食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

朝ごはんのヌルヌルコンボと、食べ物の日本語表現の話再び 

朝ごはん、美しくないけどメモがわりに載せます。

ここ数年の朝ごはんの定番は、ご飯と冷奴と糠漬け、、、か、納豆かけご飯。冷奴にはコーヒーミルで挽いたフラックスシードと生姜のすりおろしと青ネギを刻んだのをたっぷりかけて醤油をちょろちょろっと回しかけてます。

が、納豆かけご飯は最近「ぬるぬるコンボ」に凝っています。

オクラのぶつ切り(生のまま)とガゴメ昆布を水で戻したもの、フラックスシードを粉砕したものに水を合わせてトロッとさせたもの、このヌルヌルたちとカラシとを納豆に混ぜてぐるぐるぐるっとかき混ぜてフワッフワにして、それからネギと醤油ちょっとも入れて、ご飯に混ぜで食べます。

見かけは汚いけど、美味しい。

カラシは、和からしなんて高価なものを使わずに、そこらへんのスーパーで買えるディジョンマスタード。

 

ガゴメ昆布は、日本に住んでいる頃大好物だったもずく酢と似たような感じで酢醤油で食べるのが好きでしたが、なんせ夫がヌルヌル食品が苦手(納豆以外は頑張って食べてくれますが、本のちょっとだけで胸がいっぱいになるらしい)なので、苦手がってる人にまで食べさせるなんて勿体無い、でも一緒に食べないのに一人だけ食べるのはなんか抵抗ある、、ということで、食卓に登る頻度が少ないのですが、朝ごはん(勝手に好きに食べてる)で食べればどんどん食べられますからね。

 

ガゴメ昆布は物産展みたいな出店で初めて出会ったのですが、売り子の女性に「最初からたっぷり水を加えないで、ヒタヒタになる程度に水を入れて混ぜて馴染ませて、しばらくして水が吸収されてしまった頃にまた少し足してあげると良い」と教わって、時間をかけてじっくり吸水させるべく、徐々に水を足してます。

 

 

方言バリエーション

「餃子のおんがえし」のじろまいいずみさんのツイートから、こんな記事を見つけました。

 

j-town.net

ご飯をお茶碗に盛り付けることをなんと言いますか?

 

私は「よそう」だったと思います。

 

夕飯の前に慌ただしげに母が「ご飯よそってくれる?」と言っていたのを覚えています。

自分で使った記憶はあんまりありませんが、多分母が使うのと同じ表現を使っていたでしょう。

 

あれれ、でもこの記事を見ると、九州は「つぐ」が圧倒的みたい。

我が母は九州人ですから、「つぐ」だったのがだんだん「よそう」に変化したのでしょうか。

ちなみに父も九州人、祖母は広島人、祖父も九州人。

みんなご飯を「つぐ」エリアの人たちですねえ。

 

母は割と引っ越し先の言葉に感化されやすいタイプだったので、ひょっとしたら「つぐ」「よそう」両刀使いだったのかもしれません。

 

こういう日常表現って考えずに使ってることが多いし、仮に「よそる」「つける」という人がいても文脈というか状況から理解できそうだから、改めて自分はどれだ、と言われても確信が持てないんですけれど。

 

記事ではつぐ(関西系らしい)という表現はピンとこないとか、愛知で「つける」なんて聞いた記憶がないとか書いてありました。

そうかなー、ご飯ついで〜、ご飯つけて〜、と食事前に空のご飯茶碗を前に忙しそうにしてる人に言われたら、ご飯をよそうことだな、って気がつきそうだと思いますけど。

 

じろまいさんは愛知県に住んでいたことがあるそうで、「愛知県で御飯を『つける』と言わない人を覚えていない」というようなことを呟いていらっしゃいました。

 

 

お味噌汁かおみおつけか

おみおつけ、という言葉を聞いたのはテレビの中だけだったと思います。

東京弁ですかね?

江戸弁?

インスタントの味噌汁のコマーシャル、またはテレビドラマで着物を着たお母さん役の女優さんが使言葉であるという印象があります。

 

 

夕飯か晩御飯か夜ご飯か

我が家は夕飯と呼んでいたはず。

父だけたまに「ゆうめし」

父だけわざとらしくちょっと乱暴な表現を使うのが許されていました。

 

晩御飯というのはやはりちょっと遅めに食べる過程でないと使えないのでしょうかね。

親元で暮らしていた頃は祖父母もいたので、多分夕食は6時台後半くらいには始まっていたのではないかと思います。

 

最近日本語のブログなどで「夜ご飯」という表現を見かけるようになったので、これは新目の表現かなと思っているのですが、夜ご飯というのは受験生などが夜遅くに食べる「夜食」とは別物ですよね?

 

夜ご飯なんていうと、晩御飯よりもさらに遅くなって出てくる食事という印象を受けます。

 

 

味噌汁は飲むか食べるか

これは方言というより私個人が気になっている表現。

「味噌汁飲みなさい」なんて耳にするとちょっと居心地が悪く感じます。

でも汁物はごくごくっと飲み下す動作なので、味噌汁を食べる、もなんだか落ち着きません。

なので「いただく」で誤魔化しますが、誰かに味噌汁を勧めるときには「味噌汁をいただいてください」はおかしいので「味噌汁を召し上がれ」になり、いきなりスマした感じになりますね。

 

日常生活で味噌汁をめぐって日本語会話をする機会はないので、脳内で議論しているのみなんですけれど。

 

今ちょっとググってみたら、複数のウェブサイトでこの話題の記事がありますね。

具沢山なら食べる、お吸い物(吸うっていう表現もありましたね)や具の少ない汁なら飲むで良い、とか、なんか色々書かれている模様。

 

そうかな〜、実家の母の味噌汁は割と具が少なめ(父や祖父が具沢山が嫌いだったせいだと思います)ですけど、それでも飲むっていう気分じゃないんですけれど。

 

一汁一菜でよいという提案をなさっている土井善晴さんは食べるのか飲むのか、どっちだろうか、と思ってググって見つけた記事↓

kokocara.pal-system.co.jp

 

記事の中に「味わう」とか、一汁一菜の食事を「食べる」はありますが、汁を食べるか飲むか、という表現は見当たらず。

 

 

英語ではスープはどうか、と言えば、やはりドリンクは居心地悪く感じる私、イートも落ち着かない。

なので、「いただく」と同様に「 have」と言います。

この話題随分前にも書いたことがあって、そのときにコメントで英会話の先生をなさっている方に丁寧で正しい表現ですと褒められた覚えがあります。

丁寧というほどでもないですけどね。

 

 

 

ところでこれ、前にも書いたかもしれませんが、日本語では薬を飲むと言いますが、英語では薬はドリンクせず、take my medicationと言います。


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