食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

香害の話 

夕飯にピッツア

イースターで月曜がお休みでした。

イースターってどんなご馳走食べるもんだったっけ、と夫に聞いたら「別にイースターの食べ物ってのはない」そうだよね、ジュウイッシュやムスリムの人たちは春のこの時期、色々ご馳走で祝うけど、キリスト教徒はせいぜいゆで卵に色つけたのやチョコレートを庭に隠して子供を楽しませる程度。

 

月曜の夜はピッツアにしてみました〜。

ヴィーガン・フェタ、これ本当に美味しいんですけれど、栄養が本当にない(油脂と塩分はたっぷり)ので、たまーにだけ、と決めてます。

これだけだと本当にエンプティカロリーな食事になってしまうので、豆腐を粉砕してカリカリに炒めたものをソーセージの代わりに散りばめてみました。

 

生地はサワドーです。

 

香料入りの日用品

最近SNSを開くと、げんなりすることばっかり出てきて、気持ちが滅入るので、ここ数日は特定の政治家関連、武力攻撃関連の話題は見ないでガンガン飛ばしています。

Doom scroll ならぬ、ホッとする内容 scroll を目指して。

 

猫が泣いている赤ちゃんの横に飛んできて添い寝してあげてるビデオとか、幼児が出しっぱなしの水を止めようと蛇口のレバーに体を伸ばしているうちに大きなシンクに入ってしまってしかも蛇口から出続ける水に濡れてずぶ濡れとか、束の間の笑を消費。

 

と思ったら、香害についてのポストがどんどん流れてきましたよ。

 

いや、私が反応して続きを読むから関連して他の人がポストしてる香害ネタが続くんでしょうけども。

 

うわー、そんなに?

 

以前、通勤でメトロを使っていた頃は、私も香害に悩んでいたというか、くっさいわー、みんな使いすぎて鼻がバカになっちゃってるに違いない、しかもそんな消費者に合わせてメーカーも香料強くしすぎ!と思ってましたっけ。

 

私自身は今のところ強い香りを嗅いで体調悪化することはなく、せいぜい強い香りの近くにいる間とその直後ちょっと頭が痛い感覚になる程度。

 

自宅に香料付きのものがほぼなくなったせいで、他所に行った時に漂う人工香料の匂いを感じやすくなっただけかと思います。

 

我が家は市販のシャンプーや石鹸、ボディソープ、ヘアケア製品などなどはもう20年近く使っていません。

 

洗濯石鹸も自分で調合しているので香料なし。

 

シャワーの時に使う石鹸は、何かの時に夫が買い物ついでに薬局で買ってきたのが、香料がついている石鹸で、その香りのキツさに辟易して、その石鹸は私が日本に一人で帰省している期間とか、彼が一人で泊まりでどこかへ行く際に持っていって一人で使ってもらいました。

 

三つパックの石鹸だったのですが、使い切るのに10年くらいかかったのでは。

 

決して特殊な石鹸ではなく、割と一般的にあちこちの家庭の風呂場に置いてあるものだったので驚きました。

 

自分で買った記憶はないけれど、アパートをシェアして暮らしていた頃にルームメートが使ってたりしたと思うのです。

でもそんなに臭かった記憶はないので、やっぱり慣れなのか、それとも同じ製品なのにメーカーが香料をきつくしたのか。

 

たまに知り合いの家に招待され、そこの家のトイレを使わせていただく時、ウォッシュルーム(バスタブやシャワーとトイレ併設)のトイレに座っていると、我が家では感じない強い香りがむわっと押し寄せてくることが結構あります。

大体は石鹸、シャンプーなどヘアケア製品やアフターシェーブなどの類。

 

慣れちゃうとこんなに強烈な匂いでも気にならないんでしょうね。

 

ただ、あくまでもこれはドアを閉じた空間にこもってる香りで、これを使用している人たちと広い空間で一緒に座って喋ってる間、使用者の体から漂ってくるかといえば、私はそこまで敏感なわけではないので気になりません。

 

その人の使用量次第とも言えますけどね。

 

シャンプー程度だったら普通の友人関係の距離感だったら、私の知り合いや友人の場合は気にならない、っていうことか。

 

一方、朝のメトロのアフターシェーブやコロンなどの香りは結構きついです。

 

メトロで遭遇する匂いできついのの多くはバニラとか、きゅうり?スイカ?やココナッの香りも結構あるかも。

 

香料じゃない匂いできついものといえばタバコの匂いと体臭ですが、それよりもやっぱり人工香料の匂いが強い人の方が俄然多いので、自転車や徒歩通勤に切り替えた後でも天候などの理由でメトロを使う場合は、日常的に接していないからこそなおさら、香害に敏感になってげんなりします。

 

そしてその度に「ああ、日本はそういうことがなくって良いなあ」って思ってたんですけども、日本にも香害は押し寄せていた模様。

 

自分は帰省した折に日本の通勤時間帯に電車やバスには乗らないから気が付かなかっただけで、前からそういう問題があったのでしょうか。

 

洗剤に添加されてる人工香料

人工香料に使われる化学物質にアレルギー反応がある人も結構多いようです。

一体どんな薬品がそういった反応を引き起こしているんでしょう。

 

日本における香害のことなので日本語でググってみたら色々出てきましたが、どこかの医院の医師が書いた記事があったので読んでいたら、「香料に何を使っているのかは企業秘密なので明記する義務はない」と。

ええ?

そんなのありですか?

化学薬品って環境にも人体にも害をもたらす可能性がある物なんだから、企業秘密ですっていう権利があるんでしょうか。

www.medi-l.com

では英語圏の商品だったら表示してるのかな、一体何がどんな問題になってるのかな、とググってみましたが、

 

塩化ジステアリルジモニウム

EWGのサイトの情報に、この薬品が使われている製品は避けるべし、として上がっているのはdistearyldimonium chloride(塩化ジステアリルジモニウム)や「monium chloride(塩化モニウム」で終わるものや、「biodegradable fabric softening agent(生分解性柔軟剤」や「cationic surfactant(カチオン性界面活性剤」といった曖昧な表現のものもある、とあります。

 

ではそのdistearyldimonium chloride とは何で、どういう害があると言われているのか。

 

自然界にも存在する油脂の中にある成分だそうですが、ヘアケアや柔軟剤などに使われているものは人工的に合成されたもの。

 

用途は洗い流す、および洗い流さないコンディショナー、ヘアマスク(?)スプレー, くせ毛を抑えるクリームや、シルキーな使用感の保湿クリームなど。

コンディショナーやヘアクリームに多用されているのは塩化ジステアリルジモニウムの正電荷が静電気を中和するためなので、この作用が洗濯の際の柔軟剤や乾燥機に入れるドライヤーシートに使われるというのも納得。

 

www.glooshi.com

ちょっとググった程度でわかったのは、有害性について断定的な報告は今のところはないようですが、肌や環境への害が無いとも言い切れないようで、肌などに残るような製品は避け、洗い流せるものに限定しておくほうが良いだろう、というようなことが子供向けの製品検索サイトに書いてありました。↓

www.canababy.org

塩化ジステアリルジモニウムは香料じゃありませんが、色々な用途というか目的を持った合成化学薬品が、それぞれの分量は少量とはいえ多種多様にブレンドされて添加されていて、しかもそれぞれの「少量」の添加物自体が自然界には存在しない、もしくは自然界にある状態よりもかなり高濃度な状態で使用されているというのは、やはり有害性がはっきりしないまでも、少し警戒しておく必要があると思います。

 

無害なものもあるかもしれませんが、ここまで多種類が幅広い製品に長いこと使用され続けているのに、それぞれの薬品についての長期使用の生み出す影響についてはっきりしていないというのは無責任な話です。

 

 

香料の話に戻しましょう。

 

EWGのページにあった記述です↓

 

There are nearly 4,000 fragrance ingredients in common household products, and scarcely any way to know what they are.

Your fabric softener may contain phthalates, which disperse scent; synthetic musks such as galaxolide, which accumulate in the body; and much more.

Fragrance mixes can cause allergies, skin irritations such as dermatitis, difficulty breathing and potential reproductive harm. Research shows that scents may also cause health problems when vented outdoors, especially for asthmatics and those sensitive to chemicals.

 

(一般的な家庭用品には4,000種類近くの香料成分が使用されていますが、その実態を知るすべはほとんどありません。

あなたが使っている柔軟剤には、香りを拡散させるフタル酸エステル類や、体内に蓄積されるガラクソライドなどの合成ムスクなどが添加されている可能性があります。

香料の混合物は、アレルギーや皮膚炎などの皮膚刺激、呼吸困難、さらには生殖機能への悪影響を引き起こす可能性があります。研究によると、香りが屋外に放出された際にも健康問題を引き起こす可能性があり、特に喘息患者や化学物質に敏感な人にとっては危険です。

https://www.ewg.org/news-insights/news/2022/08/skip-most-toxic-fabric-softeners

 

 

米国のBCPP (Brest Cancer Prevention Partners乳がん予防パートナー)という団体が調査した香料に含まれる原料リストの有害性に関する報告では、 International Fragrance
Association (or IFRA 国際香料協会) が公表している、世界の香料生産業者が使用している化学薬品のリストを対象にしていますが、有害物質の多さもしくはデータ不在(もしくは不透明)な薬品の多さに警鐘を鳴らしています。

https://www.bcpp.org/wp-content/uploads/2025/07/bcpp-ifra-fragrance-report-final-2025.pdf

 

NIHのサイトに掲載されている2005〜2025年までの文献調査でもやはり、消費者の健康を守るためには、規制監督の強化と成分表示の透明性向上と、より安全な代替品の開発が必要という結論が示されていますね。

pmc.ncbi.nlm.nih.gov

 

いわゆる市販の洗剤や石鹸、シャンプーなどを買わないとなると、合成化学薬品を使用しないオーガニック製品を買うか自分で調合して家で作るか、ですけれど、前者は値段、後者は時間というコストがかかりますのでなかなか難しい話。

 

薬局などで品定めする際には、香りを売りにしている商品は避け、原材料リストに香料が載っていないものを選ぶようにするのが大事ですが、そんな商品あるのかな?

 

臭いわー、迷惑だわー、って思ってましたけど、実は結構深刻な問題だったんですね。

薬品によっては体内に蓄積されていくものもあるようだし、企業秘密で使用をやめないままずっといくと大変な世界になっちゃうんじゃあ、、。

 

 

洗剤などに比べると柔軟剤はすっぱりやめる、っていう選択肢がありますからその点楽です。

私は洗濯の最後に柔軟剤的なものを使いたい衣類(タオルとか)の場合はお酢を使っていますが、日本だと食用の米酢を使うしかないのかな?とすると、やっぱりちょっと抵抗があるのもわからないでもない、、けども、お酢の匂いは洗濯物には残りませんので、大丈夫なはず。

 

衣類を乾燥機で乾かす場合も、お酢を端切れに染み込ませておいた物を一緒に入れてやれば、ドライヤーシートを入れるのと同じ効果がありますし、他にも何度でも使えるドライヤーボールなどを使うのも良いと思います。

 

 

香りは自然のものだけで十分です


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