食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

台所で調理と、詐欺電話とお話し

残り物たくさん
台所リノ近況

壁と天井は塗り終えました。

 

実はよくみるとちょっとプラスターの仕上げが未完というか、気が付かなかった小さな凹みとかがあったりして、そこも補修するとしたらもう一度サンドペーパーかけて掃除してプラスター処理してサンドペーパーして掃除してプライマー塗ってペンキ塗って、、、、はあはあはあ、、もういいや、そんな詳細気にしない!

 

ということでゴリ押しで次の段階へ邁進中!

 

次はカウンタートップの設置(来週末)と、その後水道屋さんがきてくれて、それでやっと機能する台所復活します。

 

新たに設置してあるキャビネットは今のところほぼ空っぽ状態ですが、どこに何をどう入れよう、、ふふふ。

 

まだシンクが入ってないですが、レンジが入る場所にカートにのせたカセットコンロと携帯用IH調理器を乗せて、換気扇をガンガン回しながら調理をしています。

 

この日は冷蔵庫に残っていた野菜とココナットミルクを使い切るべく、インド風なグレイヴィーを。

まだカウンタートップが入っていないカウンター(引き出しの一番上が露出した状態)の脇で玉ねぎを炒めてたら、鍋から一切れ飛び出た玉ねぎが引き出しの中にピョーン。

 

おっとっと、危ない危ない、こうやって汚れが広がっていくのが台所ですが、カウンター入れる前にあんまり汚さないようにしたいもの。

 

 

ある日の昼休み

携帯がなりました。

今までは携帯の呼び出し音は控えめで、手に持っていなければ聞こえない程度で、仕事中は携帯をほぼ見ない人でした。

 

が、リノ開始以来、捕まりにくい業者やMさんからの折り返し電話など、逃したくない電話が増えたため、着信音を最大限に設定しました。

 

そしたら詐欺電話にも気がつくように。

 

大体は録音で、こっちがびっくりして反応しなきゃ!と思わせるような脅し文句というか、今すぐコレコレしないと取り返しがつかないことになるぞ!みたいな調子です。

 

今日は、1−833、で始まる電話番号からかかってきましたよ。

こういうトールフリーの番号からかかる電話って怪しい。

 

出てみたら、「あなたのVISAカードに不審な利用履歴が認められました。」と機械音。

1300ドルの何やらと、400ドルの何やらで、私の普段の利用パターンとまるで異なるので怪しいと判断して通知しているとか。

 

詐欺というのはバレバレ。

なぜって私VISAカード持ってませんから。

昔は持ってたけどキャンセルして何年も経ってるし。

 

なんとなく興味があったので、「もう一度このメッセージを聞く」場合は0を押せっていうことでしたので、0を押してみたら、なんと人間が出てきましたよ。

 

「は〜い、私はセキュリティーほにゃららデパートメントのアナです」って。

そして、最初の録音メッセージと同じ内容の、怪しい利用履歴があったけど、これを自分の利用としてオーソライズするか、それとも拒否するか、と聞かれましたよ。

 

カリビアンのアクセントのあるアナさん、友人でカリブ諸島出身のGさんと声質も似ててアクセントも似てるので、「ああGさん元気かな〜」なんて思いながら、でもGさんはソーシャルワーカーの仕事について、カナダの先住民の居住区でバリバリ働いています。

声もアクセントも似ているアナさん(本当の名前なのかは謎)はどういう経緯でこんな仕事についちゃったのかなあ、なんて思いながら、ちょっと騙されたふりして色々聞いてみました。

 

次の質問をされる前に、相手が決定的に嘘ついてると確認してみようと思い、「あなたこの電話、確かにアナ宛にかけてきてるんですか?私の名前、アナ、とそちらの情報にもちゃんと載ってますか?」と聞いてみました。

 

自分の名前をでっちあげる時に上手くパッと思い浮かばなかったので相手の名前を使って。

そしたら「そうですよ、あなたの名前のカードです。あなたもアナですね、私と同じ名前ですね」と。

 

「ね、同じですね、ちょっと奇遇ですね。」

と答えときました。

そんなに珍しい名前じゃないしね。

 

それにしても、向こうはとりあえずこっちが言うことに同意しとく、ってことですかね。

もっと面白い名前を思いつけなかったのは残念ですけども。

 

アナさんはその後は不正利用の金額と買い物内容を繰り返すので紙とペンを用意してください、メモってください、とアナログなことを緊迫感のある調子で指示しました。

 

はいはいペンと紙を用意しましたよ、と言うと、さっきから何度か繰り返された不正利用内容を再びゆっくり繰り返し、「書きましたか?」などと。

 

これって不正利用されたことにこっちの注意を集中させて頭をカッカとさせようっていうことなのかな?(メモってどうするんだろう?)

 

その後「あなたの普段の使用パターンと違うから、不自然だと判明したんですよ。あなたは昨日ガソリンスタンドで30ドル**セント給油しましたか?」

 

なんて言ってさらにもっと被害額があるのかも、なんて不安にさせようという感じの質問を追加してきましたよ。

 

銀行に電話かけてカードの問い合わせをすると、普通は銀行側に「一番最近使った場所と金額を覚えてますか?」って聞かれますが、あっちから先には言いませんよね。

 

とりあえず私は運転しないから給油なんかしませんけど、とりあえず食いついたふりして、

 

「ええっ?どこのガソリンスタンドですか?」

「最寄りのShellですね」

 

「最寄りってどこから最寄りの?」

「あなたの家の最寄りのです」 

 

「私の住所、どこになってますか?」

 

「では不正使用の届出をしますか?」(こっちの質問を無視しましたね)

 

ああでも、面倒くさくなってきましたよ。

絶対に詐欺だっていうのは確認できたけど、だからどうしたいと言う計画があったわけでなし。

 

こっちも暇ではないので時間がもったいなくなってきたし、もういいやと思って「届出は銀行に電話します」と言ったらブチっと電話切られました。

 

なんだ、あっけない。

 

こういう電話を一日に何件掛けてるんだろう。

 

以前ポッドキャストで、ラオスだったかどこかに誘拐されて強制収容されて奴隷労働させられてる詐欺電話オペレーションというのがあるのだ、成功しないと彼らは酷い目に遭うらしい、っていう話を聞いたことがあります。

単なる噂だといいですけど。

 

 


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