空港へ
この時期に空の旅をするのは天候に左右されやすいので、気が進まないのですが、仕事が休める時期が限られているので仕方ない。
北米では毎年クリスマス時期に移動する人がかなり多く、空港も混雑、チケット代も高値になります。
パンデミックでかなり減っていた空港利用者数も、もうパンデミック以前と同様な混雑ぶりに戻った様子ですが、モントリオールの空港内のマスク着用義務は解除されていたようで、マスクしてる人は比較的少数でした。
9月にボルティモアに行った際はカナダ国内の空港と機内はマスク着用が義務付けられていたのですけどね。
冬季はコロナ、インフルエンザ、普通の風邪などどれも罹りやすい、感染が広まり易い時期ですので、この時期にマスクを捨てる気にはなれず、私たちはずっと付けていました。
エアカナダも今回のフライトではマスク着用のアナウンスも無く、機内でマスクしていたのは多分半数以下だったと思います。
密閉された狭い空間で大勢で長時間過ごすわけなので、マスクと換気フィルター両方ないとやっぱり不安な気持ちがします。
客室乗務員は食事の配膳の時にはマスクをしていましたね。
マスクの意味は
マスクは、コロナ菌を無くすマジックでもなんでもなく、単に呼吸をフィルターしてくれるものですから、そう言うレベルで有意義だと個人的には思っています。
だから咳やくしゃみをする時にも私は当然マスクをしたままなんですが、くしゃみをするときにマスクを外す人を見かけることがあります。
初めて見た時はびっくりしましたが、「くしゃみしたらマスクが濡れてしまって気持ち悪いから」と。
使い捨てマスクをしている人が圧倒的な昨今ですが、使い捨てマスクは濡れたら効力が激減すると言うこともあり、マスクを守りたいのでしょうかね。
でも、くしゃみこそきっちりフィルターしてくれないと困るじゃないか、と私は思うのですが。
パンデミックが始まった当初は世界中が一気にフリーズし、出かけない、直接人と会わない、集まらない、と政府による行動制限などもどこの国も地域も似たような感じでしたけれど、3年目になる昨今では、だいたい終わっちゃった感じの漂う欧米と、まだまだ制限のがっちりしている中国と、感染数が高いままの日本と、、と現状も対応も恐怖感もさまざま。
こんな時期なのに日本に行くのはどんなものか、と思いましたが、帰らないわけにもいかない事情がありまして。
医療崩壊してる(しそう?)とかいう噂も聞くし、テストしてもらえないとか病院のベッドがないとかも聞くので、感染しないように十分に気をつけないと。
日本入国とコロナ水際政策の変遷
去年の夏に帰国した折には着陸してから空港ビルから出るまでに5〜6時間かかりましたが、今回は一時間ほどで済みました。
入国に際して必要なアプリが代わり、ワクチン接種証明をアップロードすれば陰性証明が不要になったのと、外国籍保有者の受入れも以前のようになった点が大きな違いです。
でもね、空港でアプリだしてあれこれ表示して、、というのはかなりトリッキーだと予測されましたし、大体携帯を使わない夫のような人にとってはハードルが高い。
カナダも入国に必要なアプリがありましたが、カナダ入国は携帯のない人は印刷した紙のQRコードで問題ないのに対し、日本政府はちょっと細かそう、、、。
現在日本入国に必要なのは visit Japan web というサイト。
アカウントを開設し、帰国情報と個人情報を入力してQRコードを取得しておきます。入国の際にはこの表示を求められるということだったので、印刷して、ついでにスクショ(サイト内でも推奨されていた)と、ついでにpdfでの保存もして臨みました。
蓋を開けてみれば、PDFの情報ではダメなんですよね、とのこと。
ではスクショは。と夫が見せたら、二つあるQRコードの二つ目も必要だとか。
登録する情報をアップロードし終えると、全てが受理されたことを示す画面が出てくるのですが、そのページ(スクショを推奨されている)には一つしかQRコードがなくて、二つ目(Declaration of Perosonal Effects and Unaccompanied Articles)を表示すること(か スクショが)必要だったようです。
なんで最終画面に両方のQRコードを表示させといてくれないのか、とちょっと不思議ですが。
なお、私は自分の携帯でアプリを使って準備して臨んだものの、成田のWi-Fi、あれなんなんでしょう、遅いし、切れるし、繋ぐ時に出てくる広告ページも邪魔くさいし。
入国審査の職員さんに画面を見せてやってもらいましたが、ご面倒おかけしましたね。
ピックアップしたスーツケースをカートに乗せて、今度は次のQRコード表示関門に行きまして、誘導係員の方に、夫は携帯持ってないので今ラップトップでWi-Fiに繋げて表示しますから、、と言ったらば、家族なら私の携帯の画面だけで大丈夫ですよ、とのことで、ここはすんなり通過できました。
Visit Japan Web の説明では、一つのアカウントに家族情報も登録できる、という書き出しなのですが、一方で、同行する家族の情報で一つのアカウントに複数登録できるのは子供など扶養家族のみで、基本的には一人につき一アカウント開設が望ましいという記述も。
どっちか分からない曖昧な状況だったので、一人ずつ個別にアカウントを作って臨みました。
蓋を開けてみれば我が家のように夫が携帯を持っていない場合、ラップトップを使えばば良い(と夫は言っていた)とも言えず(飛行機を降りたら常に歩いているし、列に並んでからも頻繁に動くのでラップトップなんか広げてる場所も暇もない)し、紙もスクショもその場でこれじゃ駄目と言われる可能性があるので、家族として私のアカウントに夫情報を入れておけばよかったみたい。
Visit Japan Webサイト以外では、カナダの日本大使館のサイトとYouTubeのコチラのビデオを参考にしました。
気休めというか、このサイト情報に関して自分の理解で大丈夫よねえ、という不安解消の一環で見始めましたが。見終わる頃には、なるようになるさ、という心境に。
Visit Japan Webはこちら
入国に必要な条件や手続きは今後も変化することが予想されますので、情報収集や確認が大切ですが、次回は成田のWi-Fiに頼らずに済むように準備したほうが良いなとも。
北米東北部を襲った豪雪暴風