食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

今週のお題「カレー」

今週のお題「カレー」

 

インド亜大陸とその周辺、中近東と北アフリカ、あのあたりの食べ物が大好きです。

 

和食も好きだし、中華、韓国、ベトナム、ラオス、、アジアの食べ物も好きですが、西アジアから向こうの食べ物は、「良いなあこんなの食べて育った人たち、お母さんやおばあちゃんがこういうのをチャチャっと作ってくれる人たち」と羨ましく感じます。

 

いろんな国の食べ物が気軽に食べられる、モントリオール(や欧米の特に都市部)は嬉し楽し。

 

ここ数年は、帰省する頻度が増え、ヴィーガンになって飯屋を調査するようになったこともあり、東京とその周辺のあちこちに「あれ?南インド?」「おや、ネパール?」と、北インド一辺倒じゃない、バターチキンとナンのセットだけじゃない色々なお店が増えてることに気がつきましたよ。

 

良いなあ、私も今の東京に住んでみたかった。

 

まだご縁がなくて行ったことのない店が沢山!

 

まあインド亜大陸周辺の食べ物全てが美味しいとはいえ、私の場合はヴェジに絞らねばならないので、ちょっと面倒ではあります。

 

ちょっと前に国立だったか八王子だったか、インド料理のお弁当やさんで、ダール(言うなれば豆カリー)があったので買う前にお店の人に尋ねたら「ああヴェジタリアン、残念ですけどあなたが食べられるものはこの店のメニューにはないです」と申し訳なさそうに言われまして「ここ日本でしょ、だからダールだけど、チキンの出汁を使ってるんですよ。そういうの日本の人好きだから」って。

 

そこはインド料理!っていうよりは、「カレーと日本の弁当という形式を組み合わせて現代日本人に対応してみた」という感じのお店みたいだったから、日本にあるインド料理屋のダールが全部ノンヴェジというわけじゃないとは思いますが、あの店員さんの「ここ日本だから」が若干耳に残ってて、だから日本でインド亜大陸周辺料理屋に入る時には要確認です。

 

カレー、カリー、グレイヴィー

カレーっていう言葉でインドやパキスタン、スリランカ、ネパール等の料理を一括りに説明しちゃうのって、大変勿体無いと思っています。

 

昔インドを植民地にした英国人たちが、自分たちの知ってる食べ物とまるで異なるインドの食べ物を把握しきれないから、「ここの食べ物はカレーっていうんだ」とひとまとめにしたことから始まったカレーという概念。

 

という説明もかなり単純化してますけど、詳しいことはググればすぐ出てくるのでここではそういうことで話を進めます。

 

で、一頃私は頑なにカレーっていう言葉を避けてました。

 

友人の英国人がやたらとインド系のお店のことをカリーハウスっていうんですけど、その度に「ああ英国人、その言い方やめようよ」って。

 

随分前に友人に昆布巻きなど和食を振る舞ったら「きゃすぴえにスシを食べさせてもらった」って言われて違和感を感じたのを思い出します。

あれは寿司じゃないよと訂正したら、日本の食べ物=スシじゃないの?コロコロ小さいピースが並んでて、自分にはよくわからない、と。

もう30年近く前だから認識が大雑把な時代だったってことかもしれませんけど。 

 

なんて思ってたら、こんな本見つけて、読んでみたら、英国に住んでいるインド系の人々、若い世代はもう「カリー」を受け入れてるし、「カリーという料理はインドにはないんだ」っていう昔の世代の一部の人たちの気持ちはわかるけど、もうカリーっていうジャンルは成立しちゃってるし(しかも随分前に)そういうのもういいよ、って。

 

books.google.ca

なるほど。

 

カリブ海諸島のもとイギリス領出身の友人なんかも「カリー」だし、スリランカに行ったら「ライス&カリー」ってどこの地元の飯屋も使ってるし、まあ確かに、タイカリーとか、カリーっていう言葉を取り上げたら呼びようがないというか、困るものが沢山。

 

インドの、個別に存在する料理の名前がはっきり知られていたり言いやすかったりすればそちらをいえば良いですが、「その料理は何?」と言われた時などに説明する時、**が入ってるカリーソース、みたいな説明がわかりやすかったり、タリプレートって何さ、って言われた時に「炒め物やカリーソースが3種類くらい、ご飯とサラダとナンがついてるコンボプレートみたいなもの」っていうとイメージしやすい。

 

とはいえインドのご飯を何でも安易にカリーって総称するのはちょっと気が引けます。

 

インド出身の知人の彼女はどう呼んでいるんだろう?

 

と思ったら、彼女は「グレイヴィー」という言葉を使っています。

それ以来私も「カレー(ソース)」という表現が使えるところにはグレイヴィーという言葉を使うことに。

 

炒め物という方が正しいものも沢山あるので、そういう場合はグレイヴィーじゃなくて炒め物でいいし、漬物なら漬物でいい、それならわかりやすい。

 

その知人は私がインド料理大好きで色々とレシピに挑戦していることをとても喜んでくれていますが、私にしてみれば、あなたの国の料理が美味しくて世界中で愛されてることを知らないの?とそっちにびっくりです。

 

以前夫が、私が作った「日本のカレーライス」を弁当に持ってった時にカレーの匂いに気がついて「何食べてるの?」と聞いたとか。

ええ、日本のカレーなんて見て気分害さなかった?

と思ったら、「いや、彼女はすごく喜んでたよ」って。

 

それって例えば日本のお寿司をとんでもなく地元の好みにアレンジされたものを食べてるところに遭遇するのと似たような状況ですから、そこで好意的な反応ができるってすごいなあ。

 

彼女は歯に衣を全く着せないズバズバものをいう人なので、気に入らないものを取り繕ってお世辞を言ったりはしないので、本当に心が広いなあって思うんですよね。

インドカリーなんて本当に世界中でそこの地元流にあれこれ変更されまくってるから、インド出身者はもうそんな細かいこと気にしないのかな。

 

そう考えたらピザとかパスタも世界中であれこれ手を加えられてるし、なるほど、人気のある食べ物ってそういう運命か。

 

あれ、カレーの話でしたね。

 

 

次に帰省したら行ってみたいインドおよび周辺国の飯屋リスト作ってます


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