食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

今年はグリーン・クリスマスかもしれない、と冬はスープ

プラス五度とかいう暖かい日々が去り、若干冷えてきた昨今。川の水も徐々に凍り始め。鴨たちは皮下脂肪のおかげで元気。
 
ホワイト・クリスマスはなくてグリーン・クリスマス

カナダのクリスマスの定番は雪に埋もれた世界で、温暖な土地の人々はそれをホワイト・クリスマスと呼ぶ。

カナダの冬は、雪に埋もれた状態が基準なので、ホワイト・クリスマスは、いつものクリスマス。

逆に雪が溶けちゃってて路面が(雪に遮られることなく)全部露出している状況で迎えるクリスマスは「グリーン・クリスマス」と呼ばれます。

 

 

 

今まで多分私個人で3回くらいカナダのグリーン・クリスマスを経験したように記憶しております。

初めてのグリーンクリスマスだった年、夫と夫の両親の家で過ごしていたのですが、その時に皆が言っていたのは「すごく久しぶりだけど、確か80年代に一回あったよね」と言う話。

それ以来しばらくなかったかなり異常な温暖な冬ということだったのですが、それから現在までの間にまた何度かあったので、やっぱり温暖化が加速しているのかなあという印象を受けます。

 

 

そして今年もどうやらグリーン・クリスマスらしいよ、とラジオを聞いていた夫。

 

なんせ、例年と違って12月に入ってもまだ自転車で通勤できてしまってる今年。

そうか、そうかもね〜。

 

そしてこのままだとクロスカントリー・スキーに適した雪がないまま冬が終わってしまったりして、、、それは嫌だなあ。

 

 

暖かい日々が続き、自転車通勤を堪能しましたが、金曜の帰り道は流石にちょっと顔が痛かった。

クロスカントリースキー(うちはマイナス二十度くらいまで普通にやります)をするときの服装と同様のレイヤーで自転車に乗るので、マイナス二十度までなら路面さえ乾いていれば自転車乗れるよ、と思ってましたが、クロスカントリーで進む時よりも自転車の方がやはり速度が速い=風速が速いので、体感温度も低くなる、、、その上、クロスカントリーで進む時よりも自転車で進んでるときの方が運動量は低いので、自力で燃やすエネルギー量も格段と低い。

 

寒いなーなんて思いながら自転車に乗りつつそんなことに今更気がついた金曜の夕方でした。

摂氏0=水が凍る温度なので、最高気温が零下の日が続けば川の水も凍り始めます。岩の周りで凍った水分と、水面下の動きのある水(凍りにくい)とのコントラストが面白い。

 

来週頭はちょっと雪?ちょっと冷えるらしいので徒歩で出勤しますかね。

後半はまた気温が上がってプラス五度とかなるらしいので、自転車?わくわく?

 

 

 

この週末はちょっぴり冬気分ですので、手抜きの冬の夕飯、スープとなりましょう。

最近食料の買い出しのタイミングがないので、乾物利用で行けるスープ、ピースープにします。

 

ピースープはヴィーガンでもそうでなくても超簡単です。

ヴィーガンのレシピの大体の参考になるのはこんな感じ↓

plantsnotplastic.com

玉ねぎ、ニンニク、にんじん、セロリ、洗ったスプリットピー、塩、ハーブ類、という組み合わせです。

ピーが2カップに水分6カップ、という比率のレシピが結構多いかな。

でも煮込んでいくうちに自分の好みでもうちょっと水を足したいと思えば足せば良い。

翌日の残り物はピーが水をうんと吸収してもたっと重くなるので、もっと水を足したいと思うこと必至。

 

水の代わりにヴェジブロスとか出汁を入れたければそれもよし。

でもピースープって、ハムとか骨とか入れなくても旨味ぎっしりなんです。

 

ピースープのピー、って多分日本でいう「グリーンピース」なのではないかと。

日本では丸ごとの缶詰か冷凍が出回ってますが、あれを半分に割ったのを乾燥させたものが北米では出回ってまして、あれを使うスープが美味しいんです。

 

乾燥豆類は基本的に値段は安いし、乾物なので買っておけばいつでも使える、すぐに使い切らなくても腐らない、とても助かる食材です。

 

冷凍のグリーンピースとか生のものとかだと、甘みが強いんですが、乾燥されたものは甘味より旨味を感じると個人的には思ってます。

日本でも手に入ると良いんですけど。

 

 

冷蔵庫の中が空っぽになってきました。

来週はちょっと買い出しせねば。


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