食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

苦手な野菜を料理する、と庭のりんごの芯でリンゴ酢 

ホワイトキドニービーンズとフェンネルバルブの煮込みと、ジャガイモ薄切り重ね焼き
フェンネル

欧米のお菓子でリコリスというものがありまして、

あと、ドクターペッパーという炭酸飲料もありまして、

 

これらは多くの日本出身者にとって受け入れ難い味というか、何が美味しいのこれ?食べ物なのこれ?という風味。

もちろん中にはこれらが最初から好きだと感じたよ、という人もいらっしゃるとは思いますが、かなり稀なケースかと。

 

私もリコリス系の味は苦手というか、お菓子だからあえて手をだす必要はなし、ドクターペッパーも、体にも悪そうだしあえて飲むことはなし。

 

と思ったら、あれらの味そのものな野菜がありまして、その名をフェンネルと。

 

苦手だけどたまに手を出してきましたよ。

 

夕飯のメニューを決めるのはほぼ自分、買い出しで野菜をカゴに入れるのも自分。

夫も自分のメニューに必要なものは手に取りますが、フェンネルは夫のレパートリーの中にはなくて、だから私さえ無視してればフェンネルを口にしたり匂いを嗅いだりすることなく幸せな人生を送ることができるのです。

 

が、なんだか悔しいじゃないですか。

 

なのでたまに買って薄ーくスライスしてサラダにしたりしてました。

 

で、今回は、ひょんなところで目にしたレシピで、表面を焼き付けてから煮込むという調理法に挑戦!

 

これがね、焼き始めたらフェンネル(薬臭い駄菓子系)の香りがおかず化されて、あれ?いい匂い?

 

美味しかったんですよ。

あらら。

これ、また作りたいですよ。

 

 

レシピは自分のじゃないのでかなり大雑把にメモしますと、こんな感じ。

 

フェンネルは茎や葉っぱの部分を切り取って、株?の部分を1センチ厚さくらいに切る。

油を敷いた深めのフライパンで表面に焦げ目をつける(片面2分強で両面)

焦げ目がついたらオレンジを絞った汁を全体にかけてジャーっと。

汁がなくなったら野菜出汁を入れて(ヒタヒタにならないくらい)ホワイトキドニービーンズ(またはそんな感じの柔らかめな白い豆)を入れて塩胡椒して蓋して15分くらい煮る。

最後にトーストした胡桃とフェンネルの葉っぱの部分をパラパラと入れて出来上がり。

皿に乗せたらザタールをかけて食べました。

 

付け合わせはじゃがいもを薄ーく切って重ねて焼いたもの。このビデオを参考に↓

www.youtube.com

庭のりんご(またこの話かって?)

小さめで変な形のものが多い我が家のりんごですが、農薬など一切使ってないので、全部食べられます、種とついてる虫以外。

 

とはいえアップルソースなどを作ると大量に芯の部分がゴミになります。

 

そこで、芯の部分を大きめのガラス瓶に入れて水を入れて砂糖もちょっと入れて、冷蔵庫の上(が台所で一番暖かくなるので)に置いてリンゴ酢を作りました。

 

腐っちゃったら嫌だなと毎日観察してかき混ぜて、ブクブクの泡が出てこなくなったら砂糖を大匙1杯くらい足したりして、一月ほど待ちました。

 

りんごを丸ごと使う場合は多分糖分が足りてるから砂糖は入れなくても良いようですが、私のは芯だけなので、糖分量は若干少ないので。

 

かき混ぜた菜箸を舐めて「むむ、ちょっと酸っぱくなってきた、、、ような気がする、、、けどどうだろう?」

 

ということで、参考にしたユーチューバーのメアリーさんも推薦してますので、リトマス試験紙を使ってphバランスをチェックしました。

色のグラデーションを読み取って正確に判断するのが難しいですが、多分私のはph2くらいになってて、結構立派なお酢。

 

網で芯の部分を濾して取り除いて、ぎゅーぎゅーと水分を搾り取り、空いてる瓶に入れて、これで約650mlくらいあるでしょうかね。

ワインの空き瓶に入れてみました。斜め上から撮ったのでレンズで歪んでミニボトルみたいに見えますが、普通のボトルです。

 

参考にしたのはこの方。

彼女はりんごをいくつも使っていらっしゃいますが、芯だけでもちゃんと同じような色合いのものが出来上がりました。

youtu.be3部構成になっていて、上のリンクのは仕込み編、アップデート1で途中経過を、アップデート2で出来上がりを確認して中身を濾して瓶詰めしたり、手作りのお酢の中にマザーができたらどうするか、などの説明ありです。

 

毎日かき混ぜるというアイデアはメアリーさんからいただいたのですが、混ぜるのは必須というわけでもなさそう、、でも、混ぜるのを忘れたある暖かい日、水面にちょっと怪しい雰囲気が漂っていたので、やっぱり私も心を入れ替えて毎日かき混ぜました。

 

かき混ぜるのに使ったお箸はネットで購入なさったそうで「皆さんのためにこれをどこで買ったかリンクを下に貼っておきますね」なんて。

 

アジグロなどに行かない人たちはこういうのもAmazonなどで買ってるのでしょうかね。

店で買う方が絶対安いと思うんですけどね。

 

それにしてもリンゴ酢作り、ものすごく簡単でした。

なんせ毎日混ぜるだけ(混ぜなくても良いらしいし)

これからは永遠に店で買わずに自分家のりんごで作りたい!

来年はもうちょっと大量に仕込みましょうか。

 

 

りんごのせいで、最近大草原の小さな家的ホームステッド活動が増えてる気がします。


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