食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

お題:本屋さんについて、と残り物夕食

冷蔵庫にあるもの使い切りご飯は、ペッパー抜きのチリもどき

先週末のドカ雪がまだまだ除雪されていないうちの近所。

市は「なるべく運転しないで」と言ってて、除雪を急ぐ風は無しです。

毎年春が近づくと除雪の予算が足らなくなるので、ちょっと牽制してるのかな。

道端の雪の山はそのままですが、歩道は除雪してくれてるのでメトロまで歩く人たちはちゃんと歩道を歩けます。

 

買い出しを2週間サボってる我が家のこの日の夕飯は、冷蔵庫内にあるものと乾物を組み合わせた、ペッパーのないヴィーガンチリでした。

 

入ってるのは乾物から戻したキドニービーンズ&ピントビーンズ、にんじん、玉ねぎ、中国野菜のCeltuce(中国語の名前はWosun、萵筍)にんにくと唐辛子、スパイス色々。

チリといえば、いやテックスメックスといえば豆とスイートベルペッパーは必須な気がしますが、ない袖は振れぬ。

買い物に行く暇もなかったので、本当にあるものだけで。

 

でもこれが結構いけましたよ。

出費も抑えられて(ゼロです)よかった。

 

でも流石に今週末は買い出ししないと、あとはニンジン、じゃがいも、玉ねぎ一個、冷凍のニラ、椎茸、春菊、ほうれん草、、、くらい、、じゃあまだ買い物行かなくて大丈夫かも。

Celtuce(セルタス)についてはこちらで↓

www.epicurious.com漬物レシピも↓

https://redcook.net/2015/09/23/its-not-too-late-to-pickle-celtuce/

炒めても↓

youtu.be

 

今週のお題「本屋さん」

 

読むことが好きっていうのと、本が好きっていうのは同じようでいて、若干違う気がします。

雑誌とか新聞とかネットとか手紙とか、そういうものも楽しく読むけれど、本はもうちょっと別な気がします。

 

製本されてて手に取るとぐっと重みもカサもあるからか。

スピード勝負の読み物よりも丹念に作られているから完成度が高いと感じるのか。

紙の匂いや手触りか。

活字の印刷具合や紙とインクのコントラストなど、きちんと作られた本はそこら辺も楽しめるからか。

本になって出回るだけの内容と質があるせいか。

 

お役所や病院など、待ち時間が長そうなところとか、メトロに乗って移動する時などには本をカバンに入れていきます。

そういう用事のある時には待たされて退屈〜、と思うと同時に、何読もっかな〜、という楽しみがあります。

 

以前友人が日本から遊びに来てくれて、彼女が読み終わった文庫本を二冊ほどおいていってくれたことがあったんですが、そのうちの一冊がものすごく面白くて、メトロで読み始めて夢中になり、乗り換え駅にも気が付かずに終点の一つ手前まで行ってしまいました。

降りてから逆方向の電車に乗り、乗り換え駅を今度は乗り越さないようにと気をつけて、乗り換えたあとはまた読書に没頭し、薄暗いメトロの中で至福のひと時。

 

そういう本と出会える、読者に一番近くにいるのが本屋さんですから、その存在は有難いです。

Amazonは便利だけど地元の本屋さんを失わないようにしなければ。

 

 

子供の頃本屋さんで出会った本

本屋さんて、日本の場合特に、儲からないんですよね。

利益率がすごく少ないのに、同一商品が同一価格でどこででも手に入る(そういうわけでもないけど)から固定客を掴みにくく、しかも万引きもされやすくて。

 

子供の頃から本屋さんは、買うかどうかはさておき、長い時間うろうろと楽しめる空間でした。

子供の頃は特に自分で自由にできるお金がものすごく限られていたから、ほぼ立ち読み専門でしたけど、嫌な顔された記憶もありません。

 

そんな立ち読みで見つけて、一緒にいた父に買って欲しいとお願いしたけど私同様お小遣いでやりくりしていた父の予算を超えていたらしく「お母さんにお願いしてみて」と言われた本があります。

 

そこの本屋さんはスーパーの向かい側にあって、週末母が買い物をする間父と私が本屋さんで待ってる、というパターン。

 

買い物が終わった母が店に迎えにきて、休みの日だけれどあれこれ家事を済ませたい母はいつも「さあさあ帰ろう帰ろう」と急いでいたので、欲しい本を見せるいとまもなかったんでしょうね、その週末にはその本を買って欲しいという交渉は成立せず、何週間かかけて交渉して、やっと買ってもらったという記憶があります。

我が親は買ってくれと言われてもすぐには買わないという方針もあったので、毎回根気勝負。

 

それは児童書だけどイラストが一切入っていない単行本でした。

子供だったから書評などを目にして本を求めるという行動はまだなく、それは偶然の出会いでした。

その後何度も読み返すくらい気に入ったので、置いてくれていた本屋さん様さまです。

 

その本は女優のジュリー・アンドリュース著、偉大なワンドゥードルさいごの一ぴきというんですが、当時の同級生や友人たちに話しても誰一人聞いたことがなく、現在まで知り合いで「その本私も読んだよ〜」という人にあったことがありません。

 

子供だったからものすごく面白いと感じましたけど、ひょっとして今読んだら子供くさいなあと感じるのかも?

お話の展開は若干ナルニア国物語的な、子供たちが現実世界からファンタジーの世界に迷い込む系です。

 

今探したら現在は小学館から復刊されているようで、子供の頃に読んで大好きだったとコメントを寄せてる方が結構いらっしゃいますね。

 

kawaiiehon.comこの真っ赤っかな装丁のおかげで出会ったのかも。

 

がんばれ本屋さん

本屋さんで働いている人たちって本が好きで面白い人が多いと思います。

 

本屋さんの店頭のポップなど見ると、これ書いた人は本当に***が好きなんだなあ、と売ってる人の愛情みたいなものも見えてきて、ポップがついてる本を全部買うわけにはいかないけど、この本屋さんがんばれ〜!と思います。

 

最近はAmazonとかネットで本を買う人がうんと増えてて昔以上に本屋さんは苦戦してるというか本屋さんの数も減ってますよね。

 

年末年始の帰省の折、都心ではない駅前の書店などの品揃えがかなり無難路線で、自分が書評など見て読んでみたいかも、と思った書籍や雑誌などがほぼ置いてなかったんです。

カテゴリーごとかすりもしないものもあったり。

 

都心じゃないし、駅前だからかろうじてお客さんは来るだろうけど、メインストリームをちょっとでも外れた内容のものなんか売れないんでしょう。

 

都心じゃない小規模な書店こそ応援したいと思ったんですが、コンビニでトイレを借りて「じゃあお礼がわりに**買っていこう」とよく使うものや口にするものなどを買ってお金を落としていくような、そういう消費活動がしにくい。

欲しい本さえあればここで買うのに。

 

都内には面白そうなコンセプトで営業している本屋さんもあちこちに存在するようです。

行ってみたいと前から思っているんですが、まだ行ったことはありません。

いつか行きたいものです。

 

 

近所に本屋さんがある町が良い


ヴィーガンランキング