食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

室内キャンプ、ついにフライパンでパンを焼く

いびつに平べったく焼けました。
オーブンがないならフライパンで

台所リノはゆっくり進行中。

 

イースターの連休前は電気工事の方が引っ張りだこになるとかで、Mさんが電気工事の方を捕まえることができるまでちょっと休止中です。

 

台所無し室内キャンプ料理も慣れてきましたが、スーパーで買ってくるパンにも飽きたのでそろそろオーブンなしでパンを焼くという挑戦をしてみようかと。

 

いやね、最初は台所取り壊し開始からリノ完了まではオーブン無しだから焼けないやー、と諦めていたんですよ。

でも結構YouTube見てるとフライパンで焼いてる方がちょこちょこ存在するんですよね。

蒸しパンなんてものも存在するし、オーブンがないからパンが作れないというわけではないんですよね。

 

とはいえ、タンザニアのマサイの村に暮らしていらっしゃる、メイタタのしもべ日記のタタ (id:meitatanoshimobe) さんのブログをお見かけするまでは、やはり他人ごとという感じでした。

 

飲み水を得るのすら難しい状況にありながらフライパンでパン焼きに挑戦なさるタタさんの「食べたいものは作る」というタイトルを見て、そうだった、食べたければ作れば良いのだった、と背中を押された気分。

meitata.net

イースターの連休は台所工事も業者との連絡もお休みなので、久々にパン生地と向き合えます。

 

フライパンで焼くのは初めてですので、失敗もありうるし、失敗まで行かずとも、まあまあかもね、買った方が美味しいかもね、という可能性もありますけど、やってみないと始まらない。

 

サワドーブレッドだとちょっと時間もかかりすぎるので、イーストを入れて、でもいつものサンドイッチブレッドみたいに粉をあれこれ合わせたりはせずに簡単にいきましょう。

 

フライパンのサイズと粉の量、焼く時間の目安などの参考に、フライパンで焼くパンのYouTubeを一つ見つけてきて、これを叩き台に焼きました。

 

フライパン・ブレッド生地

  • 小麦粉は全部で300グラム(パン用の全粒粉50グラムにパン用の粉250グラム)
  • 塩5グラム
  • 久しぶりにフィードしたサワドーマザーのディスカード部分を30グラムくらい
  • 豆乳を240グラム (豆乳が余っていたのでさっさと使いたくて)

手順

これを合わせて、ボウルに生地がベトっとつくのでオリーブオイルを大さじ一くらい底に入れて洗い物が後で楽なようにしました(無駄な足掻きかも。)

 

まずは粉を合わせてから30分放置。

30分後に生地をボウルのハジから引っ張り上げては真ん中にたたみ、ボウルを90度くらい回した隣のエリアのハジからも引っ張り上げては真ん中にたたみ、をぐるっと一周やって、持ち上げてくるんと丸めてボウルに戻してさらに30分寝かし。

 

これを3〜4回。

 

そのあとはボウルの中に置いといて、台所現場でIKEAのキャビネットと格闘すること2〜3時間。

 

夕方はシャワーを浴びて、急いで夕飯を作りましたが、フライパンに油を塗って、パンきじを入れる時に、はてさて、そのまま入れちゃうよりやっぱりいつものように成形して表面をピチッと突っ張らせたボール状にして入れた方が良いよねえ、なんて考えて、ふわっと膨らんでた生地を大きめの皿の上(台がないので)でヒョヒョイと成形してフライパンへ入れました。

成形したので、ちょっと生地を休ませてからでないと焼けません。

しかも鉄のフライパンを使ったのですが、地下室から持ってきたので冷え冷えに冷えてます。

 

生地を仕込むところから室温に戻しておくべきでしたね。

成形されて冷たいフライパンの中に入れられた生地はよる10時過ぎても量は膨らんでおらず、ちょっと不本意でしたけども、早く寝ないといけないので極弱火で調理開始!

 

20分焼いたところでひっくり返してあと10分焼きました。

この、ひっくり返す、をやらなきゃよかったです(一部フライパンにくっ付いた)

 

次回(もあるのか?)への反省点;

  1. フライパンも室温に戻しておくこと
  2. 焼く前に成形しないで焼いてみて、どうなるか試してみよう
  3. ひっくり返さずにそのままで仕上げてみよう(上の面が蒸しパンぽくてカリッとして欲しいなあと思ったのですが、ひっくり返すとフライパンにくっつく危険が!)

 

youtu.be

私のもユーチューバーの方もタタさんの場合も、ディスク状のパンが焼き上がってますから、やはりそうなるんですね。

もうちょっと上に膨らむと嬉しいし、切り分けてサンドイッチにするなどしやすいですね。

 

それにしてもこの作業全般に、生地を作るところから焼く直前までの工程で何度も水を使いました。

綺麗な水がパッと手に入らないところでパンを焼くのはオーブンがあったって大変そうです。

 

タンザニアで井戸を掘るタタさん

タタさんは先日貯水タンクを購入、設置なさってますが、次はいよいよ村に井戸を掘る計画だそうです。

そのためのクラウド・ファンディングもなさっています。

meitata.netタタさん、すごいですよ。

リノベーションとは比較にならない大事業ですが、うちより進みが早い感じです。

 

 

膨らみは悪くても市販のパンより美味しい(本当ですよ) 


ヴィーガンランキング