食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

園芸ワークショップ行ってきた

右の小さな袋入り2つが種の図書館で借りたもの、左はクイズの賞品の、ケベック在来植物(plantes indigènes du Québec)のワイルドフラワー各種

 

園芸ワークショップ

知人に誘われて、市内のコミュニティセンターで開催された園芸ワークショップへ行ってきました。

 

内容は、種から植物を育ててみるための基本的な知識と、では実際にタネを植えてみましょう、という体験との二本立て。

 

集まった人々が軽く自己紹介をした折、長年庭に大きな花壇や畑を作ってきてて園芸通で玄人肌な方が数名いたりして、素人が入り込んじゃって大丈夫?と一瞬怯みました。

 

が、講師の方のパワーポイントを見ていると、私だってそれくらいのことは知ってるぞ、とか、それは知らなかったけど論理的に考えればそりゃそうでしょ、とか、そういう内容が多くて特に難しいということはありませんでした。

 

新たに知った「情報」そのものはそれほどでもないという感触。

でも、こういう従来からあるワークショップはどちらかというと、情報を得ること以上にもっとためになる何かがある気がします。

 

園芸関係の情報ってそれこそインターネットでいくらでも出てくるし、大体我が家には引っ越してきてすぐにお隣のマダムがクリスマスにくれた庭づくりのための園芸基本大百科みたいな分厚い本があります(パラパラとめくったっきりですが。)

 

植物=自然を相手にしてるので、例えばググって出てきた情報がアメリカの南部あたりの方が書いてることだとしたら、あんまり参考になりません。

 

なぜなら、気候が違うから。

 

#*&は4月初旬に植えたら8月には収穫が、なんて書いてあったら、「あ、これカナダじゃない」とすぐわかります。

大概カナダ少なくともオンタリオやケベックなら野外に植えるのは5月下旬以降からですから。

庭に直に植物(苗でも種でも)を植えるのはまだ先だから、それまでに室内で小さなポットに土を入れ、そこで種まきをします。

 

春はまだかなー、なんて言ってる時、園芸好きの人々は自宅の片隅で種まいてるんですね。

 

 

植物寒耐性ゾーン

北米はかように気候帯によってお話がゴロリと変わるので、植物の情報にはよくゾーン3〜5、とかゾーン1〜2とか書いてありますが、うちはゾーン5です。

USDAによる植物の耐寒性ゾーン区分は13あるそうで、ゾーン1が一番寒く、13が一番温暖なんだそうです。

カナダの地図を見たら0もありますね。

北極圏ですから、園芸には関係ないけど。

カナダの植物耐寒性ゾーン地図

カナダの人口の8〜9割はアメリカ国境付近100キロ以内に住んでると言われますが、納得。

BCはロッキー山脈あたりは寒いけど平野部は温暖なことで知られてますが、やっぱりすごい、地図が赤い。

 

一方オンタリオでもアメリカ国境ほどちかいウィンザーなんか7bです、あとノヴァスコシアのヤーマスも7a。

いいなあ、暖かい土地。

 

地図の隅っこには州の木なんてのも載っています。

ケベックはなんだ、と思ったらYellow Birch、日本語では「キハダ」ですって。

キハダ、yellow birch

ecopatchy.com

カナダ版植物耐寒性ゾーンはUSDAの植物の耐寒性マップを基準に整理され、カナダに住む我々もどの植物がどのゾーンで育つかの基準になっています。

planthardiness.gc.ca

USDAの植物の耐寒性マップ。興味のある方はどうぞ↓

planthardiness.ars.usda.gov

地元の園芸人口と交わる

今回のワークショップには、20人ほど参加者がいましたが、全員女性、年齢層も割と高めで、園芸まるでダメなのよって自己紹介してる人はいましたが、全く何も知りません、っていう人はいなかったと思います。

 

一人だけ多分20代前半な方がいましたが、次に若いのは私だとはっきり言えるくらい年齢層が高かったので、やりたいと思えばこれは先々もっともっと楽しめる趣味になり得るんだなあと、大袈裟ですが勇気を与えられたような気分。

 

モントリオールで園芸をするのが大前提ですから、今年の春先の最後の霜予報はいつか、なんていうクイズがあったり(5月9日だそうです。)

 

野外に苗やタネを植えるのは、最後に霜が降りた後2〜3週間後が最適だということなので、だからみんなヴィクトリア・ウィークエンド(5月25日の前の月曜日がヴィクトリア・デーで祝日なため3連休になる週末)が植え付けの時期、っていうんだなあ、って納得。

 

毎年若干の違いはあるでしょうけどね、でも大体それくらいの時期なので、どんなに暖かい春でも「今年は大丈夫かも」と何かを植えてしまうと霜が降りてせっかくの苗がダメになった、っていうのは結構多くの人たちが体験してるようでした。

 

モントリオール市にある図書館のいくつかには種図書館(seed library)があるようで、種なので借りて3週間後に返す、っていうわけにはいかないけれど、借りたタネを植えて育てて上手にできたらそこから種を採集し、借りた図書館の「返却」場所に納めることが推奨されているそうです。

面白いですね。

私も「借りて」きたので、どうなるかお楽しみです。

 

種を植える作業では、講師の方が採集したいろんな種から好きなものに挑戦。

 

なんとタバコの種なんていうのがあり、面白そうだったので2鉢だけタバコを植えてみました。

 

喫煙しないのにそんなの植えてどうするの、と夫に言われましたが、うまく行ったら両隣に喫煙者が住んでいるので苗をプレゼントしようと思います。

両隣とも園芸が趣味なので丁度良い。

 

クイズに正解して賞品としていただいたケベック在来植物の種は、水やりを忘れたりしがちなダメな私でも枯れませんように、と乾燥に適してる(のと湿ってるのに適してる、のと2種類あった)方をいただきました。

 

こんなにたくさんの種類が全部花咲いたら嬉しいですね。

ケベックの在来種ばかりなので、放っといても繁盛する種類なはずですし、成功すれば昆虫たちもブンブン寄っていってくれるはず。

期待が高まるー(その前にちゃんと種まきしなきゃ。)

 

 

和気藹々と過ごした2時間ちょっと、楽しかったです。


ヴィーガンランキング