食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ささっとチャバタ・MTVが始まった頃

大急ぎで焼いたチャバタ

いつものように手抜きの夕飯はスープとパンにしときましょう、と思っていた日曜日。

夫が「パンがないけど?」

というので冷凍庫を見たら、本当にありません。

その日は朝からサワドーの生地を仕込んでいたんですけれど、ゆっくりのんびりなサワドーはその日の夜まで寝かしといて、寝る前に発酵かごに入れて冷蔵庫で一晩おいといて、翌朝焼く予定。

 

もう一つサンドイッチブレッドも仕込んでましたけど、そちらは多分夕飯までには焼きあげることができそうですが、スープのお供にはイマイチ。

 

むむむ。

こんな時、近所に美味しいベーカリーがあったらさっと走っていって一つ美味しそうなバゲットでも買えば済みますが、うちの近所にはフレンチベーカリーはなくて、アジグロのパンコーナー(日本のパンと似たような、甘めなロールパンとかクリームパン的なものはありますが、ご飯になるパンは、、、)またはアラブ系のピタなど平らなパン(それも美味しいですけど用途が違う)しかないんです。

 

ということで、大急ぎでイタリアのふわふわなパン、チャバタを焼きました。

市販のイーストを使用したので三時間くらいで出来上がります。

 

チャバタはぶっちゃけフレンチなパン・ドゥ・カンパーニュとかバゲットとかよりもかなり簡単に楽に作れます。

 

それもそのはず、このパンは、フランスから輸入されたバゲットを使ったサンドイッチの人気が出てきたことを憂慮したイタリアのパン職人さんが1982年にレシピを開発したものだそうです。

en.wikipedia.org

正しくは先行発酵させた生地Bigaを使って仕込みますが、そんな準備がなかった私は直にインスタントイーストを使う道を。

加水率はいつものサワドーブレッドよりも10%ほど高めで、生地ものっぺり?すごく柔らかいのですが、成形しないので私でもできます。

 

以前アメリカのKing Arthur Flourのサイトで見たレシピで作りましたが、今回は同じのを見つけられなかったのでチャチャっと探してこちらを参考に↓

thepracticalkitchen.com

水の温度が25〜30℃くらいだと、発酵も早い!

味の深みを求めるならあんまり早く発酵させない方が良いですが、この日は急ぎだったんで。

 

最後に生地を切り分けてベンチタイムを取るときに布をかけるという指示がありますが、台所の隅っこの、風や人の動きのないところに置いておいて、布もかけずにそっとしておけば大丈夫(布の重さや布が引っかかったりして萎んでしまうのを予防するため)です。

 

手抜きのためにスープを選んだのに結局パン3種類を同時進行する羽目になったのでした。

レンティル、バーリー、リーク、にんじん、玉ねぎ、チックピー、、のスープ
大統領選と並行して

最近YouTubeを見る時間が増えていました。

ここ二ヶ月くらい?

 

以前はよく読んでいた新聞なんか、アプリを開けるとあの顔がドーンと出てくるのでもうパズルと料理しか開けなくなりました。

サブスクリプションやめようかと思い始めてる昨今。

新聞社のせいじゃないですけど。

 

YouTubeはものによっては30分以上かかる長いものも結構あって、音楽だったらかけっぱなしで好きなことできるけど、そうじゃないとやはり貴重な時間を費やして見始めてみたら素人が勝手なことを言ってるだけだったり、個人的な体験をリポートしてるだけで、まあそういうのもちょっとなら面白い時もありますが、それに30分以上は無理よ、とか色々。

 

なので徐々に元の「料理の手順を確認」「*$&が壊れてしまった、修理法は?」などのインストラクション・ビデオのみに戻りつつあり。

 

と、思ったら、YouTubeのアルゴリズムはお客を離したくないらしくて、以前閲覧したものから絞り出すようにおすすめのサムネイルをあれこれ展開。

で、昨夜ふと目に入ったのは、First 12 Minutes of MTVというサムネイル。

 

80年代!って感じの女性のサムネイル。

 

なんとなく鑑賞してみました。

面白くなかったら止めれば済むことだし〜と。

 

いやあ、懐かしかったですよ。

 

MTVが始まった頃の自分にタイムトリップした気分というか。

コメント欄にもそういうコメントがいっぱい。

 

サムネイルの女性はパット・ベネター。

ああ、はいはい、そういえばいましたね、パット・ベネター。

この曲じゃなくて、別に印象に残ってる曲があったなあ、なんだったっけなあ、、、とググって(便利)思い出しました(正確には思い出したと言い切れないかも)We Belongですよ。

うわー。

 

80年代といえばシンディ・ローパーとかマドンナをすぐに思い出しますが、彼女もいましたね、うんうん。

別にファンとまではいかないけれど懐かしいたくさんの80年代の音楽に触れたのはMTVを通してのことでしたから、今の若者にとってのTikTokとかSpotifyみたいなもの?

内心、もっと良いものだとは思ってますけど。

 

のっぺりの美 

当時のアメリカのテレビ放送の画素数は日本やヨーロッパのよりも少なくて、だから画面がのっぺりとした感じになって、それがなんだか独特の「MTVの雰囲気」に見えてカッコ良い〜、と思っていたものでした。

日本のテレビはのっぺりしてなくて雰囲気ないわ、なんて。

白黒の写真がカラーより格好良く見えるのと似たような心理ですかね。

 

このビデオ、本当にMTVが開始された最初の12分っていう意味なのかよくわかりませんが、全体に音楽半分、宣伝半分という感じ。

宣伝の半分はMTVのVJの方々が「世界で初めての、ステレオの(ここ重要らしい)ミュージックビデオが24時間かかってるチャンネル」と売り込む様子。

すごいなー、って思ってた覚えがあります。

24時間音楽だけ流してるチャンネルだなんて!って。

ステレオもすごいことだったとは(そんなの当たり前だと思ってました。)

 

12分、お時間のある方はどうぞ

youtu.be

 


ヴィーガンランキング