食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

日本の本格エスニック飯屋を救え!

うちの近所で贔屓にしてる店のマサラ・ドーサ

去年は台所リノ期間中、疲労困憊および家に台所がない状態(台所じゃない部屋で調理、洗面所と地下室で洗い物)だったので出来合いのものに頼る頻度が結構高かったかと思いますが、台所完成以降はその反動と、結構値段が上がってる&嵩が減ってるので意地になってテイクアウトも外食も避けてきてましたが、先日かなーり久々に近所の飯屋のマサラ・ドーサ食べました。

久々に見てみたら、容器の一つが発泡スチロールに格下げされてました。

単価が比較にならないくらい安いので、経費削減でやむをえず、だったんでしょう。

 

しょぼい客ですが、今後もたまに注文してサポート(というには不足)していきたい。

 

 

推しエスニックを救いたい

推しって言葉、使うの初めてです。

だって若者のグループとかまるで知らないし。

 

厳密に言えば、日本にあるエスニック飯屋自体、どこの店って個人的に「推し」てる店があるわけではありません。

だって帰省してる期間中に集中したいエスニックはジャパニーズですから。

 

とはいえ、友人と東京で待ち合わせしてご飯食べよう、っていう場面でオフィス街でランチメニューがめっちゃお得なインド飯屋を見つけたりと、結構お世話になってるかも。

 

日本に存在するインド、パキスタン、ネパール、スリランカ、タイ、ベトナムなどアジア圏、あと中近東やアフリカの国々などの料理を出す店が増えてるなあ、って毎回帰省するたびに感じていまして、いやあええこっちゃええこっちゃ、って喜んでいたんですが、最近ビザのルールが変更され、彼らが存続できなくなるような事態になっているようなのです。

 

私の拙い説明より、オンライン署名サイト(リンクはこの下)の説明文がわかりやすいので以下引用(下線、イタリックは私がつけました)いたします:

 

この署名について(要約)
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何が起きたか:2025年10月の省令改正で、外国人が日本で事業を営むための在留資格「経営・管理」の資本金要件が500万円から3,000万円に引き上げられました。
何が問題か:長年営業し、納税・雇用の実績がある外国人飲食店経営者が、一律の資本金基準で排除されます。一方、本来の対象であるペーパーカンパニーへの効果は限定的です。
何を求めるか:資本金額ではなく事業実態(営業・納税・雇用実績)に基づく審査基準への転換、経過措置の延長、定量的な影響評価の実施・公開を求めます。
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あなたの町のインドカレー屋。ランチ900円、焼きたてのナン、いつも笑顔の店主。

その店が、3年以内に消えるかもしれません。

経営が苦しいからではありません。客が減ったからでもありません。ビザのルールが変わったからです。


何が変わったのか

2025年10月16日、外国人が日本で事業を営むための在留資格「経営・管理」の許可基準が大きく変わりました。

〈事業規模の要件構造〉
改正前:「常勤職員2人以上」または「資本金500万円以上」の"いずれか"で足りた
改正後:「常勤職員1人以上」かつ「事業用財産の総額3,000万円以上」の"両方"が必要に

〈金額〉
改正前:500万円以上
改正後:3,000万円以上(改正前の6倍)

〈常勤職員〉
改正前:2人以上(資本金要件との択一)
改正後:1人以上(財産要件と同時に充足が必要)

旧制度では資本金500万円を用意すれば常勤職員がいなくても基準を満たせましたが、新制度では3,000万円の財産と常勤雇用の両方を同時に求められます。しかも、公式Q&Aでは資本準備金や利益剰余金は「事業用財産の総額」に含まれないと整理されており、事実上、払込済みの資本金を3,000万円まで積み上げる必要があります。

東京都は公式なスタートアップビザの案内で、改正後の要件について「外国人が国内のパートナーなしに、一人で起業することは極めて困難」と明記しています。


あなたの街で何が起きるのか

この改正が奪うものは、数字の向こう側にあります。

◆ 店主とその家族の人生が断たれます

千葉県船橋市でインド料理店「ラジャン」を営むカンデル・ラグさんは、こう語っています。
「ビザ更新時に資本金3,000万円を求められたら、用意できない。会社をたたむしかないかもしれません」
いきなり6倍の資本金を求めるのは常識的ではない
(AERA 2026年2月報道)

客足は良好、経営も順調。税金も社会保険料もきちんと納めてきた。それでも、ビザのルールが変わっただけで店をたたまなければならない。子どもは日本の学校に通い、日本語で育っている。「帰る場所」はもうありません。

カンデルさんだけの話ではありません。全国のインド・ネパール料理店、タイ料理店、ベトナム料理店、トルコ料理店——同じ状況に置かれた経営者が無数にいます。

◆ 日本人の雇用も失われます

外国料理店で働いているのは外国人だけではありません。ホール、調理補助、デリバリー——日本人のアルバイトやパートも多く雇用されています。店が閉まれば、店主だけでなく日本人スタッフも職を失います。これは「外国人の問題」ではなく、雇用の問題です。

◆ あなたの食卓から選択肢が消えます

週に一度のカレーランチ。家族で行くベトナム料理。仕事帰りに寄るケバブ屋。帰り道にテイクアウトするタイ料理。それらの店の多くが、経営・管理ビザで営業しています。

3年後、あなたの町から何軒の店が消えているか、想像してみてください。

◆ 街の風景が変わります

ジャーナリストの室橋裕和氏はこう警告しています。
「本来の目的であった中国人の移住の抜け穴をふさぐことにはほとんど効果がなく、日本で真面目に飲食店を営むネパール、タイ、ベトナムなどの人たちを直撃している」
「外国人店主が撤退すれば、新大久保は『廃墟』になるでしょう」
(AERA 2026年2月報道)

新大久保、池袋、西葛西、神戸——日本各地のエスニック料理街は、観光資源であり、地域の活力そのものです。店が消えれば、空き店舗が並び、商店街は衰退し、地域の税収も失われます。

◆ 日本の食文化の多様性が後退します

インドカレー、フォー、トムヤムクン、ケバブ、タコス——これらはもう「外国の料理」ではなく、日本の日常の食卓の一部です。その担い手が一斉にいなくなれば、日本の食文化そのものが貧しくなります。

食材店、スパイス輸入業者、ハラルフード店など、レストランを支える供給網も連鎖的に崩壊します。失われるのは個々の店だけではなく、ひとつの食文化の生態系です。


この政策にはビザ不正取得に対する効果がほとんどありません

私たちは、制度の悪用を防ぐための適切な審査を否定しません。

この改正の目的は、事業実態のない「ペーパーカンパニー」を使ったビザの不正取得を防ぐことです。東京入管の調査では、悪用の疑いのある300件のうち9割がペーパーカンパニーでした。対策の必要性は理解できます。

しかし、この政策は的外れです。

経営・管理ビザ保有者(※2026年2月20日追記: 保有者ではなく正しくは入国者。AERA記事を引用しましたが、記事が修正されたのでこちらも訂正します)10万3,611人のうち、中国人は54,647人で過半数を占めます。一方、インド・ネパール料理店経営者の多くが属するネパール人はわずか1,378人(全体の1.3%)です。

ジャーナリストの中村正人氏によれば、中国人経営の飲食店の店主は大半が既に永住ビザを保有しており、この改正の影響は「限定的」です。また、資金力のある層にとって3,000万円は障壁になりません。

つまり、ペーパーカンパニーを運営できるだけの資金力を持つ層はこの要件を簡単にクリアでき、日本で真面目に飲食店を営んできた小規模経営者だけが排除される——そういう構造になっています。

カンデルさんはこう訴えています。
「もっと早い時期に、書類審査だけでなく、直接会社に電話して事業実態を確認してほしかった」

事業実態を個別に確認すれば済む話を、一律3,000万円という基準で切り捨てるのは、あまりにも乱暴です。

 

(中略)

 

出典(主要な公的ソース)】

出入国在留管理庁「在留資格『経営・管理』に係る上陸基準省令等の改正について」
https://www.moj.go.jp/isa/applications/resources/10_00237.html

出入国在留管理庁「【経営・管理】お知らせ」PDF
https://www.moj.go.jp/isa/content/001448070.pdf

e-Govパブリックコメント(案件番号315000115)意見募集結果
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/1040?CLASSNAME=PCM1040&id=315000115&Mode=1

スタートアップビザ(外国人起業活動促進事業)/ 東京都
https://www.investtokyo.metro.tokyo.lg.jp/jp/oursupports/bdc-tokyo/startupvisa.html

AERA「インドカレー店はあと3年で激減、新大久保は『廃墟』になる?」(2026年2月)
https://dot.asahi.com/articles/-/275628

 

私もオンライン署名しました。

c.org

移民した先でお金を貯めて商売を始めるってかなり大変なこと。

食べ物屋さんは水商売、うまくいっていてもかなーり大変な仕事です。

 

そうやってすごい努力してその商売に投資し続けて、人生かけて、家族もその土地で暮らしていたら、いきなりその国の政府がその暮らしを続けていける条件をこんなにも変えちゃって、それで生きていけなくなる、っていうのはやはりひどい。

 

500万円から少し上がりましたよ、とかじゃなくて、3000万ですからね。

 

外国人だから、嫌なら母国へ帰れ、って言う人もいますが、一旦受け入れておいて急に条件を大きく変えるのってやっぱり騙し討ちみたいで酷いでしょう。

大きく排外主義政策に転換するような不安定な国なんか、誰も来なくなっちゃうよ。

 
ビジネス街のランチ950円

こういう値段はエスニックだけじゃないのかもしれませんが、正統エスニックが日本に居ながら食べられて、日本平均〜お得な価格帯で食べられるっていうのはすごいと思います。

 

そりゃ本国に行けば同じのが300円くらいで食べられる、とかありますけど、そこまで飛んでいく運賃を考えたら、やっぱり仕事の休憩時間とかお休みの日に食べに行けるところに色々なエスニック料理屋があるってすごく嬉しいこと。

 

現代社会の暮らしにエスニック飯屋は不可欠でしょうやっぱり。

と、私は強く思います。

 

それにしても日本の外食の値段の相場ってやっぱり欧米諸国に比べるといまだに安価ですよね。

同じようなものを北米やヨーロッパで外食したら三倍くらいするんではないかな。

もっとかも。

 

 

個人的にはテーブルクロスなレストランより庶民派飯屋が好み


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