食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

お題の制服について、スカート、サイズと私

残り物野菜とお揚げさんで焼いてないけど焼きうどん

台所工事がひと段落して(終わりではない)冷蔵庫が近くなりましたが、この日はクタクタな上ご飯も炊いてなくて、最近依存度が上がってる冷凍うどんで乗り切った!

疲れてたので味付けを大いに間違えて(足らなくて)腑抜けな味でしたけど。

青のりを見つけたのでふりかけて風味アップ。

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今週のお題「制服」

台所の話ばっかり続いているので別の話題を、と思いつつも、どうしてもリノベーションの話に戻っていってしまう今日この頃。

 

制服だなんて絶対に台所の話にもリノベーションの話にもつながるまい、と思うので一つ書いてみましょう。

 

中学と高校で制服がありました。

今思うと、あの頃から私の成長と日本の衣料品の平均サイズが合わない人生が始まりました。

 

採寸と腕

小学校の最終学年の終わりがけに母と一緒に制服取り扱いのあるお店に寸法をとりに行きました。

子供の頃から大柄な私、寸法測ったら腕の長さが長すぎて、店頭の在庫ではどれも短くてダメと判明。

成長することも考えると、特別サイズで2Lか3Lか忘れましたけど、胴回りがブカブカな巨大なサイズのを注文して、胴回りと肩幅を詰めてもらう、ということに。

 

母も店の人も、ここまで腕が長いってことはそれが釣り合う身長に成長するはずだから、その時のために肩幅も胴回りも、詰めるんだけどいざとなったら伸ばせるように、布は切らずに詰めておきましょう、とかなんとか。

 

ぱっと見でそこまで腕が長いようには見えなかったと思うんですけどね。

 

普通なら採寸してそこにあるものを買うか、なければ注文したのが届いたら取りに行くか、でしたけど、私のはお直しが激しく必要なので、入学式までは間に合うと思いますけどねえ、という不安な感じでした。

 

その巨大サイズをお直しした制服は、本当に入学式の直前に届きました。

 

他の子達はそのお店で注文したらみんなお揃いのボストンバッグをもらっていたのに、私のはギリギリだったからおまけのバッグが品切れになってたのか、お店のおばさんが忘れていたのか、とにかくおまけなしだったのでちょっと残念だった覚えもあります。

 

入学時にはブカっとしてたそれも、卒業の頃にはピッタリでした。

肩と胴回りの詰めてあったのをおろしたのかどうか、記憶にはありませんが、成長はまだまだ止まってませんでした。

 

スカート丈、校則と成長

スカートは膝下*センチ、という校則。

それに違反しない長さで、と母が採寸の時に確認してもらってました。

長いスカートが不良(=悪っぽくって格好いい)だった時代なのに、背が伸びてスカートちんちくりんで、全然不良じゃない子でしたね。

 

私も高校ではちょっと格好いい(=長い)スカートがいいなあ、って母に言いましたけど、校則違反はダメと却下され、しかも高校でも成長したため、高三の集合写真ではやはり周りのちょっとクールで悪い子たちの横で、健康的な膝とすねを露出していた私。

 

洋服のサイズ

何しろ平均よりも大きめだった上、若い頃はやはり同世代の流行りも気になる頃だったし、市販の洋服のサイズと自分のサイズのギャップにいつも嫌な思いをしていました。

 

制服は一度作ったらそれで済むから、高校を出るまではフォーマルな場面に出る時もそれを着てれば良い、という楽さがありましたけど、大学からはそこでまずかなり大変。

 

DCブランド流行りが落ち着いた頃くらい、バブルが弾けてちょっとくらいの頃でしたが、結婚式などがある時は自分のサイズのものを探して回ってげっそりしてました。

 

好みの服があるか、とかそういうレベルじゃなくて。

 

お店に入ると「一番大きなサイズはなんですか?」と質問し「Mサイズまでです」と言われたらとっとと退散して隣の店に入る、という感じ。

 

太ってたわけじゃないんですよ、平均的な体型でしたけど、頭からつま先まで平均よりも大きめだったから、Mサイズなんて無理。

 

世間には私よりも身長の高い人もたまにはいましたけど、大概クラスとか職場で一番背が高いかな、ここには一人私より高い人がいるかな、っていう感じ。

 

日本にも太めさんは存在するので「大きなサイズのお店」がありましたが、そういうお店は私のサイズの一回り上から始まる感じで、まさに私は境目でサイズ難民でした。

 

日本中探したら私くらいのサイズの人は絶対にたくさんいたと思うし、イトー*ーカドーの2階の服売り場とかだったらないわけじゃなかったんですが、そういうお店に置いてあるものって変な刺繍とかアップリケが付いてたり、微妙に格好悪いデザインだったり、あとは意味不明なアルファベット(間違いだらけの英語が羅列されてたり、英語とフランス語と混ざっていたり)の不要なメッセージが印刷されてたりして、若い人には厳しいものがありました。

 

ちょっと前にSNSで「日本の洋服のサイズは細いのが基準で、それに入らない人は存在しない前提。だから自分は太ってる、というメッセージを受け取る」という投稿を見かけました。

 

今でもやはり格好いい最先端なファッションのお店は小さめサイズで展開しているのでしょうか。

 

日本では正にほっそーい若い女性が自分のことを太り過ぎ、って思ってたりしますもんね。

あのサイズ展開にして誰が得なんだろうと不思議でならない。

 

北米に住んでいてもケベック州はフレンチ系の小柄な人たちが大勢いるので、私がクラスや職場で一番背が高い、という現象は相変わらずですが、洋服のサイズ展開は幅広いので、洋服も靴もサイズで困ることはありません。

 

私は日本ではエクストラ・ラージなんだよ、と言うと冗談だと思われます。

 

 

あれ、制服の話なのにやはり最後は別の話にずれてましたね。

 

 

日本で既製品サイズが入らないあなた、悪いのはサイズであって、あなたじゃない。


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