物が凄そう、、と気になります。
一つ一つが無骨で肉厚だし、揃いものじゃないので重ねにくいだろうし、なのですごい量になりそうだし、ぶつかったら欠けそうだし、出し入れするのも重そうだし。
アシスタントの方が大変そうだ。
そうそう、彼のミートボールのレシピ、すごく美味しそうにみんな食べてますので作ってみました。
セイタン改良版
小麦粉のタンパク質であるグルテンを肉っぽく加工するセイタンは、小麦粉から作るとなると、澱粉質を水で洗い流す作業がものすごく大変です。
グルテン粉を買ってきてそれを使えば一手間省けますが、グルテン粉は水を合わせたらすぐにぎゅーっと固くなるというか、扱いにくいというか、こねにくいのです。
以前に何度かグルテン粉でセイタンを作りましたが、固く出来上がって、まあいいんだけど、何だかもうちょっとテクスチャーに変化が出れば良いのになあと、今ひとつ日常的に作るものにはなっていませんでした。
が、色々と工夫するヴィーガン・ユーチューバーの多くがいろんなものを混ぜて面白そうなセイタンを披露しているのを何度か見て、そのうち真似してみよ〜(としょっちゅう思ってますが)と思っておりました。
Gazさんのこのレシピもまさにそんなセイタン改良版、グルテン粉に玉ねぎ、乾燥したマッシュルーム、豆腐、赤ワイン、ニンニク、味噌、醤油、、、など混ぜて柔らかさと風味を混ぜ込むわけですね。
ふむふむ。
12分くらいしっかりこねなさいとレシピにあったので、しっかりこねましたが、今回使った豆腐、硬いやつじゃなかった(日本の普通の木綿豆腐などよりはよほど固くて水分少なめなんですが)せいか、こねてるうちに記事と同化してしまったせいか、ふわふわな団子になってしまいました。
次回はこちらによくあるカッチカチなfirm tofuを使ってみましょう。
味付けは私にはちょっと濃すぎました。
醤油と味噌がね、ちょっと多すぎ。次回は半分づつにします。
レシピにはボールひとつ30グラムくらいをおすすめ、とあったので、その通りに大体30グラムのボールにしたんですが、Gazさんが作ってるミートボールはあれ40グラムか50グラムあると思いますよ、30グラムではあんなに大きくなりません。
フライパンにぎっちり並べて加熱する様子を見てると、あんなに大きく膨らむんなら全部並べられないな(実際たくさんできるので10インチのフライパンでは一度で全て調理しきれません)と思いましたが、あんなには膨らまないですから。
見た感じの肉団子らしさはすごいです。
これが豆腐の硬さが成功していたら、もっと歯応えもあったのかな。
次回はチックピーとかナッツとか入れてみてもいいかな。
後日、残って冷蔵庫に保存してあったのを温め直しましたら、ふわっふわだったミートボールがもうちょっと歯応えのある状態になってました。
肉もどきとしては数日後の方がより食べがいのある食感。
レシピでも、できれば前もって作っておいた方が良いとあったので、そういうことだったのかも。
次回の予定というかなんというか
そんなに大変な作業でもないので、また作ってみようと思います。
次回は材料を半分で(大量にできてしまったので冷蔵庫にドーンと巨大なタッパが鎮座しています)塩分も半分で作ろうと思います。
材料を混ぜるのにフードプロセッサーかミキサーがないと、レシピをそのまま作ることはできませんが、うちのフードプロセッサー(11カップ)では液体の量が多すぎる上、乾燥椎茸などをそのままきれいに攪拌できない(椎茸がブレードに引っかかったままぐるぐる回り続ける)ので、椎茸をレシピに入れるワインなど液体でちょっと柔らかくしておくなどするとやりやすいかも。
ひょっとしたら全ての材料を一緒にぐわーっとモーターのパワーで撹拌してしまうよりも手で刻んだりすり鉢で粉砕したりした材料が混ざっている方が、テクスチャーに変化が出て美味しいかも。
パンプキンシードなどをちょっと刻んで入れてみても面白いかも。
高野豆腐を戻して混ぜても良いかも(豆腐よりも面白そうかも。)
肉、じゃがいも、野菜、という組み合わせは楽ですね。