食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

中華スーパーでシシトウ?

シシトウがまた食べたくなった時

ずっと食べていないと忘れてしまう食べ物ってあるんですよ。

シシトウがまさにそれでした。

去年日本に帰省するまで、かなり長いことすっかりさっぱり記憶から消えていた食品です。

 

が、実家の近くのスーパーで見かけて「おお、懐かしや」と買ってきて、フライパンでしゃしゃっと炒めて醤油を垂らしただけで、その旨さに感動。

 

モントリオールに帰ってからは、また一時忘れていましたけれども、たまにふと思い出しては「ああ、あれ美味しかったなあ〜」なんて。

そして秋の初め頃、韓国食材店を冷やかしていた時に見つけました、懐かしのシシトウ。

 

韓国のお店には日本と共通する食材が盛り沢山なので、中華系の店よりも懐かしい出会いが結構ありますね。

 

というわけで、日本で売ってるパッケージの3〜4倍くらい軽くあるような、大きな袋入りのを買ってきて、やっぱり簡単にフライパンでシャシャッと焼いて出したら夫も旨さに感激。

 

夫もよく食べるので、これは来年用に、と最後の一つから種をとって乾かして封筒に入れて保存しました。

 

でも、また食べたい、来年まで待てない、、、。

 

と思っていたところ、近所の中華スーパーで、獅子唐とは書いていませんが、結構似たようなお顔立ちの細長いものに出会いました。

 

そういえばこれ、前にも見かけたことあったかも。

その時はシシトウのことを忘れていたせいか、なんとも思わなかったのかも。

ピーマンとかグリーン・ペッパーとかあんまり好きじゃない(嫌いというわけではない)ので、見過ごしていたのかも。

 

 

とりあえず買って帰り、ググってみましたよ。

Green, thin, mild Chinese pepper でイメージ検索。

緑の、細い、マイルド(多分そうに違いないと思って)チャイニーズ・ペッパー。

 

出てきた写真はシシトウっぽく調理されたものや生の状態のものなどいろいろ。

こんなのとか

 

これなんかまさにシシトウっぽい。

 

左のは日本のピーマンみたいですね。そして右側の、まさに買ってきたものと同じような代物ですが、キャプションにGreen Cayenne Chile Peppers...グリーン、カイエン、チリペッパーズ、、、カイエンって辛いやつ?

specialtyproduce.comリンクを辿ってみました。

赤いカイエンよりはマイルドだと書いてありますね。

シシトウにもたまに辛いのが混ざっていることがあると言いますし、この記述はまさにシシトウそのもの。

 

見つけたサイト(英語)によると、中国では調理したものがタイガースキン・ペッパーズと言われるとか。

炒めて茶色く焦げ目がついた部分とそうでない部分がまるで虎の皮みたいになるから、とかなんとか。

 

英語のサイトで、虎皮尖椒という中国語表記を発見!

中国語のYouTubeも発見!

youtu.beDuolingo如きではなかなか中国語の習得は進みませんね。

この方が仰ってること、「ちょっと」に相当する「一下」しか聞き取れません。

 

 

砂糖とかなんやかんやと色々入りますね〜。

別のビデオも見ましたが、トロッとしたソースに絡めたような仕上がり、肉を入れたレシピまでありましたね。

私は塩味少しだけと醤油の香り、それだけであとはシシトウの味だけで十分なんですけどね。

 

検索して出てきた写真の一つ、そうそうこれこれ!

 

 

thewoksoflife.com

種を取り除くか入れたままか、それが問題

日本のシシトウは私、種を取らずに丸ごと食べます。

 

どこかの誰かがオンラインで「ピーマンの種をとって食べてる人はピーマンの本当の美味しさを知らない」ようなことを言っていたのを見かけたのですが、実家ではピーマンの種はとって食べていた覚えがあります。

 

シシトウは細いから種を取るのが面倒だからなのか、なんとなくなんですが、ピーマンも今度日本で食べる機会があったら種ごと料理してみようかな、と思っています。

 

で、上のYouTubeの方も、別のサイトでも、種をとっている方がいらっしゃる模様。

シシトウの種、辛い場合はとった方がいいかもしれませんけれど、皮だけであの美味しさが味わえるものだろうか、、なんて。

 

うねうねしていて長細いので液体を入れないと全体に火が通らないと学びました

今回は最初塩を振って炒め始めましたが、うねうねしている上かなり長いので、カーブの部分の外側しか鍋肌にくっつかない=鍋に触れないで空中に浮いてる部分はひっくり返してもなかなか鍋肌にくっついてくれないので火が通らない、ということで、酒を振りかけて全体に加熱するように努力してみました。

 

あとは普通にシシトウ的調理。

 

 

味はですね、シシトウのものすごい辛い版です。

 

 

ひょっとして私が買ったもの全てが当たり(ハズレ?)だったのかもしれませんが、これはシシトウみたいにバクバク食べられません。

口の中が熱くてヒリヒリになってしまいまして、水を飲んでも逆効果なので、豆乳にチアシードを混ぜた豆乳チアプディング(朝ごはん用)を急遽口に含んで冷湿布代わりに使いましたよ。

 

やー、これは次回は種を全て取り除いて調理せねば。

種を取り除いても皮だけでも結構辛いとは思いましたけども。

 

 

皆さんはシシトウの種やピーマンの種、とりますか?そのままですか?


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