食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

一気に年末気分と、二日酔いの季節

 

金曜日の出勤途中。前日まで自転車でしたけど、この日は歩き。(12月16日)

雪景色はやはり視覚的に冬だと認識されますね。

 

先週の方がマイナス七〜十度くらいで気温は低かったんですが、地面が乾燥していたので自転車で通勤できてました。

11月なかばまで自転車で通えてて「うわ、今年すごい」と思っていましたが、その後も雨の翌日など以外、地面が凍ってない日は自転車に乗れて、結局12月15日まで自転車通勤できてました。

 

金曜から降り続けた雪は日曜の現在、裏庭や木の枝などにもこんもり積もっています。

ウィンターワンダーランドか、兼六園の雪景色のポスターかという感じ。

 

気温自体はせいぜいマイナス1〜2度程度なので寒くはないんですが、視覚的に寒そうに見えますね。

気温が高い時の雪はべちょっとしていて雪かきするに重たく、スキーすると板にくっついてくるので、見て楽しむだけ。

 

でもこれで一気に年の瀬に近づいてきた感覚です。

グリーンクリスマスの予報があると言うことは、そのうちまた気温がプラスの日々が続いて溶けるってことでしょうけれども。

 

 

年末といえば

日本では忘年会の季節ですね。

先日、英国のガーディアン誌に、東京では路上に寝ていて車に轢かれて死亡した人が今年だけで13名いたという報道がありました。

うち10名は事故の前に飲酒していたと。

酒の影響でもなく路上に寝ていた残りの3名はどう言う事情で?と不思議ですが。

 

www.theguardian.com

 

路上に寝てしまう人は見たことがありませんが、駅のプラットフォームのベンチなどで寝てる人を見かけたことは何度もあります。

そう言う季節が来たんですね。

 

飲み会の季節といえば、二日酔いの季節でもあり。

二日酔いに効く薬はないから、飲みすぎないように気をつけるしかない、とか、ちょっと飲みすぎちゃったなと思ったら水を飲みなさい、とか、朝起きたら二日酔いだった場合は、ばかだね〜学ばない人だね〜、とか、人類の叡智は愚か者を救いきれないまま今に至ってますね。

 

 

日本で久々に会って、わーっと盛り上がって一緒に飲んだ友人が、翌朝ものすごい二日酔いに苦しんでいた時、「薬局で***買ってのむ」と親指くらいのサイズの小瓶(なのにかなりなお値段だったと記憶しています)を買って、その場でぐいぐいっと飲み干して、二日酔いの時にはこれが一番効くんだ、と言ったのを聞いた時には「本当?それが本当なら日本ってすごいな、さすがサラリーマン宴会の国」と思いました。

 

本当に効くかどうかは本人しか知らない話ですけれどね。

 

市場は今後も拡大していく予測

二日酔い対策とか予防の薬は北米でも最近増えているようで、ニューヨークタイムズの記事によると、この製品カテゴリーは2021年から2028年にかけて毎年14.6%ずつ拡大すると予想されているそうですよ。

www.nytimes.com

記事によると、二日酔い治療薬は年々普及しているとはいえ、研究者の多くはその効能に関して懐疑的だとか。

 

二日酔い対策薬に関する21の研究を最近見直したスタンフォード大学のエマート・ロバーツ研究員も二日酔いを予防したり治したりする薬物のようなものには十分な証拠がないと述べているそうです。

 

調査対象になった物質の中には「韓国梨の果汁」なんてのもありますね。

そういえば昔日本で英語を教えていたことがあるんだという人に会ったことがあるのですが、彼によると味噌汁が二日酔いの即効薬だそうです。

本人が聞くと思ってそれで幸せなら良いですけども。

 

 

二日酔いのメカニズム

体内でアルコールが処理されると、無色の化学物質であるアセトアルデヒドに分解されます。

アセトアルデヒドは本質的に毒です。体内の酵素でこれを分解しますが、アルコールの摂取が分解に追いつかないと、心拍数が上昇し、吐き気を催すなどします。

さらに、アルコールは利尿効果もあるため、発汗、下痢、嘔吐を誘発することがあります。

さらに脱水症状が進むと頭痛がすることもあります。

 

こういった仕組みを理解すると、昔からよく聞く、「ほどほどに」と「アルコールの合間に水も飲む」と言うのが一番有効な二日酔い予防策なことが納得できますねえ。

 

ああでも、盛り上がったり楽しくなっちゃったり、飲んで判断力が鈍って気が大きくなっちゃって、勢いが止まらなくなって、、、と言う、大体そう言う展開なんですよね二日酔いって。

 

 

記事によると、色の濃いアルコール類(バーボン、ラム、ウィスキー、赤ワインなど)は、発酵してその色になる時に出てくる物質もまたアルコールと同時に体内で分解されなければならず、そのため悪酔いしやすくなるようなことも書かれています。

 

あとは、クランベリージュースとかソーダなどを混ぜたカクテルも、血糖値を上下させるために体を疲労させ、二日酔いを悪化させる要因になるとか。

 

ふむふむ。

 

最近の研究では、人体に対するアルコールの害はあまりにも甚大なので、昔から言われている「酒は百薬の長」とか「少量の飲酒なら健康に良い」とか、そういう話は無意味で、お酒は一滴も飲まないで済むならその方が良いのだと言う説があちこちから聞こえてくるようになっています。
 

お酒なんか飲まなくても楽しく人と会話したりスポーツしたり会食したりできますから、なんでお酒を飲むんだろう、と自問することもありますが、飲酒と社交がセットになってる社会で生まれ育ったせいでしょうか、やっぱり一切アルコールを飲まないという生活は考えにくい。

 

でもまあ二日酔いはしないに越したことはありませんので、やっぱりほどほどに、水もちゃんと飲んで、翌日も元気に過ごしたいと思いますね。

 

 

酒は飲んでも飲まれるな、とか言われても、酔ってしまった人にはあんまり助けにはなりません


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