食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

豆腐でエッグレスカップ、とモントリオールで日傘

マフィンパンでオムレツもどきといえば聞こえは悪いでしょうか
エッグレスカップ

豆腐スクランブルは美味しいし簡単なんですけども、実は食べにくいと思ってます。

ボロボロと。

大体休みの日の朝ごはんに作るんですが、休みの日の朝なんてゴロゴロしていたいときですから、面倒くさー、今日はやめとこう、とか、そういう心理も働きますし。

 

で、ネットで誰かがこういうのを作ってるのをみて「そうか、その手があったか!」と膝をポンと叩いて、こんなの作ってみました。

 

どうやらどこかのチェーン店でエッグカップとかなんとかいう商品があって、それをヴィーガナイズしてみました、みたいな。

 

植物性食品で卵もどきは、プラントベース加工品の卵もどき商品や雛豆の粉でも良いですし、豆腐でもできます。

今回私は豆腐でやりましたが、雛豆粉でも良いかもしれませんね。

市販の加工品は値段も高いし添加物もたくさんなので買う気はありません。

 

作り方(マフィンサイズ12個分)

  1. Firm tofuを2パック、水切りしておく
  2. 野菜を切って炒めておく(ブロッコリは生のまま混ぜ込みましたが)
  3. 豆腐はフードプロセッサーで好みの状態にプロセスする(ぼろっとする程度でも良いし滑らかにしても良いし)
  4. 塩(ブラックソルトで卵の風味をつけてもよし)ターメリック(小さじ半分)、ガーリックパウダー(小さじ1)、オニオンパウダー(小さじ1)、ニュートリショナルイースト(大さじ2くらい)、胡椒などを入れて全体を合わせたらマフィンカップに入れて400度のオーブンで25分焼く。

 

うちのオーブンは古くて火力が弱い(電気ですが)ので400度にセットしてちょうど良いですが、新しくてパワフルなオーブンだったら350度でも良いかも。

 

入れる野菜は好みですが、基本的にオムレツに入れたい野菜ならなんでも。

私はいつも玉ねぎ、ニンニク、マッシュルーム、サンドライトマトを入れ、あとはオリーブ、ほうれん草、ブロッコリ、など在庫と気分次第で入れます。

 

北米で出回ってるfirm tofuは大概400から425グラムくらい。

水切りしっかりして、それでも中はしっとりできました。

 

 

以前買ったヴィーガンチーズがまだ残っていたので使い切りたくて振りかけましたが、個人的に市販のヴィーガンチーズはそれほどおいしいとも思えないし栄養価もたいしたもんじゃないし、もう買うのはやめとこうと食べるたびに思います。

 

プラントベース商品を開発するビジネスを応援したくて買うんですけど、最近は大手がヴィーガン食品メーカーを買収してたりするので、それならわざわざ庶民の私が財布を開けて応援するまでもないとも。

見かけは悪いけど美味しいんです

 

モントリオールで日傘

今年の春、日本で日傘を買いました。

 

折り畳み傘を買いに入ったお店に並んでいた「雨傘兼日傘」の数々を目にして「ふむ、まあそういうのもありか」と。

 

去年の夏、夫と真夏の日本で夏祭りを見に行った折には雨を想定して持参した折り畳み傘を夫が「日本の女性たちの賢い日よけ対策」を真似てさして歩いていましたが、結構効くよ、日陰を作るんだから涼しくなる、と。

 

 

昔初めて夫を連れて日本に来た頃は、雨も降ってないのに黒い傘をさして歩いてる人を見て「あ、あの人ひょっとして統合失調症で幻覚でも見てるのかな」と思ったのでしたが、すぐにそれは雨傘ではなくて日光を遮断するべく黒い色を採用した日傘であることを知り、その上あちこちで巨大サンバイザーや日焼け予防グッズを身に纏った女性たちを見かけ「あらあら、そういうことになっていたのか日本」と浦島太郎気分になったのでした。

 

巨大サンバイザーは最近はあまり見かけない気がしますが、モントリオールでも実はたまーにアジア系の方がつけて歩いてたりするのを見かけます。

 

コロナのパンデミック以前のマスク同様、見かけて顔を見ると大体がアジア系の方。

日傘を使ってる方も大体アジア系。

 

でもね、今年はちょっと暑くて大変な時にダウンタウンで傘さしてる非アジア系な方を見かけましたよ。

 

でも大体女性なんですけどね。

 

日焼けが気になるせい、というだけではなく女性の方が準備が良い方が多いとか、男性はどちらかというとそういうことに手を使う習慣がないというか(バッグを持ち歩かない率も男性の方がうんと高いし)そういうことだと思うんですけどね。

 

 

いずれにせよ、日本で買ってきた日傘、モントリオールの猛暑の日に颯爽とデビューしたら、お隣さんに「それはすごくスマートですね!どこで買ったの?私も買おうかな」

と。

 

日本に行かなくてもAmazonでも買えることが判明しました。

英語で検索すると日本語で探した時より値段の相場が高めなのは、気のせい?

通販だから傘の骨の強度など、開いてみてちゃっちいからこれは買わない、などという判定ができませんが、日本語検索だと10ドルしない商品がゾロゾロ出てくるのに、英語だと10ドル以下は一点のみで、あとは20ドル前後から100ドル超えるものまで出てきます。

お隣さんに見せるために初めて検索したときは80ドル台のものがゾロゾロ出てきて、その値段だと買う人がいないんじゃあ?なんて思ってましたが、夏も終わった現在だからなのか、値段の相場は若干落ちてきたような。

でも使用言語で出てくるものが違うのってちょっと不思議ですね。

 

傘って造りがちゃちなものはちょっとした風で壊れちゃうし、通販では買わないもの筆頭っていう気もしますが、以前浅草で雨に降られて急いで買った九百八十円の傘はその日のうちにダメになりましたから、手にとって開いてじっくりみてみないと、通販だろうが商店であろうが、ダメなものを買ってしまう可能性はあるんですね。

 

それにしても一日でダメになる傘だなんて、日本で出会うとは思いませんでしたよ。

 

ビニール傘より若干高め程度の低価格で売れるような商品は素材を薄く細く安くした結果でもあろう、とは容易に想像できるはずでしたが、なんだか日本ってなんでも安くて質が良い、という思い込みがあったんですね。

 

いや、ある時期まで本当に、日本ではなんでも値段が30年前と同じくらいに抑えられていて、で質も良い、っていう状況だったのは本当の話。

でもいくらなんでも限界はありますね。

皺寄せが労働者にいくのも良くない。

 

 

来年の夏はモントリオールに日傘ブームは来るか


ヴィーガンランキング