食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ミネラル過不足?と、猛暑でベランダクッキング

日本のカレーライスをイメージして作り始めたのに何か違う
二日連続猛暑

先週の火曜日、日中の最高気温は、温度計で35度(体感温度じゃなくて)いきました。

翌日はちょっとだけ収まって、でも32〜3度くらい行ったはず。

 

週末から猛暑が来るぞ来るぞと言われていたので、ちょっと心の準備というか、パンは日曜のうちに焼いておこうとか、洗濯物は乾くだろうから火曜の朝2回回してたっぷり干そう、とか、そういう計画も。

 

天気の良い日は洗濯物を干さないと損した気分になります。

 

 

冷房のない我が家は、猛暑の日の夕飯の支度は室内でしたくない。

とはいえバーベキューして表でのんびりする気にもなれない(なんせ猛暑。)

 

なので、裏庭のデッキにカセットコンロを持ってきて、加熱調理はそこで。

 

デッキは夕方には日陰になるので、調理中は日陰なので暑さも耐えられる程度だし、室内よりも若干暑いけれど風がそよいでたりするから圧迫感がなくて心地よいし、日陰でこれくらいの気温なら日本から来た人なら大概平気。

 

私は日本では子供の頃から夏は貧血で倒れたりと暑さに弱かったんですが、この土地では一般的に人々が「ウゲー暑すぎる」という気温でも、三十度いかないなら大丈夫。

 

 

冷凍庫に残ってる食材を少し使いたかったので、冷凍モロヘイヤも入れてみましたが、ヌメっとした葉っぱはちょっと合わなかった。

 

モロヘイヤってその昔健康食品としてちょっと流行ったことがありますが、今でも日本のスーパーには置いてあるのでしょうか。

この春の帰省では生鮮食品のコーナーには見当たらなかった気がしますが。

 

まあなんにせよ、裏庭野外調理の和風カリーは、ちょっと和風じゃなかったけど無事に調理を終えて、暑い中でも美味しく食べられる夕飯を提供できてほっとしました。

 

 

ビタミンとミネラル

夏の暑い時は特に、だるくなったり疲れたりしがちです。

年齢も年齢なので、昔はこれくらい平気だったはずなことが「え?もうこんなに疲れてる?」とか、そんなふうに自分はもう若くないってことを思い知らされる昨今。

 

猛暑の間は普段より水分補給に気を配りますが、ビタミンやミネラルなどもきちんと取れてないといけません。

不足するとすぐに体調不良になるわけじゃないですから、普段からの積み重ねなんですけどね。

 

インスタグラムでどこかの「ドクター」が、ビタミン、ミネラル不足の症状で意外なものをリストアップして「栄養とりましょ〜」というビデオを出してました。

 

症状と、不足しているであろうビタミンやミネラルは次のようなもの;

 

  • 口内炎 (鉄分、ビタミンB12)
  • 塩分が欲しくなる(ナトリウムまたはカリウム)
  • 氷が欲しくなる(鉄分)
  • 若白髪(銅、葉酸 もしくはビタミンB12)
  • 果物のような体臭(クロニウム or 亜鉛)
  • 唇のひび割れ(ビタミンB12  )
  • 手足がピリピリと痺れる(B12)
  • ふけ(ビタミンB6、亜鉛、必須脂肪酸)
  • ぶつけるとあざになりやすい(ビタミンKかC)
  • 酸っぱいものが欲しくなる(ビタミンC)
  • 肌に白いぷつぷつができる(オメガ3)
  • レストレスレッグス症候群(鉄、マグネシウム)
  • 甘いものが欲しくなる(バクテリアの不均衡)

 

レストレスレッグス症候群って、聞いたことがないんですが、日本語はなんだろうと思ったらディープLはむずむず脚症候群もしくはカタカナでそのまんまの訳を出してきました。

むずむず脚症候群って言います?

レストレスっていうのはなんだか落ち着かない、そわそわする、という感じの意味合いなんですが、ムズムズっていうのは合ってるようでいてちょっと違うような。

 

まあそんなことはさておき、いろいろな症状にはいろいろな原因が考えうるので、上記の症状を見つけて「これを取れば治る!」とかそういう短絡な仕組みではないと思いますが、まあミネラルやビタミンが不足すると体に不調をきたすから、普段から心がけていろいろな食品を食べましょうねと、そういうことですね。

若白髪だからって銅、葉酸 もしくはビタミンB12が豊富なサプリを摂取すれば黒くなるというわけではないと思いますし。

こういう話はサプリやら健康食品を売る会社が単純化して売り込みに走るからちょっとうんざりですよね。

 

体内で合成できないからこそ食品やサプリ(←控えめな色にしてみました)で摂取しないといけないミネラルやビタミンですが、水溶性のビタミンならとりすぎたらおしっこになって出てしまうから良い、と比較的気楽ですが、ミネラルは取り過ぎによる弊害も結構深刻なので、疲れやすいから鉄分不足かもよ、さあ鉄だ鉄だ!鉄をたっぷり食べよう!なんて極端に走ると、鉄分の取り過ぎは結構危険なのです。

 

あと、リンは食品添加物としてあらゆる加工食品中に含まれているため、あえてリンが多く含まれている食品を意識して取る必要はなく、むしろ取りすぎに注意した方が良いとされるミネラルなんだそうです。

リンの過剰摂取による弊害はカルシウム吸収阻害とあるので、こわいですね。

カルシウムたっぷりとって、カルシウムの吸収を助けるためにビタミンDもとって、と努力していても、加工食品を多く食べてリンを取りすぎてたら元の木阿弥なんですね。

 

かくいうカルシウムだって、取りすぎると尿結石とか、他のミネラルの吸収阻害につながるそうですよ。

ほどほどがちょうど良いというのはわかるんですが、どれくらいとってればほどほどなのか、いろんな情報が飛び交う現代で、これを知るのが一番難しそうです。

 

例え情報提供者がドクターだったとしても、Dr. OZみたいな人がうじゃうじゃいる昨今。

YouTubeとかSNSで発信された情報だったら他のもうちょっと硬くて読みにくいけれどきちんと科学的な根拠に基づいた情報源で確認するのが大事です。

 

www.e-healthnet.mhlw.go.jp

 

国立循環器病研究センターのサイトにある、栄養に関する基礎知識のページ↓

https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/diet/diet01/

(リンクが繋げられないのでサーチエンジンにコピペしてみてください)

 

 

満遍なく色々食べよう、という話に落ち着きます


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