残り物バンザイ。
あと1回分残ってるはず。
日本ではホームセンター、北米ではハードウェアストア
材木、鋸、くぎ、パワーツール(電動工具)ペンキ、やすり、必要なものは大概揃っていますね。
北米にもいろいろなチェーンがありますが、最近は大手が買収したりされたりで、個人商店はどんどん減っているというか、もう存在しないのかも?
ホームディーポ(Home Depot)
近所にあるのでよく行くのは、ホームディーポ(Home Depot)。
ここは素人がよく来るというか素人むけ?という気がします。
プロカウンターと銘打ったカウンターもあるから、プロも来るのかな、とも思いますが、DIY好きな友人(素人)もプロ・アカウントと言う名のメンバーシップを持ってますし、やはりDIY向けな雰囲気はあります。
お店の人たちも親切です。
そうそう、オンタリオに行くたびに高速から見えるホームディーポは、The Home Depot, という具合にTheがついてるんですよね。
ケベック州では言語の法律があって英語をバーンと出せないからか、州境を越えるとTheがくっついてるのを見てふ〜ん、って。
L'Home Depotにされてないだけマシか。
BMR
オンタリオ以東各州に展開するハードウェアチェーン店。
なんでこんな名前?と思ったらどうやら社長の名前の頭文字らしいです。
リノの資材関連で、店舗には常備しないけどオンラインなら扱いがあるものなどがあるのですが、どのチェーン店も配達先を店舗か自宅か選択できるようになっています。
自宅だと不在の場合困るし、配達まで結構日にちがかかるのに、店舗受け取りにするとすぐ入ります。
そういう事情でモントリオールの東の方にあるBMRの支店に受け取りに行ったことがあります。
面白いのは、同じ商品を家に近いラヴァル市の支店に受け取りに行こうと思ったら、どちらも注文品なのに、ラヴァルの支店だと20ドル近くも値段が高かったんですよ。
同じチェーンなのに?
気が付いてよかったです。
Rona (Reno Depot)
ケベック州のローカル・チェーンですが、州外にも拡大中。
ホームディーポよりも若干プロ向けな雰囲気が強めで、店員の数も少なめで、質問した際の回答も不親切めです!
でも実はホームディーポよりも若干安めだったり、ホームディーポが強烈な臭いを発する体にも環境にもあまり良くない薬品が入ってる商品を控えめにしているのに対し、ここに来ると昔ながらの強烈で悪い薬品入りの効果的なブツが簡単に手に入ります。
とはいえピクニックテーブルのキット(材木が寸法に切ってあってあとは組み立てるだけ)やデッキ・チェア類も置いてあるので、素人は来るな、というわけでもなさそう。
そうそう、つい最近まで存在していたレノデポ(Reno Depot)だった店が先日行ったら看板がRonaになっていたので、買収劇があったのでしょうね。
今見つけたんですけど、Ronaは毎月最初の火曜日はシニア割引(55歳以上)があって、身分証明書を見せたら10%割引ですって。
Rona Quincaillerie St-Henri
元々は家族経営の個人商店だったハードウェアストアが、生存のためにRonaグループに入って営業を続けている、という形だそうで、そういう元々地元にあった店は、フランス語でハードウェアストアという意味のQuincaillerie という言葉を店名に残しているそうな。
フランス語の語彙が少なくて日常的に「それなんて意味?」と連発する私が言うのもなんですが、こんな言葉初めて聞きましたよ。
綴りを見るとさらに戸惑いますが、発音の仕方は "kan-kay-ri" or "keng-kay-ri".
- The first syllable is "kan" (as in "can").(最初の音節はキャン)
- The second syllable is "kay" (as in "key"). (二音節目はケイ)
- The final syllable is "ri" (as in "ree"). (最後の音節はリ)
だそうです。
そんなこと言われてもやはりこの綴りを見ると戸惑います。
発音の仕方のYouTubeを見つけたので置いておきましょう。
私の耳にはカンカイヤリ、って聞こえます。
今回のリノ資材の大半はこのRona Quincaillerie St-Henri店で買い求めました。
メトロLionel-Groulxから歩いて10分少々、Lachine canalを渡ってSt Patric通りを左に曲がってしばらく行ったところにあります。
大量の材木、ドライウォール、断熱材、ネジ、釘、その他を発注する場合、ホームディーポやロナの店先に行ってうろうろ店員を探してあれこれ探して聞いて、、、ってやってたら一日かかっても終わりませんが、ここの店のリノベーションセンターのカウンターに行って必要なもののリストを見せて「これを配達してほしい」とお願いすると、とても親切に、そして曖昧な部分は確認しながら、きっちり手配してくれます。
(発注品のサイズ違いが一つありましたけど。)
配達は75ドルプラス税金。(他のハードウェアストアも大体同じ値段)
家の中まで搬入を依頼すると運転手プラス運搬要員一名の人件費が加算されます。
うちの場合は家の横のドライブウェイ(車を止めるところ)から戸口までの距離や階段の段数を説明して、250ドルということになりました。
安くはないけど、重いものばかりですから、運び込んでもらえないと大変です。
配達じゃない方法
建築資材によっては野外に置いておくことができないものもあり、作業場の片隅に置いておくしかないもの(ドライウォールとか)もありますので、注文したのは余りが出ない程度。
隣の一部屋を物置代わりにでもして、余るほど注文して残りは返品、というふうにしたら良いのでしょうが、それは出来ない相談。
Mさんが当初見当をつけて私にくれたショッピングリストは100%ではなくて、不足品がいくつか。
人間ですから仕方ない。
材木程度なら夫の車で運べますけど、ドライウォール4枚追加、と言われた時には困りました。
Mさん曰く「屋根の上に縛り付けて運んでる人をよく見かけますよ」と。
木の板ならまだしも、ドライウォールはものすごく重い上、チョークのような素材ですので、しなるし、割れます。
ドライウォールのサイズ(4x8フィート、1.2m x2.4m)を考慮しても、車の屋根には収まりません。
しかも、重いですからね、夫と私の二人で破損せずに上手に屋根の高さまで持ち上げられるとは思えない。
仮にそれができたとしても、危険ですからね。
ということで、ホームディーポでヴァンをレンタルしました。
買ったものを持ち帰るためのヴァンなので、レシートを提示して、あとは免許証と車の保険証も必要です。
これっぽっちのためにヴァンをレンタル?って思わせる絵柄ですが、重いんですよ。
店員さんに助けてもらって材木や板などを載せる巨大なカートに乗せてレジまで行き、支払い後はカートを押してヴァンまで運び、ヴァンに載せる時は一枚ずつ夫と声を掛け合ってやっとこさ搭載し、帰宅後はMさんと夫が二人で搬入しました。
やれやれ。
ホームディーポにはしょっちゅう不足品を買いに走り、念の為に必要量プラスアルファを購入して、余ったら次の買い出しの時に返品、というのを繰り返します。
ギリギリの量購入してもし足らなかったら、今すぐ必要なのに足らない、ということになったりしますから。
そういう買い物の仕方は本当は好きじゃないというか、返品しに行くのが嫌なので、昔は「また次の時に使うかも」なんて言って物置においておいたものですが、そんなことしてたら無駄なものが増える一方。
古くなると使い物にならない物もありますし、返品するものはさっさとするのです。
返品カウンターのお兄さんに顔を覚えられましたよ。
売り場の人も数人顔馴染みになりました。
こういう出費はバカにならない(けど人件費に比べたら可愛いもん)