胡麻入りにしてみたサワドー
今回はちょっといつもと変えてみた実験的なレシピです。
大した実験じゃないですけども。
色々なレシピを試しましたが、覚えやすい(=間違えにくい)ので最近はずっと、スターター100グラム、粉500グラム、水350グラム、でやってます。
とかいいつつ、ボウルにスターターを入れてたら、おっとっ、110グラム入った、あ、水が360はいった、と言うのは日常茶飯事。
粉だけは秤の上に置いたボウルにスクープでゆっくり入れるので大体きっちり500グラム入れてます。
いつでもささっと仕込みたいので、粉はホールグレインを100と強力粉400を合わせて密閉容器に入れたものを三つ四つ準備してあります。
粉とスターターと水と塩を合わせるときは、その粉ミックス容器をとってくるだけ。
スターターは水と粉を同量(重量)合わせて100になるように作ったもの。
1:1:1(スターター:粉:水)とよく言われますが、スターターより粉と水の量が多ければ(1:2:2とか)この比率はなんでも良いんですよ。
スターターの量に対して餌(粉と水)が多いほど発酵(スターターに住んでいるバクテリアやイーストが餌を消化する)に時間がかかるので、それを利用して私は全部使い切った後の瓶にへばりついてるスターターに粉50水50グラムとか、そんな感じだったりします。
このスターターを100に粉500で水350というの、水のベーカーズパーセンテージ(粉全体の重量とそれぞれの材料の比率)は70%ではないんですよね。
スターターが100g(粉50水50)だったら、合計は粉550水400な訳なので。
これを70%もしくは75%にしたい場合は、もうちょっと水を増やさねばいけないと。
まあそんなことはわかっていても、面倒臭いし、足してるときにおっとっと、と水が増えてる時もあるし、売り物じゃないんだから私は毎回これでやってるんですが、なんとなくこの日は75%にしたい気分になったので、あえて水を412グラムにしてみました。
とか言って水を注いだ時おっとっと、で413グラムになりましたけど。
でもね、一般家庭用のデジタルスケールの1グラムの違いなんかは誤差のうち。
この日の生地、もう一つもっと大きな違いは、胡麻を混ぜ込んでみた点です。
サワドーブレッド、特に水分量の多いものは生地のグルテンの発達を全力で優しく守ってあげないと失敗しやすいので、生地に混ぜものだなんてまだまだ素人は無理無理、、、と思ってるんですけど、まあたまには冒険しないとね。
先週末滞在した友人が買ってるベーカリーのパンで、胡麻を混ぜたパンがあって、それがカリッと香ばしくて美味しかったんで、真似てみた、ただそれだけのことです。
前にも感化されて胡麻をふりかけたりしたことはあるんですけど、サワドー生地に混ぜ込んだのは多分今回が初めて。
どの段階で胡麻を入れるのか迷って、最後のフォールドの時に入れたんですが、もっと前の段階が良かったのかも。
市のコンポスト回収
モントリオール市ではコンポスト回収があります。
うちのあたりは毎週月曜。
が、うちには地下にミミズのコンポスト、裏庭には普通のコンポスト容器があって、ずっと家の野菜クズはそこで処理できていたので、わざわざもう一つの容器を使う(と汚れる=洗わなきゃいけない)のも無駄な気がしてずっと使っていませんでした。
一般家庭のコンポストの量では骨など動物性の食品くずは分解しきれないので市の回収に出すべきですが、我が家はそれも不要だし。
一度などは市から「台所から出る食品ゴミはコンポストに入れてくださいよ、ゴミに出しちゃダメですよ」と言うチラシが入ってたことも。
いえいえ、うちは市の助けなんかいらないんですってば、と思いましたけど、まあそのまま放置してつい最近まで。
去年の年末から今年の1月下旬まで私が一人で日本に帰省した折に、面倒くさがりの夫が一人できちんと庭にコンポスト出しに行くとは思えず。
庭のコンポストは冬は凍るのでちゃんと毎回かき混ぜないと、一旦凍ったらもうスコップの歯が立たないし、地下のミミズコンポストは私の担当(夫は触りたくない)
ついに市の回収サービスを使う時が来たようです。
臭いぬるぬる問題
仕事場でも市のコンポスト回収サービスは使っているのですが、それがあるから余計に使いたくなかったんですよね。
回収車が来るまでの1週間、連日野菜くずを追加するうち、どうしても腐敗臭と腐敗した汁が発生してどうにも嫌になるんですよね。
冬場はそれほどでもないですが、すでに発生した匂いは容器を開けるたびに鼻をつく。
もとは食品だったとはいえ、これを洗いたいと思う人はそうそういません。
洗わなきゃ!と使命感に燃えても、1週間分を入れておくサイズの容器ですから、底まで手を入れると肩まで汚れてしまいそうな深さです。
水を入れてささっと濯ぐだけにしても、大きいので結構大変です。
ではライナー(中袋みたいなもの)を入れて容器が汚れないように、、、と思うと、このライナーが結構高価なんです。
だから、新聞でライナーを作って、、、とか、色々工夫してみましたが、職場では成功せず。
ライナーから汁が滲み出るし(冬は凍ってへばりついてゴミになる)ライナーがあるのを気が付かずにドバーッと生ごみを入れる人が一人いたら手作りの新聞ライナーなんか下敷きになっちゃって意味がなくなる、などなど、この勝負に勝ち目はなし、と思っていたんですよね。
ジャガイモの袋が空っぽになったあの日までは、、、、。
日本に帰省するちょっと前にたまたまうちの台所にあった10パウンドのジャガイモの袋(紙製)が空になったんです。
紙製だからリサイククリングしてくれたら素晴らしいんですけど、ジャガイモの汚れ(土とか砂?)があるからこういう紙袋はうちの市ではリサイクルしてくれない(現在は良いらしい)ので、これもゴミになるのかー、ああ嫌だ嫌だ、、と思ったその時、
「ちょっと待って、この袋、夫が1週間で排出する野菜くずくらい余裕で入るよ?」
ということで、夫にはこのジャガイモ袋を回収容器のライナーとして使用し、月曜日にコンポスト回収に出すように伝えました。
多分毎週きちんと出さない、いや多分私が留守中は家事放棄しそうだし、これなら3週間分くらい大丈夫、と睨んで。
なんせ表はマイナス10〜20度ですから、野菜の生ごみくらい一ヶ月放置したって平気です。
容器の蓋には一応アライグマやら野生動物よけのロック機能が付いてますし。
で、日本から帰宅したら、やっぱり3週間以上コンポスト回収を忘れていた夫。
あんまり料理もしなかったのでほぼ必要なかったらしいです。
まあいいですけど。
食品パッケージをライナーに再利用
コンポストライナーも確保できそうだし、冬場は市のコンポストサービスを利用することにいたしましょう。
我が家が買う食品で紙製の大きな袋に入ってくるのは小麦粉各種(20キロ、10キロ、5キロ)とジャガイモ(10パウンド)がメインです。
米の袋も紙だと良いんだけど、最近は紙っぽいけど内側にプラスティックの層がついてるのでダメですね。
こういう大きな袋に入ったものはしょっちゅう買い足すわけじゃありませんから、通年では利用できませんが、夏場は裏庭のコンポストで十分間に合うし、地下のミミズも餌がないといけないので、市のサービスはお休みです。
冬はそれこそその紙袋がいっぱいになるまで外の容器の中で凍っててもらえるので、これでなんとか凌げるかな?
なるべく生ゴミも出さないように工夫して(野菜出汁などとってカサを減らしたり)どうにかしましょう。
新聞紙を折る
台所で出る分の野菜くずは豆腐が入ってくる容器に新聞紙を四角く切ったものを敷いて、一旦そこに入れているのですが、新聞紙で折紙みたいに作った野菜くずいれというのも良さそうです。
昨今新聞紙自体あんまり家にこないので、より多く新聞紙を必要とするくず入れの折り紙はうちには現実的じゃありませんが、キャンプの時とかにこれを使うと便利かもしれませんね。
そういえば新聞紙の再利用といえば、しまんとバッグというものを知りました。
これも新聞紙で作る紙袋ですが、強度が高いんでしょうか?
結構可愛くできるとお土産を入れたり人にあげたりしやすいようですね。
しまんと新聞バッグのページはこちら。
ゴミは誰が大統領になろうと増やしちゃだめ