食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

和食でジャガイモ・政府のお金の使い方

久々に和食
肉じゃがの立場

前にも書いたかもしれませんが、ジャガイモが主な材料である料理がおかずとして登場し、ご飯と一緒に食べるという形式にうちの北米人から若干抵抗を受けます。

 

だってジャガイモもご飯も炭水化物だから。

 

炭水化物がダブってるよ、ジャガイモ料理ならご飯はいらないよ、と夫。

 

それはわかるんです。

タンパク質量にあんまりキリキリしたくはないけれど、炭水化物過多はやっぱりいやだし。

 

でも、たとえば肉じゃがとかコロッケとか、おかずとして味をつけていたらご飯も欲しく感じるアジア人。

 

とりあえずご飯の量を減らし、ジャガイモの味付けを薄めにして対応しております。

あ、肉じゃが、って言ってますけど、肉じゃなくてミンチ型のTVP(いわゆる大豆ミート)を使ってます。

 

この日の夕飯はタンパク質少なめですが、食後に豆乳ヨーグルトにチアシード混ぜたものを食べてるので、ちょっとはマシかな。

 

 

政府のお金の使い方・リーダーの移動手段

こんな記事を目にしました。

www.cbc.caカナダの州知事たち(Premiers=プレミアズ)にプライベートジェットで移動してますか、と尋ねました、その回答がこちらです、というタイトル。

 

アメリカの大統領は代々エアフォース1という特別機で移動してますけども、それは本来贅沢のためというよりは安全確保のためという理由が大きいのだろうと思いますけれど、では他のリーダーたち、うちの国のしかも州政府レベルのリーダーたちはどうしてるんだろう?という話ですね。

 

この記事を見るまで知りませんでしたが、オンタリオ州のダグ・フォード知事がプライベート・ジェット購入(2,890万ドル、3,372,396,224.43円、えーと、33億七千二百三十九万六千円ちょっとですか?あってます?)を撤回するため、1日も早く売却する旨を発表したそうです。

 

フォード氏は会見で「自分は他の州の知事たちよりも細かく監視されがち。ケベック州なんか3機も購入したことを考えるとダブルスタンダードだ。」てな思わせぶりなことも言ったよう。

 

なら他の州知事たちは知らぬ間にプライベートジェットで飛び回ってるとでもいうのかい?とカナダの国営放送(コマーシャルも流してますのでNHKほど完全国営ではありませんが)のCBCが調べてみたそうです。

 

結果のほどは、プライベートジェットで飛び回っているプレミアはおらず。

 

記事によると、州を跨いで他の州知事たちとの会合等に参加することはあれど、回数は限られており、一般的に移動は州内であることが多く、移動経費はなるべく安上がりになるようにという配慮がされている(のでプライベートジェットを買う必要性はない)。

 

記事にはどこの州知事が一般の航空会社のエコノミー席を利用していて、どこの知事がチャーター便を使う、などという回答が載ってます。

 

当て擦りを言われたケベック州知事ですが、ケベック州運輸省の広報担当者がCBCに伝えたところでは、州首相は確かにプライベートジェットを利用しているが、それはチャーター便であり、知事専用の政府機は存在しないとのこと。

前知事がカナダの航空会社(エアカナダではない)の創始者なので、それ絡みだろうとみんな言ってましたけど。

 

なんだなんだ、他の州知事が「民間航空会社のエコノミーに乗ってます」とか言ってるのにケベックは、、、。

 

ケベック州が購入したボンバルディエ社の小型機は、用途は知事の移動ではなくて救急医療だとか。

ふうむ。

 

私たちの税金で知事がプライベートジェットに乗ってシャンパングラス傾けてる図なんか想像したら、むかっときますけども、そういうわけではない、、と思いたい。

 

記事の最後にはついでに連邦政府首相の移動に関しても書いてありました。

 

首相は公式および私的な移動ともに政府専用機を利用していて、これは「RCMP(カナダ王立騎馬警察)のセキュリティ要件および運用手順に従ったもので、カナダ空軍が安全かつ確実な輸送を保証している」と。

 

国家の要人なので暗殺とかされちゃいけないし、節約のためにエコノミーに乗るという選択はないんでしょう。

 

納税者の反応

高い税金を払ってる州民としては、集めたお金を政府がどのように使っているのかは気になるところ。

基本的には常にちょっと疑いつつも基本的な信頼はある、ような。

盲信はしないというか。

 

ずるした事件とか信頼できないと判断されるような行いがバレたらやっぱり信頼は失墜しますけどね。

失態を繰り返し始めたらやはり支持率が落ちて、次の選挙で野党が票を伸ばし、という具合で、一党がずっと政権の座に居座り続けない状態が健全ですよね。

 

民主主義ですから、政権を獲得する政党も基本的には民意を反映しているはずですが、選挙区ごとに投票数の多い順に当選者が決まっていくこのシステムでは、僅差で負けても負けは負けで、勝者は実はその地域の大多数の住民に「支持されていない」人が選ばれる場面も結構あり、その集まりが政府の中枢に来るわけなので、死票が多い制度自体、民意を反映し切れていないという批判は常にあります。

 

死票を減らすためには、日本みたいに比例代表と小選挙区の併用という策もありますが、オーストラリアではpreferential votingと言って投票用紙に印刷されている複数の候補者の名前に希望順位を記入する方式をとって民意を反映しやすくするシステムをとっています。

 

どのシステムが一番民意を反映しやすいかといえば私はオーストラリア形式だろうと思いますが、完璧な制度というのはないし、議論は尽きないところ。

 

なんと言っても現行の制度で多数票を獲得できている政党が政権を握っているわけだから、システムの変更はなかなか起こりにくいですね。

 

www.jiji.com

オーストラリアの投票日の様子を伝える広報ビデオですが、なんだか楽しそうで美味しそう。

youtu.be

いずれにせよ、政府はその地域に暮らす人々の選んだ代表として、人々のために、人々が納得する事柄に合法的にお金をうまく使って社会をより良くして行くのが仕事。

 

だから、州知事がプライベートジェットだなんて、ふざけんな、と大騒ぎになるのは当たり前ですよね。

 

お金の使い道だけでなく、政府のやることにはいちいち批判がついてまわります。

無批判にやりたいようにやっとくれ、って政治家のやりたいようにさせておいて良いわけはないから。

 

健全な民主主義のためには、市民の間で健全な議論が行われる社会である必要がありますが、そのためにはやはり批判精神や公共性の大切さを若いうちから育てる教育が重要だと思います。

 

 

オンタリオ州の場合、これがきちんと機能していて、知事も「監視されてる」自覚があるようなのでよろしいかと。


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