食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

お題「秋の味覚」とサンクスギビング

アップルジュースです。誰ですかコーヒー牛乳みたいっていうのは?

小さかったり変形してて扱いにくいリンゴはまとめてミキサーで粉砕して布袋でぎゅーっと漉してアップルジュースにしました。

 

すごい色ですけど、これは手作りのリンゴジュースの色です。

 

市販の白ワインみたいな色のあれはかなり濾過してるってことでしょうかね?

透明感のあるリンゴジュースは美味しいと思ったことがないんですけど、濁っててドロッとしてる素人絞りジュースは濃くて美味しいです。

 

子供の頃風邪で寝込むと母がりんごをすりおろしてジュースにしてくれたんですけど、母はどうやって絞ってたんだろう。

母のジュースは茶色くなかったから、多分一個分をチャチャっと擦りおろしてレモン汁をたたっと変色前に混ぜたりしてくれてたんでしょうかね。

 

 

このジュースは皮を剥かないまま、芯以外を全て使ってます。

絞る時に素手を使うから(手袋を使っても良いだろうけど)手のバクテリアも入るので、皮のバクテリアやイーストと一緒に発酵してハードサイダー(アルコール飲料)になる可能性もありますが、腐らせる可能性もあるので、素直に冷蔵庫に入れて夫と二人で健康的にグイグイ飲んでます。

 

 

芯は捨てても良いですが、けちんぼで食いしん坊の私が捨てるわけがなく、虫が食ってる部分などは切り取って、とにかく芯ばかりを瓶に入れて水と砂糖ちょっとを入れてアップルサイダービネガーにします。

 

あと、ジュースを絞った後のカスですが、もちろんけちんぼで食いしん坊の私はこれも使いますよ。

 

どう使おうかな〜、と考えて、とりあえずアップルソースと豆乳と小麦粉と砂糖少々と混ぜてアップルケーキ的なものを焼いてみました。

 

まだ使い尽くしていないりんごのカス、次は何作ろう。

水で解いたらリンゴジュースになりそうなくらいりんごの香りが強いんですけどね。

 

りんごのカスは使えなさそうですが、フランスの伝統的りんごの焼き菓子、タルトタタンと同じようなのを、フライパンだけで作ってる日本のユーチューバーさん発見。

タルトタタンはタルト生地を被せてからオーブンで焼きますが、水分がどれくらい出てくるか調整できないので(できるのかな?)出来上がりをひっくり返したら水分が多くてビチャッとしちゃう、ということがたまにありますが、この方みたいに水分飛ばすまでフライパンでちょっと粘ってからオーブンに入れたら良いのね、と納得。

あーでもりんごをスライスにしとかないと無理かな?

 

パンケーキミックスはヴィーガンじゃないので自分で適当にふわふわ系の生地のレシピを探して作り方真似してみよう!

youtu.be

 

クインスも隠れていた!

今年は全くダメだったわ〜、とお隣さんとも話していたクインス。

 

ある日、自転車で家に帰ってくると、前庭の歩道の前に知らないおばちゃんが二人、ワイワイ喋っていました。

 

何してるんだろう、花の時期でもないのに?(散歩しながらよその家の庭の花を眺めて写真撮ったりする人は結構います。)

 

と思ったらおばちゃんたちに「この美しいものはいったい何ですか?」と聞かれて。

 

美しいもの?(に該当するものが何もない庭なので戸惑いました)

 

フランス語話者って美しいっていう言葉をポジティブなものの形容全般に使うので、美しい、って言ってるわけじゃないのかも知れぬと思いながら、何の話してるんだろうと見てみると、なんと!クインスの木の茂みの奥の方に実がたわわになっているではないですか!

 

おおお!

 

おばちゃんたちにクインスの説明を試みるも、クインスってフランス語で何ていうんだった?いやそもそもフランス語名なんか調べたことあったっけ? (後で調べたらcoingコワン、というようです。)

 

りんごみたいなんですけれど、りんごみたいにそのままは食べられなくて、酸っぱいんです(と言おうと思ったんだけど酸っぱいって単語を忘れ)えーっと、甘くないんです、良い香りがする実なんです。

 

おばちゃんたちは嬉しそうに(なぜ他人の庭木の実を見てそんなに喜べるのか?すごく良い人たちに違いない)ありがとう、そうなんですねえ、ありがとう、良い一日を!

と去っていきました。

 

というわけで、今年は実が収穫できないと思い込んでいたらクインスも多分10個くらいは取れそうです。

 

「この実はどうやって食べるんですか?ジャムですか?パイですか?」

とよく聞かれるんですけど、それ以外の食べ方を私も知りたい。

 

いや、煮詰めてクインスジェリーだったかな、グッと固形に煮詰まったものを作ったこともありますが、味が濃縮して大変美味しかったですが、とにかくそれくらいしか食べ方を知らないのです。

 

お菓子を焼くのは楽しいですが、結構疲れるからできればあんまりやりたくないんです。

お菓子を食べるのが好きじゃないと割に合わない作業ですよね。

 

ジャムもそんなに食べないから食べ切る前に一年過ぎちゃって冷凍庫がパンパン。

先日はCanningしましたけれど、そうしたってやっぱりそんなに食べないですからねえ。

 

食べないならなんでそんな実のなる木を植えたんだって?

実がなると思ってなかったんですよ!

 

後日無事に収穫したクインスの実、あと二つほと未熟なのが残ってます(がリスに取られるかも)
今週末はカナダのサンクスギビング

今日はサンクスギビングのことを書こうと思って書きはじめたのに、前置きのつもりのリンゴやクインスの話が長引いたので、サンクスギビングの話は手短に。

 

毎年書いてるかもしれませんが、カナダのサンクスギビングは毎年十月で、アメリカのそれよりも一月早いです。

なぜなら、カナダは寒いので十月に収穫祭をやっとかないと、十一月ではちょっと遅いから。

 

サンクスギビングはヨーロッパ各地の収穫祭の伝統と同様に、その年の豊かな収穫を神に感謝する日という性質のもので、北米ではヨーロッパからの入植者が助けてくれた先住民にお礼の気持ちを示した感謝の食卓が起源だ〜みたいな伝説がありますが、どちらにせよ収穫を感謝するお祭りということですね。

 

今週は三連休で、月曜がおやすみです。

アメリカはコロンブスデーでお休み。

カナダもアメリカのサンクスギビングの連休に付き合って祝日を作ってくれないかしら。

 

今週のお題「秋の味覚」

 

今年も例年通りのサンクスギビングディナーしました


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