加水率100%のパン
職場の同僚が無期限休職状態になりまして、いつもの休みの日に休めない日々が一月以上続き、しかも先週と今週は夕方に仕事のイベントがあり、そのための準備も通常の仕事内容に追加され、かなりキチキチの日々でした。
こういう状態の時って、気持ちの余裕も不足気味で、休みの日にパンを焼くのもうまくいかないことが多いんです。
なのでしばらくパンを焼かない週末続きでした。
この週末はヴィクトリア・デーの祝日で三連休なので、今週末はパンを焼くぞ、と前々からやってみたかったレシピを揃えて待ちかねておりました。
粉まみれになってまずは土曜の朝から、加水率100%のパンデクリスタルを仕込みました。
参考にしたのは、アメリカのKing Arthur Flourという小さな会社のレシピサイトとユーチューブビデオ。
うまくできたら日曜のバーベキューのバーガーバンズの代わりにする魂胆です。
最後に切り分けた生地を成形せずそのまま発酵させてそのまま焼くというレシピ。
ここでつい成形したくなってしまうのをグッと堪え(多分加水率が高いので成形しようとして失敗して平たくて膨らまないパンを作るのがせきの山)ビデオの通りにやってみました。
私の粉はキング・アーサーの粉よりもグルテンが若干少なめですが、それでもコイルフォールド2回目の時点でかなりグルテンがしっかりできてきて、かなり頼もしい生地になりました。
一個当たり小麦粉125グラム分、バーガーバンとしてはちょっと大きすぎ。
レシピを見ながら、6つに切り分ければ大丈夫、と思ったんですが、切り分ける回数が増える分生地を痛めてダメにする可能性も上がるので、素直に4つに分けました。
慣れたらもうちょっと小さめに切り分けたいもの。
次回国境越えてアメリカへ行く折にはついでにヴェルモントのキング・アーサーのお店に寄って粉買ってこようかな。
昆布を養殖して燃料を得る?
グリーンハウスガス排出量の多い産業といえば航空業界ですけれど、燃料を石油からもっとグリーンなものに変えることができれば良い、というわけで、南カリフォルニアで昆布から燃料を取り出す技術と昆布を大量に効率的に養殖する研究が進んでいるそうです。
天然の良質な昆布の生産量が年々減少していて危機的な状況だというお話を書いていらっしゃるこんぶ土居さんのブログをいつも拝読しているのですが、BBCのビデオのナレーションで「簡単に養殖できる」「広大な海の中で生産できる」とあり、そうなのかな、そういう事業を大々的に行うことで、海の中の環境が変化して予期せぬ被害が出てくる可能性はないのかな、と懐疑的な気持ちになりつつも、もしも昆布から取り出す燃料で石油の代わりに飛行機が飛ばせるんだったら、将来的に日本への帰省を続けることは大丈夫なのかもな、なんて思ったり。
あと、燃料としての需要がどんどん伸びたら食用の昆布の値段が上がるんではないのか、なんていう気もしましたけども。
昆布ガスは排気ガスもクリーンなのでしょうかね?