食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

誕生日ケーキとAIスロップ

今年はチョコレートアイシング。綺麗に塗るのがなかなか難しい。
夫の誕生ケーキ

誕生日のケーキのご希望は?と聞いても「ん〜、普通の」と言う返事しか来ないんですけど、大人だし、焼かない年もあるので、作れるだけマシであろう、というプレッシャーのほぼない誕生日ケーキです。

 

去年はキッチン完成後(まだ実は未完ですけども料理は作れると言う意味で)オーブンもまだ新しい時に焼いたのでした。

 

チョコレートケーキとかウケがよかろうと思って聞くと、ん〜、チョコレートはいらないや、みたいな返事がくるので、なぜ?チョコって人気フレイバーじゃないの?と思いつつ、去年はチョコレートじゃないアイシングを作った記憶がありますが、はてさてどこで見つけたレシピで作ったのやら記録も記憶もない。

 

と言う次第で、今年は面倒なので、ケーキそのもののレシピに添えてあるチョコレートアイシングをそのまま作りました。

 

去年のブログにも書いたような気がするんですが、見つけられないんですよね。

なんでだろう。

 

味は美味しいのですが、見てくれはコレーションの技のない素人作ですので、別になんてことない茶色い丸いものです。

二段がさね

レシピは、YouTubeや最近はNYTの料理欄などで活躍中のNisha Vorraさんのクックブックに載ってる、Celebration Cakeです。

rainbowplantlife.com砂糖とオレンジゼストを指でじっくり混ぜ合わせる(面倒臭い)んですが、これがすごく良い香りが立つんです。

 

AI slop

AIで作った写真やビデオ、文章などの失敗作を見かけることが増えました。

粗悪なAIコンテンツを大量生産してSNSの機能などを悪用してお金を儲けようなんていう輩も出没しているとか。

 

slopとは元々は残飯やゴミなど、あんまり良いものではないものを指す言葉なので、AI slopと聞いたらすぐに、貶してるのは伝わるのですが、念の為にと語義をググったら、なんとMiriam-Websterの筆頭に、AIによって通常大量に生成されたデジタルの低質なコンテントを指す、とありました。

 

だからもうAIってつけなくてslopのみでそう言う意味合いになるんですね。

www.merriam-webster.com

このAI slop、食べ物屋さんのメニューやポスターなどでも多く観られるようです。

この記事の最後の方には日本の横浜付近のカフェらしき店内のポスターも登場しています。

mashable.com

昨今はソーシャルメディアでもAI生成されたものを目にしたくない利用者向けに、AI画像を避ける選択ができるようにしているプラットフォームが登場しているし、リンクトインではAI slopを通報できるボタンが登場し、実際に利用されているそうです。

 

上の記事に載っているような明かに気持ち悪いしヘンテコなイメージは、出来上がった時点でそれを使わない、と言う判断もできるのでは?と思いますが、安価とはいえお金と時間をかけて制作したものは使うしかない、ということなんでしょうか?

 

記事には小規模ビジネスは経営が苦しいから、みたいなことが書いてあります。

 

ここまでヘンテコなのは置いといても、最近かなりネットで急増しているAIで出力したコンテンツ。

 

多くは不自然だったり嘘くさかったり、漢字の変換ミスの枠を超えた間違いなど、人間がやってたら出てこないようなミスだったり、、とにかくあまり質が良いとは思えないと感じます。

 

人間の写真家やイラストレーター、ビデオグラファーたちの仕事を奪うから、という理由を持ち出す以前の問題で、「画風」というかなんというか、あんまり好感を感じないんですよ。

 

上出来で、AIだとは思いも寄らないものもあるのかもしれませんけども、現時点では割とすぐに違和感を感じるレベルのものが多いですよね。

 

20年くらい前にデジタルカメラがぐんぐんと普及し始めた頃に、知り合いのアーティストが言っていたんですが「今はフィルムにまだ及ばないとかなんとか言う人が多いけど、そのうちにディジタルで再現された写真がフィルム写真よりも増えて一般化していくから、人々はディジタルの質とフィルムの質の違いに気がつけないようになる」

 

同じ理屈で言えば、そのうち人々はAIで生成されたイメージと人間が撮影したり描いたりしたイメージとの違いがわからなくなってしまうものだろうか?

 

「失敗していない」AIイメージを活用した広告はたくさん出回っていて、Duolingoの広告なんかAIだらけです。

DuolingoやってるからAI広告をみるのが嫌だと感じるようになったのかもしれません。

Duolingo自体もAIですから、たまに夫がやってる日本語が耳に入ってきて、イントネーションが間違ってる、漢字の読みを間違ってる、っていうことがあるので、これは自分がやってる中国語やフランス語にもその手の間違いが紛れ込んでる可能性は0じゃない、と思ってます。

 

広告AIのリアリスティックな初老の紳士とかおばあさんとか、なんでAIだと分かるのかなあ?とじっくり眺めてみるんですが、分かるんですよ。

 

本物の人間は左右対称じゃないし、動き方も繰り返しじゃないし。

 

あと、やっぱりAIイメージを生成する際にコマンドを入れるのは人間なので、人間の想像力を超えたものは出てこないわけです。

 

Duolingoの広告でしか見かけたことがない調理器具ブランドですが「日本の」フライパンやナイフを手に、調理人の格好をしたアジア系の男性が笑顔で登場するものがありますが、アメリカ人が思いえがく日本人男性なんでしょうけど、とにかく不自然。

日本人には見えない。

 

ユーチューブも最近はAIを使ってるコンテンツがかなり増えてるようです。

 

日本語のビデオをクリックしてみたら、AIがスクリプトを読んでるらしくて漢字の読み方を間違えまくってるものだったことが結構あります。

 

インド料理のビデオをあげていらっしゃる日本人の方のレシピチャンネル、最初のうちは字幕で説明をされていて、ああ、声を公開したくないのかな?まあね、恥ずかしいとか読み間違えちゃうとか、色々あるもんね、と思っていたのが、ある時からAIで朗読させてるようで、文字を読みながら見るよりは楽かもしれないけど、その音声があんまりにもあんまりで、せっかく面白いレシピを紹介してくれてるのに勿体無いなあと思うのです。

 

と、思っていたら、オンラインのレシピの世界にもAI slopがかなり入り込んでいるとか。

 

そういえば、これは流石に無理なのでは?っていうレシピを目にしたことも何度かありました。

そうか、あれはAIだったのか。

 

たまにソーシャルメディアで目にする冗談で、仕事でメールを打っている人が、「AI 機能助かるよ、この短いリストから饒舌な文章のパラグラフを書き上げちゃうんだから」と言いながら送信し、それを受け取った側も、「AI 機能様さまだ、この長ったらしい文章を一発で簡潔なリストに書き換えてくれるんだから」と言うようなものがあります。

 

AIは使えるとか、使いこなせるようにならないと将来おいていかれるとか、色々言う人はいますけど、どうなんでしょうね。

 

とりあえず身近なところで、SNSは疑ってみよう、ってことでしょうね。

 

グーグルのAI要約も無視してそれぞれのサイトをクリックするとか


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