日本茶は休日の楽しみ
お休みの日は朝、日本茶を入れます。
南部鉄の鉄瓶で湯を沸かし、急須で入れます。
昔々、アパートでルームメート3人と同居していた若い頃は、急須というものを持ってなくて、ステンレスの茶漉しみたいな網に茶葉を入れてカップの上に置いてお湯を注いでお茶を入れてました。
茶葉は中華街で買ったジャスミンティ。
グリーンティーが好きだという友人に入れてあげたら、その様子を見ながら「日本人はお茶をそうやって入れるよね、ティーポットを使う習慣はないよね」と。
え?ティーポットは存在するよ?
私が持ってないだけだし、洋式のティーポットだと大きすぎるし、独身者で手抜きだからこうやってるだけなんだけど?
その友人が以前知り合った日本の方も同じような入れ方をしていたので、それが日本式なんだと思ったそうです。
ありゃ、それは間違った日本文化像を与えちゃった。
自宅に急須を置くようになったのはいつ頃だったでしょうか。
最初に見つけたのは中華街で、急須の形をしてはいたのだけど、いざお茶を入れようと思ったら、ポットの中の穴と注ぎ口がきちんと繋がってなくて、お茶が出てこない!
ええ、飾り物だったんですか?
食器売り場に並んでたんだけどな。
こういうマヤカシものが存在するとは想定外だった。
怒るよりちょっとウケてしまいましたよ。
話を聞いて哀れんだ母が適当に買っておいてくれたのを帰省した時に譲ってくれました。
「え〜、常滑焼なの?あんまり好きじゃないんだけどなあ。」なんて生意気なことを言いながら。
その後皿洗い中に夫の手が滑って割ってしまい、もらった時には文句を言っていたくせに、壊れた時には愛着が湧いていたため、かなりがっかりしましたよ。
その時その場にいた友人が哀れに思ってか、モントリオール市内にあるアジア趣味の雑貨店で、これまた中国製のちょっと怪しいデザインの、でも割れた常滑焼の形に似た急須と湯呑みのセットを誕生祝いにくれました。
もらった時は大反省。
そんなに執着して見えた?
いやー恥ずかしい、ごめんごめん、いやいや、ありがとう、うわー。
それから10年くらいは友人がくれたその急須を使っていましたが、なんかの拍子にまた割れてしまいました。
よく割る人たちだなー、って自分でも思いますが。
次は自分で日本から持ち帰った自分好みの急須、なんと常滑焼!
それが上の写真の急須です。
普通になんてことないデザインというか、デザインと言えるのか、ってくらいそっけないシンプルなものですが、大変気に入っていました。
が、今度は自分で洗ってる時に手が滑って、なんと蓋の取っ手の丸い部分がキレイに取れてしまいました。(お気に入りを割るのは本人に限ると思った瞬間)
本体は無事だし、取手くらいなんとかなるかな、と思いましたが、やはり使いずらい。
ということで、前回帰省した折に新しい急須を買ってきました。
でも今回は、割れたのも捨てずにとってあります。
いつしか修復してまた復活させたいと思って。
金継ぎで。(金じゃなくて青いのでも赤いのでも良いんですけど)
すごく手間と時間がかかる工程ですから、それに値するものなのかな、という疑問はありますが。
自分でやってみたいんですけれど、素人に教えてくれる工房というのも色々あるようですが、こんなので相手にしてもらえるものなのか、ちょっと不安なんですけどね。
ヴィーガン・クラッカー
以前Ketoヴィーガンの方のクラッカーレシピで作ったクラッカーがものすごく美味しかったので、また作ろう、、、とYoutubeで探したら、別の人のレシピを発見。
こちらはチックピーフラワーも入れるので、タンパク質もとれますね。
ということでこのレシピで作ってみました。
youtu.beこの親子のレシピは前にも試したことがあります。
健康のためのプラントベース食を勧めるクックブックやイベント、YouTubeなどを制作するファミリー。
健康のため、というのが基本ですので彼女たちのレシピはオイルを一切使わない、タヒニ(中近東のねりごま)さえも使わない(でも胡麻は使うので、バランスってことでしょうか)そういうレシピです。
今回のクラッカーレシピで「塩をひとつまみ」という部分で「スパイスの味があるから塩は殆ど要りません」と豪語されていたので、そんなもんかなー、と思ったら、出来上がりを食べたらいやいや、私にはかなり塩気が不足。
サクサクして美味しいですが、Ketoヴィーガンのクラッカーの方が美味しかったなあ。
あっちはナッツだけで粉物が入ってないので、長時間運動する時にエネルギー源をとれない(ケトの人は脂肪分から取るという理屈ですが)ので、私にはチックピーフラワー(ひよこ豆=タンパク質)とオーツ麦(炭水化物)が入ってるこのレシピの方が良い気がするんですけどね。
味付けの問題かな。
↓のレシピは塩分が若干きつかった記憶があり。
難しいですね。
vegan keto crackersで検索したら出てきました。
今回作ったクラッカーはレシピ通りだとベーキングシートのハーフシートで2枚分作れます。
塩気の足らないクラッカー(でもカリッカリで美味しい)のために、久々にフムスも作りましたよ〜。
おつまみに最適