
アイデアが浮かばなかった夕飯
毎日の食事を作る中で、ハードルというか大変さを加速させる要因というのは色々あれど、「何作ればええやら、何も浮かんでこない」って結構大きいかも。
昨夜はそんな状況でやる気ゼロ。
ああああああ、もう近所のインド屋かファラフェル屋に頼っちゃおうよ。
という気持ちがむくむく。
で、夫に「何作るかまーったく思いつかない」
と放り投げてみたら「シェパーズパイするって言ってたやん?」と。
ああそれは無理ですよ、だってジャガイモがもう残り少ないもん。
でも無理だよ!と否定しても代わりに何するか、っていう案も浮かばず、じゃあ変わりシェパーズにしよう、とどういうアレンジをするかというアイデアもないまま見切り発車。
夫に玉ねぎ、にんじん、セロリ、マッシュルーム、くるみ、などを刻んでもらい(にんじんは輪切りにしてたけど)ながら、残ってた小さめの芋5つを見つめました。
よし、これはチーズおろしでおろしてもらい、通常マッシュポテトが乗ってる部分はジュウイッシュのラトカ(Latkes)みたいな感じの仕上げにしてみよう!
と決めました。
という次第で芋担当者(夫)にチーズおろしを渡して早速作業開始。
私は鍋で炒め作業開始。
冷蔵庫を開けたらチーズもどきスプレッドを作った時の豆腐がちょっと残ってたので、これもおろして入れちゃうことに。
そんなこんなで何のビジョンもないまま始めた夕飯、出来上がりが上の写真でございます。
芋を下ろすのに時間がかかり、おろした後水につけておこうか迷ったんですが、水っぽくなるかも、とそのまま空気にさらされたままだったおろし芋は灰色っぽく変色してしまい、焼いた後もなんだか灰色がかっていて、まるでゴボウのようですが、味は表面がカリッと、中はじゃがいもらしくほくっというかふわっというか、そんな感じです。
次回のためのメモ:変わりシェパーズ(ヴィーガン)レシピ
下の層:
- 玉ねぎ小2個・あら微塵切り
- にんじん、細いの2本、4ミリくらいの厚さの輪切り(のような)
- セロリ細切り
- 白菜の芯の近く 適当に細切り
- マッシュルーム スライス
- トマトの水煮 250ml
- オリーブオイルと小麦粉
- だし汁 300mlくらい
1〜5を順に炒めてしんなりしてきたところにオリーブオイルを足し、小麦粉(半カップくらい)を入れて全体に混ぜ、そこに6と8(要するに水分)を少しずつ入れては全体に混ぜ、、を繰り返してモタッとした感じにさせ、そこに残りの材料を投入して混ぜる。
残りの材料:
- TVP 1カップくらい(アメリカのカップは240ml)
- くるみ 半カップを刻んだもの(夫につまみ食いされたので少し減った)
- 豆腐(firm tofuの残りが200gたらずくらい)これもチーズシュレッダーでおろし。
- 調味料(塩、ニュートリショナルイースト、ニンニク、生姜、スモークトパプリカ、タイム、、、、)
豆腐はフライパンで油少なめで炒るようにして水分を飛ばし、そこにガーリックパウダーとオニオンパウダーとスモークトパプリカと胡椒をかけて、さらに中華の濃いめの醤油を小さじ1ちょっと垂らし入れ、酒も小さじ2くらい入れ、全体に混ぜ、そこに刻んだ胡桃を入れて混ぜて、即席肉もどきにしてから加えました。
おろした芋にもオリーブオイルを全体に絡めてから下の層(↑で用意したもの)の上に並べてから375度のオーブンにいれ、芋がカリッと焼けるまで。
20分焼いた後、表面をカリッとさせるため、上の段に移してブロイラーで5分焼きました。
見かけは悪かったが味は良かったのでよし。
またやるかも。
夫、芋を下ろすのが相当疲れたよう。
次回はフードプロセッサーを使うことを誓います。
One Battle After Another
オンラインで見ました。
この映画、制作費がかなり高額だった割に興行成績はパッとしなくて、ちょっと失敗?みたいな雰囲気みたいですね。
これはお金かかるだろう、というシーンが結構あり、立派なハリウッド映画らしくペースも早く、バイオレンスも多く、言葉も汚く、エンターテインメント要素はしっかりしてるんじゃん?なぜ興行失敗?
失敗ではないか、お金かかった割には巨額の収益が上がっていないけど、儲かってはいるのかな。
私の個人的感想は、二つ。
一つ目は、長い。
二つ目は、長い時間かけて延々色々な展開を見せてくれてるんだけど、その前に前提になる部分がちょっと抜けてる気がしたこと。
物語の前半で重要な役回りをする過激な革命家女性ペルフィディアという人がどうしても違和感があったんですけれど、彼女が全身全霊をかけて憎んでいるものがどうもはっきりしない。
彼女を含む「革命家たち」が、目的のためなら手段を選ばず、マシンガンとか爆弾とか使って戦っている不正(ファシスト国家?)がきちんと描かれていない。
ペルフィディアが出てくる部分はすぐに終わるので、まあ話の主眼はそこじゃない、っていうことなのかもしれませんけど。
それにしても素性を隠して名前を変えて別の街で生きていくなんて、連邦政府の証人保護プログラムみたいな大掛かりなことができてしまうそんな革命集団のネットワークが確立するほどの悪の帝国ってどんなんや、って思いますけど、名前を変えて暮らすディカプリオの環境は特に問題もない平凡なアメリカの街って感じです。
不正に目を向けずに平和に幸せに暮らすことは、特権階級とかマジョリティの人には難しいことではないですけどね。
でもディカプリオの娘はミックスレースなんだから、やっぱり暮らしてると差別の存在に敏感にならずにはいられないんじゃないのかな。
「違法移民」が収容されている施設の様子など、現実に米国で巻き起こっている酷い状況が思い浮かぶし、容易にそれと結びつけられます。
現実と同じ?現実の方が酷い?
主人公たちが戦う悪はファシスト政府というよりは腐敗軍人のショーン・ペン。
アクションシーンが描ければ良いんだから、所詮はそういうことでしょうか。
それにしても腐敗した反吐が出そうなほど気色悪い変態役のショーン・ペンがすごい上手でした。
トマス・ピンチョンの小説 Vineland にインスパイアされて書かれたお話だそうですけど、彼の小説はレーガン政権時代が舞台になっています。
やっぱり共和党時代なのか。
現実の世界では、ICE酷すぎますけども。
この映画はあくまでコメディ。
現実世界の巨悪が消えるにはどこから崩れていくのだろう。