DIYではないけれど
台所のリノベーションは、自分でやっちゃうっていう知り合いが何人かいます。
すごいなー、私は本棚とか、あとは椅子のクッション部分の布張りをやり変えるとか、テーブルの表面をサンディングマシーンで綺麗にしてニス(っていう名称ではないんだけども)を塗り直すとか、小さなことしかできません。
できませんっていうか、やったことがないからようわからん。
とはいえYouTube見て玄関のチャイムが壊れてるのを取り替えたこととか、ハードウッドフロアをレンタルしたドラムサンダーでガガーっと綺麗にしてやはりニス(という名称ではないんだが)を何レイヤーも塗ったりとか、素人なりに挑戦するのは好き。
でも台所のオーブンとストーブのエレメント(加熱する部分)がダメになって、所謂ホームセンターというところに買いに行ったら取り付け箇所の形状が何種類もあって、自分家のはどれだか判断しにくいとか(部分的に同じでも別の部分がちょっと違うなあ、とか)トイレのタンクの接続部分が水漏れするようになった折にはトイレごと取り替えか?とやはりお店に行ったらあれこれチェックする部分があって、うちのに当てはまるタイプのはこの店にはありません、とか、お買い物的なことは大変苦手です。
他にも苦手というかやる気を無くさせるのは、北米で使われているのがメーター法ではなくてインペリアル法(って言いますか?)のインチ、フィートなこと。
たとえばカウンターの奥行きを測ると2フィートとちょっとなんですけど、**センチだったらすぐ頭に入るのに、2フィートと8分の5、とかね、それで台所内をあれこれ測ってメモってたら「そうじゃなくて全部インチで(フィートを使わずに)教えて」とか言われたり。
2フィートは24インチなので、24と8分の5インチになるんですが、これが7フィートと16分の3とか、そういうのがあれこれメモってあるのを全部換算して答えているうちに口も頭も疲れてきます。
もうみんな、メートル法に切り替えましょうよ、って叫びたい。
やる気を削ぐ要因は他にも。
古い家にありがちなんですけれど、あらゆるものが真っ直ぐでないこと。
床が斜めってるとか、壁も斜めってるとか、天井の角が90度じゃないとか、天井の高さが場所によって若干違うとか、まっすぐなものを取り付ける前にその真っ直ぐでない部分を真っ直ぐにするところから始めなければならないということが多いんです。
だから結構みんな、ある程度はきっちりやりますけども、ある程度は「ここは誤魔化しておく」というか、あんまり見えないから平気よ、とか強度に関係ないからここはまあね、とか。
宮大工じゃないんだから、伝統工芸じゃないんだから、自分が住む家なんだから、と思うものの、完璧主義とか程遠い正確なくせにちょっとやっぱり気になる自分がいます。
休憩中にYouTubeで見てるもの
リンクの表示がなんだかYouTubeの宣伝ですけど、内容は台所のキャビネットや流し周りなどの解体と再構築の様子を見せてくれているビデオです。↓
youtu.be三時間以上と長いので再生スピードを1.5倍にして、ペンキ塗りとか私には関係のない部分は別のことをやりながら、板を取り外してるところやバックスプラッシュをジップロックごと切り外しているところとか、道具の使い方なども見せてくれてるので面白く見ました。
DIYする人に多いと思うのですがこういうのを見てると「やってみたい、面白そう」に見えてきます。
そしてYouTubeのアルゴリズムが「お前は床に興味があるだろう、ほらほら」「お前は台所に興味があるだろう、ほらほら」とこれでもかとばかりに似たようなのを推してきます。
たまには料理とか裁縫とか旅とかのビデオで息抜きしたいという人間の心理は考慮されていないのでしょうか。
以前は山盛り雪の土手でした
私の最初の作業
は、雪かき。
先日は裏庭のデッキでしたが、業者の車を停めとく場所を確保するためやはりここも、と。
リノ関連業種の方の業務用の車ってでっかいんですよね。
道具類やらなんやら一切合切仕事場を車の中に置いてるからしょうがないんですけど。
なので家のドライブウェイ(写真)は2台分の面積がありますが、一台しかない車のために2台分雪かきするのは面倒なので、毎年ドライブウェイの半分は雪が積もったままなのですが、今回はこの、何ヶ月分もの雪を一気に掻き出しました。
また雪は降りますが、今のうちにやっておかないと、気温の上下に伴い雪が溶けかけ(重くなる)再び氷(固くなる)になり、作業しにくくなるばかりなので、できる時に。
台所改装への道のり
レイアウトは大体決まりましたが、排水パイプの配管が昔の家でちょっと特殊なので、それをきちんとしてもらう必要があると発覚。
AKAハンディマンなプロフェッショナルのMさんが来てきっちり確認してもらったところ、思いの外大掛かりなパイプの配置変更工事が必要になりそうです。
プラマーJさんが今夜様子を見にきてくれて、Mさんが言うような工事をやるというか、別の方法を取るというか、、、、間に素人の私を挟まずに二人で打ち合わせてくれ、という気もしますが、多分そういう流れに持っていくと思いますが、お金を出すのは私(と夫)なので、最終判断は私ら。
ああ面倒臭い。
キャビネットの色とか、そういうことをワクワク迷って悩みたいですが、構造の問題は後々のこともあるのできちんと参加せねば。
夕ご飯
職人さんがうちに来てあれこれ見てあれこれなんだかんだと打ち合わせるのは大体夕方になります。
仕事の後だからしょうがない。
でも仕事の後って家に帰ってはー、疲れたー、プシュー、ご飯ご飯、とのんびりしたい。
とはいえ自分家のリノベーションだからそんなこと言ってられません。
「前のクライアントの仕事が終えたら行くから、遅くならないようにとは思うけど時間は約束できません」
と言う人々が到着するのを待ちながら、待ってる間にさっさとご飯食べるか、食べ始めちゃって、途中で誰か来たら中断するか、どうする?ええ〜どうしよう?
というのが続きます。
今日はプラマー(水道工事)Jさんお一人を待ってます。
ご飯を作ってる最中に到着は避けたいので、そういう予定がない時に大量に作って残ってるご飯の温めでやり過ごす予定。
冒頭の写真はそんな予定のない日に作ったチックピーのインド風なおかず。
玉ねぎ、ニンニク、生姜、カット・トマトの缶詰、ズッキーニ、チックピー、マッシュルーム、スパイス(クミンシード、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、ガラムマサラ、ターメリック、塩胡椒)でございます。
別の仕事の現場からうちにわざわざ来てくれるのに、先にこっちが食べてて食べ物の匂いが漂う台所で色々仕事させるのも申し訳ないので、やっぱりうちも、こういう予定がある晩は、予定が終わってからご飯にしたいんですが、遅くなるとやはり戸惑う。
落ち着かない日々